移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
2018年10月、愛知県の空の玄関口「中部国際空港(セントレア)」に新たな複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」がオープンしました。
ボーイング787の初号機が展示された施設の中に体験型アトラクションと、レストラン・ショップが並んでいます。
今回は有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」の写真と現地の雰囲気を紹介していきます。
有料エリア「FLIGHT PARK」で間近にみるB787初号機は圧巻!
FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)一番の目玉は、ボーイング787試験飛行機!
2011年から商業運航が開始され、国内・海外の様々な航空会社が各地へと運航している機材なので皆さんもどこかで搭乗したことがあるのではないでしょうか?
現在も各地で運航されている機材をここまで間近で見る事が出来る機会はめったにないので、お子さんから我々飛行機マニアまで楽しむことが出来るのではないでしょうか?
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羽田空港等で開催されている工場見学では、参加者の安全確保の観点から出来ない機材の真下からの見学も「FLIGHT PARK」では可能になっています。
このようにうエンジンも真下から、そして横から眺める事もOK!B787独特のエンジン後部の波型デザインが伸ばせば届きそうな近場で見る事も出来ます♪
初号機の後ろに回ると…
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ボーイング787の愛称でもある「DREAM LINER(ドリームライナー)」や登録番号(N787BA)のペイントはもちろん、ボーイング仕様の787とペイントされた垂直尾翼も観ることが出来ます♪
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マニア目線で見るべき場所はこの足回り♪
この巨大な機体を支える車輪はの大きさ、分厚さ、そして着陸時の勢いを擦れているタイヤの溝などで感じてみてはいかがでしょうか?
「FLIGHT PARK」では、試作機(ZA0001)のコックピットを見学する事も可能!
コックピットエリアの混雑を避けるため、係員が入場の案内をしていますのでその指示に従いましょう。平日に訪れた時には15分前後で案内されました。
コックピットの電源はしっかりと入っており、アクリル板越しですが実際のB787のコックピットが眺められることが出来ます。
客室側には、この試作初号機を中部国際空港まで操縦してきたパイロットの言葉「この飛行機は素晴らしい役割を果たし、今ここに帰ってきました」が掲示されています。
ボーイング787の主翼や主要部品が日本、特に中部エリアの工場で生産されているため、パイロットの~帰ってきた~という言葉に繋がり、今回の試作初号機のセントレア寄贈が実現したのでしょう。
現在もボーイング787の大型部府品を運ぶために、中部国際空港(セントレア)には「DREAM LIFTER(ドリームリフター)」という大型輸送機が飛来しています。
この機材が日本で見られるのは、中部国際空港のみ。飛来時には、FLIGHT OF DREAMSの北側の駐機場にいる事が多いので是非入場前・帰宅時には探してみてはいかがでしょうか?
有料エリア「FLIGHT PARK」では様々な体験型アトラクションも!
有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」では、前述した787試作初号機のコックピット見学を含めた9つの体験型コンテンツが用意されています。
こちらではすべてのコンテンツを一気に紹介します。
1.フライト ウィズ 787 ドリームライナー(要 整理券)
新千歳空港や福岡空港のJAL国内線JMBダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場のエントランスに設置された「空書」を作成した’teamLab(チームラボ)’が送る館内全体を利用した映像と音のショー。
有料エリア「フライトパーク」だけでなく、シアトルテラス部分も含めた屋内全体を利用した映像ショーとなっています。
整理券を貰って、指定時間になると4階へ行くことが出来、ショー全体を一番いい場所から楽しむことが出来ます。
Yujiが行った日は整理券が終了していたため、3階からの写真で代用…
787を含めた映像ショーを4階の特別デッキから見学出来るのは壮観です。
ただし、4階までは階段アクセスオンリーなので注意が必要です。
2.ボーイングファクトリー
シアトルにあるボーイングの飛行機組立工場「エバレット工場」の組み立て工程を映像で見学する事が出来るコンテンツ。
愛知県の工場をはじめとした世界各地から集められた飛行機部品が順番に組み立てられて飛行機になるまでの行程を簡単に紹介しています。
CGをふんだんに使うだけでなく、エバレット工場での組立工程の写真が出てきたりとさながら工場見学のような雰囲気を味わう事が出来ます。
3.奏でる紙ヒコーキ場
自身で紙飛行機を作成して、光のゲート空間に飛ばすコンテンツ。
まずは自分で紙飛行機を折る所からスタートです。
コンテンツブースには、紙飛行機用の専用用紙(A4)が用意されており、自身で思い思いの紙飛行機を折っていきます。
紙ヒコーキが完成したら、紙飛行機を飛ばす専用のブースへと移動。
紙飛行機が光に当たると、色が変わったり音を奏でるような仕組みになっています。
4.お絵描きヒコーキ
専用の紙に書いたオリジナル飛行機をドーム型の空間で飛ばすことが出来るコーナー。
自分の描いた飛行機を専用タブレットを使って自由自在に操縦出来るようになっています。
この日も子供たちが思い思いの飛行機をデザインして自身の飛行機を飛ばしていました。
5.エアラインスタジオ
架空の世界で航空会社の仕事を体験できるコンテンツ。
客室乗務員だけでなく、地上係員などの仕事も体験できるだけでなく自分の描いたキャラクターがお客様として登場するコンテンツになっています。
本物の制服を着て、疑似体験が出来る事もあり子供たちだけでなく周りで見ている大人も楽しんでいる様子でした。
6.ZA001コックピット
先ほど紹介したので省略。
マニアだけでなく一般の方も気になるコックピットの様子を見学出来るコンテンツです。
7.歩いて集める飛行機図鑑
専用のスマホアプリを利用して、ボーイング787の周りから飛行機パーツや図鑑をあつめるコンテンツ。
コンプリートはマニア心をくすぐられる作りですねw
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入場前/後にスマホで専用のアプリを導入して自身のスマホで利用できるようになります。
自分のスマホにインストール出来るので、自宅に帰ってもこのアプリの閲覧は可能なので飛行機図鑑を持ち帰れます。
博物館のガイドブック代わりになるのではないのでしょうか?
8.シアトル航空博物館ワークショップ
シアトル航空博物館の教育プログラムを土日不定期で開催しているそうです。
残念ながら平日なので開催はされていませんでしたが、航空分野に関するワークショップをやっているそうです。
参加には別途材料費がかかる場合もあるので、確認が必要です。
9.787シミュレーター(要予約)
羽田空港の近く「穴森稲荷」にあるフライトシミュレーター体験が出来る店舗「LUXURY FLIGHT」がセントレア2号店をオープン!
セントレア2号店では、ボーイング787のフライトシミュレーターが利用できます♪
こちらの体験は有料ですが、かなりの人気コンテンツとなっているそうです!
10月はほとんど満席、11月もかなり混雑してきているそうです。
現地のスタッフの方曰く、メールよりも電話予約して貰う方が予約時間の前後空枠などを直接伝えられるので予約が取れやすいとの事でした!
また、当日の無料体験(15分)もあるので是非そちらに賭けて抽選番号を貰うのも良いかもしれません。
有料エリア「FLIGHT PARK」に行ってみて…
今回「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」の有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」に行ってみて、あくまで子供向けメインに作られているように感じました。
マニア視点で考えると、一度入場したら「もう良いかな~」という印象です。
小学生くらいまでのお子さんがいらっしゃる方々はお子さんが体験できる所が多々あるのでしっかりと遊べると思います♪
ただし、映像ショーがされている間は照明が暗くなるので足元に十分注意です。
なお、有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」にはトイレがありません!!
一度有料エリアから退出して、トイレに行かないといけないのは厳しいですね…また、再入場には手にスタンプを押して退出する必要があります。
有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」のアクセス・料金は?
今回紹介した「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」は中部国際空港(セントレア)のターミナルとは別の場所に出来ました。
名古屋鉄道(名鉄)で中部国際空港へと到着した場合、改札口から向かって左側(ターミナルとは逆の方向)へと進みます。
動く歩道がありますが、それなりの距離を移動する必要があるので、小さなお子さん連れの方は大変かもしれません(汗)
有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」の営業時間は10:00~17:00(最終入場は16:30)、毎週土曜日のみ10:00~19:00(最終入場は18:30)です。
入館料は、大人(中学生以上)1200円、子供(3歳~小学6年生)800円です。
前売り券は、「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」の専用ホームページにて入場前日まで販売し、当日券は現地チケットカウンターにて販売してます。
また中部国際空港(セントレア)発着のJAL便に搭乗する方は、搭乗日の前日・当日・翌日フライトパークの入場料金が半額になるキャンペーンを実施中!(大人:600円・子供400円)
キャンペーン利用時はeチケットのお客様控えor搭乗券をチケットカウンターを提示する事が必要です。
対象期間は2020年2月1日~3月31日です。
是非JALのフライト前iorフライト後にフライトパークを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ:有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」も一度は行ってみるべし
今回は、中部国際空港(セントレア)にオープンした「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」の有料エリア「FLIGHT PARK(フライトパーク)」の中を紹介しました。
子供連れの方々には大いに楽しむことが出来るエリアで、是非お子さん連れで楽しんでほしいと思うようなエリアに仕上がっていましたね♪
無料エリアは更に面白い所が多々ありますので、次回そちらも紹介していきたいと思います!