JALボーイング787-9に新座席!「JAL SKY SUITE Ⅲ」導入へ
ボーイング777-200ERと同型シートが787にお目見え
移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
この度JALよりボーイング787-9の新シート仕様機材の発表が行われました。
7月31日より成田=クアラルンプール線において就航し、順次路線拡大を計画しているそうです。
今回発表の新シート、どのようなものか見ていきましょう!
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新仕様はビジネスクラスに「JAL SKY SUITE Ⅲ」を採用!
新仕様のシートには、ボーイング777-200ER(SS2)の新シート「JAL SKY SUITE Ⅲ」が導入されることになりました。
JALでもヘリンボーンシートを利用する機材が2機種に増える事になります。
SS2導入したての頃に搭乗してきましたが、個人的には圧迫感がぬぐえなかったシートです。
SS2に搭乗した際の搭乗記はこちら↓
[blogcard url=”https://airflightlog.com/ss2-business-class/”]この時「D席がおすすめ」と書きましたが、それ以降SS2に搭乗する機会でD席を確保する事が出来なくなってしまいました(苦笑)
テーブルなどの仕様で気になる点もありましたが、その点は解消されているのかが導入前から気になるところです。
SS9とSS9Ⅱの違いはどのくらいあるのか?
私も皆さんも一番気になるところ、「シートスペックはどの程度変わるか?」という点です。
JALHPより引用したものを一覧にしてまとめてみました。
シート幅 | ベッド幅 | ベッド長 | モニター | |
現仕様(SS9) | 約52センチ | 約65センチ | 約188センチ | 23インチ |
新仕様(SS9Ⅱ) | 約51センチ | 約53センチ | 約198センチ | 17インチ |
一覧にしたのはまずかったかな…(汗)
Yuji
残念な事に座席スペックは新仕様の方が劣るようです。
特にベッド幅の10センチとモニターサイズの6インチは大きくグレードダウンだなぁ…と感じますね。
詰め込み仕様になった分ビジネスクラスの座席数は8席増の52席へと変更となっています。
座席数が増えるという事は、満席で乗れないという取りこぼしを少しでも拾えるという利点はありそうです。
JAL SKY SUITE Ⅲでも個室感はしっかりしている分ビジネスパーソンには受け入れられるでしょう。
また、夫婦やカップルでの旅行でも中央席のパーティションを開ければ会話を楽しめますので、無茶苦茶悪い席ではない事を付け加えておきます。
なお、プレミアムエコノミー・エコノミー席はSS9同様の「JALスカイプレミアム」・「JALスカイワイダー」が導入されていますので座席数・仕様の変更はありません。
初就航は7月下旬、クアラルンプール線!今後の導入は…?
新仕様機材の初就航は7月31日、成田=クアラルンプール線と発表されています。
JAL723便成田11:20発⇒クアラルンプール17:45着
JAL724便クアラルンプール22:50発⇒成田07:05着(翌日)
新仕様SS9Ⅱでの運航は毎週火曜日を除く毎日です。火曜日は現仕様のSS9での運航となります。
また、新仕様SS9Ⅱは火曜日のみ成田=大連線へと導入されます。
JAL827便成田09:30発⇒大連11:45着
JAL828便大連13:00発⇒成田16:55着
現時点では新仕様の787-9が1機材のみしかありませんので点検や検査で離脱する時は他の機材を利用して代用すると思いますが、今後同じ仕様の機材が増えていくと、アジア路線に集中投入でしょうね。
現在SKY SUITE仕様で運行されている路線は、ボストン・フランクフルト・ヘルシンキ・ジャカルタ・シドニー・北京・広州・ダラス・パリ・モスクワ・デリー・ハノイ・大連・ホノルルの計14都市。
SKY SUITE仕様機材を欧州・北米路線等の長距離路線をメインに活用していく事を考えると、ジャカルタ・北京・広州・デリー・ハノイ辺りが怪しいかもしれません。後はSS2が多く運行されているホノルル線は可能性大ですね。
浮いた機材で北米線の新規就航が生まれればそれで面白いのですが、妄想の域ですのでこれ以上は公式発表がでるまで待っておきたいと思います。
[ad#ad-1]まとめ:新仕様のシート体験記にご期待を!
今回は、新たに発表されたボーイング787-9の新仕様シートについてご紹介しました。
この発表ガッカリした部分が大きかったのですが、新仕様シートもモデルチェンジが行われて改善されている部分が生まれていると思います。
JALファンであるYujiも早い時期に搭乗して搭乗記をお伝えできればと思います!
ご期待ください!