霧の中の帰阪、JAL3007便は伊丹へと飛ぶのか?【NY旅行記⑬2016.11】
霧の中の成田空港。果たして飛行機は伊丹へ飛ぶのか!?
移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
JAL5便ファーストクラスを堪能し、成田空港へと帰着しました♪この後は自宅のある大阪へと帰ります!
しかし、この日はあいにくの悪天候。霧の影響で成田発着便に大幅な影響が出ていました。
果たしてYujiは無事に大阪へと帰れるのか!?
[ad#ad-1]
目次
成田空港の国内線サクララウンジ
入国審査・税関を抜け国内線エリアへとやってきました!時刻は17:00過ぎ、伊丹への直行便はJAL3007便、18:20発の便です。出発まで1時間ちょっとしかありません。
この時間帯は、新千歳空港行JAL3049便(18:55発)・中部国際空港行JAL3087便(18:30発)・伊丹空港行JAL3007便(18:20発)・福岡空港行JAL3057便(18:40発)と国際線からの乗り継ぎ便が多く設定されており、国内線ラウンジも最も混雑しています。
入り口近くのカウンターで暫く溜まったメール諸々を返信しながら待ちます。
この段階では、まだフライトスケジュールに遅れなどはありませんでした。
刻一刻と変わる出発予定時刻
ラウンジを後にする頃に「搭乗が遅れる見込みです」というアナウンスを聞きながら搭乗口へと進みます。
成田空港は昨年国内線搭乗口が一新されてから搭乗ゲートまでの距離が少し伸びてますので早めの移動が必須です。
搭乗口に到着した際には出発時刻が10分遅れの18:30へと変更になっていました。そして実際の搭乗が始まったのは18:40。
飛行機に向かって歩くと・・・あれ?さっき降りた飛行機じゃん!
大阪までのフライトも「JA742J」が相手をしてくれるようです。
先ほどまで座っていた「1A」に着席し、出発を待ちます。しかし、搭乗後も成田空港混雑のため出発の許可待ち。
この辺りから雲行きがどんどん怪しくなっていきます。
Yuji
伊丹空港は騒音防止の観点から運用時間に厳格で朝7:00~夜は21:00までしか離発着が出来ず、飛行機の到着が遅れた場合有無を言わさず欠航・他空港へ代替着陸させられることで有名です。
成田~伊丹の所要時間が約1時間。時刻はすでに19:00。機長からの報告で19:30までに駐機場を出発できないと伊丹空港に着陸できないという最後通告がアナウンスされると客室内も少しざわつきます。
駐機場を動き出したのが19:30。ギリギリの出発です。
アナウンスが入ってから暫くが経過し、駐機場を動き出したのは19:30。本当にギリギリのスタートです。
客室乗務員の皆さんもハラハラしている様子でした。
伊丹空港に降りられるかどうかの瀬戸際ですので、ヒヤヒヤするのは私も一緒です。
前を走るのは中部国際空港(セントレア)行のJL3087便、よく見るとドラえもんジェットのようです。
やっぱり夜の空港のランプはきれいですね♪伊丹へ行けるか行けないのかの瀬戸際なのにそんな事しか考えてない私は本当にお気楽なやつです。
何とか滑走路の端にやってきました!ここまでくればもう安心!離陸して大阪に向かうだけ!
え?時刻ですか?
只今20:30です。
成田から伊丹までは約1時間。もう間に合いません。
この飛行機は何処へ向かうのか?
離陸直後にアナウンスが入りました。
「本日は成田空港霧による発着機混雑により伊丹空港運用時間までに到着することが出来ません。そのため、この飛行機は関西空港へ着陸することが決定しました。」
放送している乗務員の申し訳なさそうな声が突き刺さります。
残念ですが、仕方がありません。関西空港から自宅へと帰宅する事にします。
Yuji2度目のダイバート(目的地外着陸)。そして運航打ち切りを経験する事となりました。
やはり機内では色々と注文を付ける人も多くいますが、こんな時はアレコレ言っても仕方がありません。怒った所で伊丹に降りれる訳ではありませんので諦めて次のベストプランを練る事が重要です。
今回は関西空港からJRで自宅に帰宅する事にしました。
自宅への到着は2時間ほど遅れましたが、無事に到着しひと段落。最後の最後までネタを提供してくれて本当にありがとう(笑)
いい経験をさせて貰うことが出来ました。
実際目的地変更(ダイバート)が発生した際はどのような対応になるのか?
実際JALで目的地変更(ダイバート)が発生した時はどのような取り扱いになるのでしょうか?
こちらはJALの公式HPQ&Aに掲載されていましたので引用します。
◆別の空港に到着した場合
JALグループの代替便、または他輸送機関で目的地までの振り替え手段をご案内いたします。
他輸送機関での振替の場合は、目的地までの地上交通費を負担いたします。
JAL公式HPQ&Aより
別の空港に着陸した場合、地上交通への振り替えを含めた対応を検討してくれるとの事。
今回も関西空港到着後地上係員より「伊丹までの交通費として一人2000円を配布する。」とのアナウンスがありました。
関西空港=伊丹空港の連絡バスの切符が配布されるかな?と思ったのですが、搭乗者全員が伊丹空港が最終目的地に向かうのではありませんのでJAL側も現金での配布という形式を取ったと思われます。(関空=伊丹の連絡バス運賃が¥1.950-)
イレギュラー時はその場その時の対応がなされると思いますのでスタッフの対応策に耳を傾けて自分のベストプランを見つけつ事が重要だと思います。
[ad#ad-1]
色々な出来事満載だった旅行もこれで終了♪
アニバーサリーに合わせて出かけてきましたニューヨークファーストクラスの旅もこれにて終了!
本当に素晴らしい思い出に残る旅を満喫させてもらいました♪
2016.11のJAL国際線ファーストクラスで行くニューヨーク旅行記もこれにて完結です。