移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
今回ご紹介するのは、憧れのアメリカ・ロサンゼルスを訪れる際の『JALビジネスクラス』についての徹底比較レビューです。
突然ですが、あなたがロサンゼルスへの旅行や出張を計画しているとしましょう。
「日本からロサンゼルスへ向かうなら、羽田発が快適?それとも成田?はたまた関空?」
航空会社は決めていても、出発地の選択肢が複数あると迷いますよね。特に、ラグジュアリーな旅を重視する読者の皆さんにとって、この選択は単にフライト時間や利便性だけでなく、シートの快適性や機内サービス、ラウンジ体験にも大きな影響を及ぼします。
同じ日本航空の翼でも東京(羽田・成田)発と関空発では、意外にもサービスの内容や快適性に差が存在します。
これからJALビジネスクラスでロサンゼルスへ飛ぶ計画を立てるあなたに、単なるスペック情報ではなく、リアルなレビューをお届けします。
今回の記事では、座席の快適性や機内食、ラウンジなどを深掘りし、「どの空港発の便を選ぶと本当に満足できるのか?」を明確に解説します。
ワクワクする旅の準備を整えながら、あなた自身がまるでビジネスクラスの座席にいるようなリアルな感覚を感じてもらえるよう、情景や細かな感覚まで徹底的に描写していきます。
では、詳しく見ていきましょう。
- 1 JALアメリカ・ロサンゼルス直行便は羽田・成田・関空から1日各1便!(JAL15/JAL16/JAL60/JAL61/JAL62/JAL69)
- 2 【徹底比較|羽田・成田発 vs 関空発のビジネスクラス座席の快適性】
- 3 【JALロサンゼルス線ビジネスクラス機内サービスの魅力|極上の機内食「BEDD」と充実アメニティ】
- 4 【出発前のラウンジ利用:羽田・成田の「JALサクララウンジ」とロサンゼルス「oneworld Lounge」体験レビュー】
- 5 最高のサービス「ファーストクラス」でロサンゼルスへのフライトはいかが?
- 6 【渡航最新情報とまとめ|ロサンゼルス入国手続き(ESTA)や注意点を解説】
- 7 【まとめ|羽田・成田・関空発JALビジネスクラスのベストチョイスは?】
JALアメリカ・ロサンゼルス直行便は羽田・成田・関空から1日各1便!(JAL15/JAL16/JAL60/JAL61/JAL62/JAL69)
アメリカ・ロサンゼルスへJAL直行便が飛んでいる空港は2025年5月現在羽田空港・成田空港・関西空港の3か所より発着しています。
同じ『JALの翼』でも、発着空港が違うだけで搭乗体験や快適性に意外なほど違いが出てきます。今回はまず、それぞれの空港発着便のフライトスケジュールや使用機材について詳しく掘り下げていきましょう。
【羽田空港(HND)発着便】
JL16(B777-300ER/SS7) 毎日運航 ※6/30~A350-1000にて運航
羽田(HND)17:00発→ロサンゼルス(LAX)10:55着
JL15(B777-300ER/SS7) 毎日運航 ※6/30~A350-1000にて運航
ロサンゼルス(LAX)13:30発→羽田(HND)17:25(翌日)着
羽田空港からロサンゼルス(LAX)へのJAL直行便は毎日運航されています。
羽田発着の便なら仕事を午前中に終えて余裕をもって空港に向かい、出国手続きを終えてからラウンジで寛ぎつつ搭乗できるからです。
羽田発着便に運用されている『777-300ER』は、ビジネスクラスが全席フルフラットの『Sky Suite』仕様。広々とした座席空間に個別のプライベート感が確保されているため、長時間フライトも快適そのものです。私が実際に搭乗した際も、フライト中にしっかり睡眠を取ることができ、ロサンゼルス到着後の疲労感がまったく違いましたね。
また6/30以降は最新機材A350-1000にて運航されます!最新技術と上質なサービスの融合であり、「究極のビジネスクラス体験」を追求した機材なので導入が楽しみです♪
【成田空港(NRT)発着便】
JL62(B787-9/SS9) 毎日運航
成田(NRT)17:20発→ロサンゼルス(LAX)11:05着
JL61(B787-9/SS9) 毎日運航
ロサンゼルス(LAX)13:05発→成田(NRT)16:40(翌日)着
成田空港からロサンゼルへのJAL直行便は毎日運航されています。
成田発の『787-9』はJALの主力機材の一つで、フルフラットシートの一つ『Sky Suite Ⅲ』と呼ばれる座席が特徴です。座席配列はヘリンボーン(斜め向き)で全席通路に面しているため、隣の乗客を気にすることなく、静かで快適な空間を確保できます。機内環境も最新鋭機だけあって、湿度や気圧が調整され、羽田便とはまた異なる快適さがあります。実際に乗った感覚としても、機内での居心地は抜群です。
【関西国際空港(KIX)発着便】
JL60(B787-9/SS9Ⅱ) 月・水・木・土・日曜運航(7/18以降毎日運航)
関空(KIX)17:55発→ロサンゼルス(LAX)12:05着
JL69(B787-9/SS9Ⅱ) 月・水・木・土・日曜運航(7/18以降毎日運航)
ロサンゼルス(LAX)14:25発→関空(KIX)18:45(翌日)着
一方、関西からのロサンゼルス直行便は7/17までは週5便での運航ですが、7/18以降は毎日運航となります。
関空便も機材は『787-9』を採用しており、座席タイプは成田便と同様の『Sky Suite Ⅲ』です。かつての関空便はシートが古く、ビジネスクラス利用者の評価は芳しくありませんでしたが、2019年以降の機材導入により大幅に改善されています。ただし、サービス面や機内食の細かな部分では成田便・羽田便とはやや差があることも事実。その詳細は後ほどしっかり掘り下げて比較していきますね。
【まとめ:フライト選択のポイント】
ここまでをまとめると、JALロサンゼルス便を利用する場合、
羽田便は都心から近く、利便性・快適性が高い(777-300ERの安定したサービスに待望の最新機材A350-1000の導入が秒読み)。
成田便は主力機材787-9で、快適性と静かな機内環境が魅力。
関空便も主力機材787-9を採用していますが、7/17まで便数が限られている点や一部のサービス面において差が出る可能性がある。
こういった違いを考慮し、自分の旅行スタイルや居住地に合わせて最適な便を選ぶ必要があります。
スケジュール情報は予告なしに変更される場合があります。最新情報・運行情報は日本航空 公式サイトにて確認を!
羽田・成田・関空発ともに日本は夕刻に出発、ロサンゼルスはお昼過ぎに出発するダイヤが組まれています。日本発の飛行時間は約10時間、ロサンゼルス発の飛行時間は約11時間~12時間です。
JAL便には、アメリカン航空(AA8408/AA8407/AA8439/AA8414)とマレーシア航空(MH9114/MH9113MH9171/MH9172)、ラタム航空(LA7456/LA7455/LA7461/LA7462)、アラスカ航空(AS7310/AS7311/AS7316/AS7317/AS7318/AS7319)とのコードシェアが組まれています。
アメリカでは、アメリカン航空がワンワールドアライアンスに加盟しています。
アメリカン航空でも成田・羽田=ロサンゼルス間を1日1便ずつ運航しており、JALとのコードシェアをしています。
JAL7016(AA170) 羽田 11:55 ⇒ ロサンゼルス 06:00
JAL7018( AA26 ) 羽田 19:45 ⇒ ロサンゼルス 13:50
JAL7015(AA169) ロサンゼルス 00:40 ⇒ 羽田 04:45(翌日)
JAL7017( AA27 ) ロサンゼルス 10:10 ⇒ 羽田 14:20(翌日)
※アメリカン航空による運航便/空港・機内サービスはアメリカン航空基準
ロサンゼルスからは、アラスカ航空、アメリカン航空、ジェットブルー航空、ラタム航空の4社にコードシェアを行っておりロサンゼルスより先のの乗継に対応しています。
アラスカ航空
サンタローザ
ニューアーク
ソルトレークシティ
マンモスレイクス
ヘイリーサンバレー
モントレー
ボストン
メドフォード
アメリカン航空
アルバカーキ
オースチン
サクラメント
サンノゼ
シアトル
セントルイス
デンバー
ヒューストン
ポートランド
マイアミ
ラスベガス
ツートン
エルパソ
オマハ
サンディエゴ
サンフランシスコ
ジャクソン
ダラス
オクラホマシティ
サンアントニオ
サンパウロ
シカゴ
ソルトレークシティ
サンパウロ
フェニックス
ボストン
メキシコシティ
リノ
ナッシュビル
ジョン・エフ・ケネディ
フレズノ
ホノルル
ユージーン
ワシントン
ワシントン(ダレス)
ジェットブルー航空
オースチン
バッファロー
フォートローダーデール
ラタム航空
サンディアゴ
リマ
ロサンゼルス国際空港からアメリカン航空に乗り継ぐ場合、ターミナル間連絡通路を通り直接第4ターミナルへと移動する事が出来る様になり利便性が向上しています。
羽田・成田=ロサンゼルス線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは6823マイル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で15693マイルが獲得できます。FLY ONポイントは7223 FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。
ファーストクラスで利用すると、フライトマイルは8187マイル(150%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で18830マイルが獲得できます。FLY ONポイントは8587FLY ON ポイント(150%積算の場合)です。
関空=ロサンゼルス線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは7151マイル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で16447マイルが獲得できます。FLY ONポイントは7551 FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。
特典航空券での搭乗を検討している方は、ビジネスクラス特典航空券は基本マイル50,000マイル(片道)~PLUS最大マイル数が421,500マイル、ファーストクラス特典航空券の場合、片道70,000~100,000マイルです。
【徹底比較|羽田・成田発 vs 関空発のビジネスクラス座席の快適性】
さて、ここからがJALビジネスクラスの真骨頂、『座席の比較』に入っていきます。
一言にビジネスクラスといっても、機材や空港ごとに微妙にシートの種類やレイアウト、さらには快適性まで異なることをご存知でしょうか?
特にラグジュアリーな旅を求める読者の皆さんにとっては、座席の細かな違いは決して無視できないポイントのはず。
今回は、実際にJALビジネスクラスを体験しているYujiが、そのリアルな感覚や使い心地を深掘りし、皆さんが最適な選択をできるよう徹底比較します。
【羽田発便(JL16/JL15)B777-300ER『Sky Suite(SS7)』の快適性】
羽田=ロサンゼルス線はボーイング777-300ER(SS7/JAL SKY SUITE)という機材で運航されています。
欧米主要幹線に導入されているこの機材は、「1クラス上の最高品質」をテーマに掲げ、今までにない新しい空を作る「Welcome !New Sky」プロジェクトで生まれた最高品質のシート。
実際に私が搭乗してまず感じたのは、その『空間のゆとり』です。座席配列は1-2-1の完全な全席通路アクセス仕様で、隣の乗客が一切気にならないのが最大の利点。
このシートの最大の特長は、『個室感』と言っても過言ではありません。座席周辺はパーテーションで囲まれ、通路からの視線は完全にシャットアウト。フライトで離陸直後にプライベート空間に包まれた瞬間、まるで『自分専用の空飛ぶ書斎』のように感じました。
なお座席には23インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Vが用意されています。
ファーストクラス・ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、機内Wi-Fiサービスも利用が可能なので到着までの間にビジネス処理を行う事も可能です!
またフルフラットシートへの移行も簡単。座席横の操作パネルをワンタッチするだけで180度完全にフラットになり、寝返りが打てるほど十分な幅と長さがあります。エアウィーヴ製の枕とマットレスが適度な反発力、そして軽くも暖かい掛け布団のおかげで、ロサンゼルス到着まで深い眠りにつくことができるでしょう。まさに『空の上のホテル』といった快適さです。
また、羽田便は6月末以降、最新鋭『A350-1000』への機材変更が予定されています。このA350-1000では『個室感』が更に進化した新シートが導入され、従来のビジネスクラスを超えた、『ファーストクラス級』の空間が体験できることになります。私も今から搭乗を楽しみにしているほど、その進化は見逃せません。
【成田発便(JL62/JL61/JL60/JL69)B787-9『Sky Suite Ⅲ(SS9)』の快適性】
成田・関空=ロサンゼルス線には、「JAL SKY SUITE Ⅲ」が搭載されているB787-9が就航しています。
羽田便と比べるとややコンパクトに感じるかもしれませんが、実際の居心地は驚くほど良好です。
座席のシート幅は約51~52センチ、1-2-1の横4配列で座席を魚の骨のように斜めに配置したヘリンボーン配列で、全席通路アクセスは同様。座った瞬間、通路側の仕切りが絶妙に配置されていることで、プライバシーが高いことを実感します。
787-9の大きな魅力は『静かな機内環境』と『適度な湿度』。離陸後しばらくすると、機内の静音性が非常に高く、エンジン音も控えめで、『空の上』という感覚が薄れていくほどです。さらに、787-9特有の湿度調整機能のおかげで乾燥感が少なく、フライト中ずっと快適に過ごすことができました。
シートをフラットにした際のクッション性も抜群で、ベッド幅は最大約74センチ、ベッド長は最大約198センチです。『Sky Suite Ⅲ』は個人的には、長距離フライトに最適な『快眠シート』だと感じました。羽田便ほどのゆったり感はありませんが、睡眠の質を重視するならこの機材もおすすめです。
座席には17インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Ⅵが用意されています。
ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、国際線機内Wi-Fiサービスも利用が可能。
【結論:座席選択のポイント】
ここまでをまとめると、
羽田発『Sky Suite(SS7)』は最上級の個室感・快適性を誇り、6月末以降は最新『A350-1000』の導入で更にグレードアップ。
成田・関空発『Sky Suite Ⅲ(SS9)』は静音性や睡眠の質を重視する方に最適なシート。
Yujiの視点では、『快適性なら羽田』『睡眠重視なら成田』『関西在住者の利便性なら関空』という結論に至ります。
なお急遽の変更が発生する場合がありますので、予約の際日本航空 国際線航空券にて確認をお願いいたします。
JAL側でも関空線では特別割引運賃を期間限定で設定している事もありますので、値段を抑えたい方にはお勧めです。
【JALロサンゼルス線ビジネスクラス機内サービスの魅力|極上の機内食「BEDD」と充実アメニティ】
JALアメリカ・ロサンゼルス路線のビジネスクラスでは、どのようなサービスになるのでしょうか?
特にラグジュアリーな旅を愛する読者の皆さんにとって、単なる移動手段ではなく『機内での時間』そのものが重要な旅の一部となると考えます。
ロサンゼルス線は約10~12時間の長距離フライトに分類されます。
そのため、サービスは欧米路線やオーストラリア線と同様の長距離線タイプでの提供です。
実際にYujiが体験したJALビジネスクラスの機内サービスの魅力をお送りしていきます。
機内の楽しみの一つ!機内食はBEDDはほぼ最高サービス!アメニティは?
JALビジネスクラスが誇る機内食サービス『BEDD(ベッド)』は、「空の上のレストラン」をコンセプトにした、まさに極上の食体験。
ただし、機内食も羽田・成田発と関空発で大きく違うものが提供されますので十分注意が必要です!
羽田・成田発メニューでは、和食は東京銀座「蓮 三四七」の三科惇氏、洋食はフランス料理「L’Effervescence」の生江史信シェフが監修する献立です。
メインディッシュは離陸後1時間前後で提供されます。
日本時間では丁度いい夕食ですが、ロサンゼルス時間で考えると午前3時位になります。まだ夜も明けきらない時間ですね…
出来れば出発前に仮眠をとって朝食としていただく事をお勧めします。
2022年10月6日以降搭乗分より機内食事前予約専用メニュー「EXPRESS MEAL」が誕生しました!
羽田発ロサンゼルス行JAL16便、成田発ロサンゼルス行JAL62便も対象路線となっています。
2025年3月1日~2025年8月31日出発便のメニューは、麻布飯倉に本店を構える五代目 野田岩の蒲焼をメインにした「うなぎ御膳」です。
専用メニューは国際線出発25時間前までにJAL Webサイトにてサービス申し込みを行う必要があります。
新たに始まったこのサービス、是非利用してみてはいかがでしょうか?
メインの機内食を頂いた後は、「アラカルトメニュー」として希望の時間に好きなものを頂くことが出来ます。
メニューはお茶漬けやサラダ、カレー、麺類やサンドイッチ、フルーツやアイスクリームなどが提供されます。
大食漢のYujiでもさすがに全てを頂く事は出来ないほどのメニューの品ぞろえです♪
アラカルトメニューは、到着前約1時間30分前まで頂くことが可能です。
また、到着前には和食・洋食どちらかの食事が提供されます。
羽田・成田線の和食に関しては、BEDDシェフの一人パリを拠点に活躍する料理プロデューサー「狐野扶実子」さんの監修するフミコの和食が提供されます。
このフミコの和食がめっちゃ美味しい!!私はめっちゃ大好きですw
現地時間で朝食に近い時間に提供されますので、しっかりと頂きロサンゼルスでの滞在に備えましょう!
関空発の機内食は提携ケータリング会社が違うためメニューも大きく違います。
機内食の面からみてもロサンゼルス線は羽田・成田発の方が確実にお勧めです。
逆にロサンゼルス発の機内食は羽田・成田・関空ともに同じものが提供、アラカルトメニューのみ関空線の方が一品程メニューが豊富です。
機内食のメニューは毎月変更されていますので、出発前に公式HP:ビジネスクラスで確認は必須です!
【充実のアメニティキット】
機内では快適に過ごせるために特別アメニティも提供されます。
アメリカ・ロサンゼルス線では、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「HERALBONY」とコラボレーションしたアメニティセットが提供されます。
アメニティの中には歯磨きセット・耳栓・アイマスク・ポケットティッシュ・スマホスタンド等が入っています。
機内で客室乗務員から提供されるか座席に用意されています。機内で使うもよし、ホテルに持ち帰って利用するもよしです!
【出発前のラウンジ利用:羽田・成田の「JALサクララウンジ」とロサンゼルス「oneworld Lounge」体験レビュー】
ビジネスクラスの魅力は座席や機内食だけではありません。
搭乗前に空港ラウンジで過ごす『上質なひととき』こそ、ラグジュアリーな旅を完成させる重要なポイント。
実際に羽田・成田・関空発JALビジネスクラスを利用しているYujiが、それぞれの空港でのラウンジ体験をリアルな感覚でお届けします。
【羽田空港国際線 JALサクララウンジ】
羽田空港国際線のJALサクララウンジは、「これからのラグジュアリーな旅を完璧に演出する空間」と言っても過言ではありません。
ラウンジに足を踏み入れると、まず感じるのはその上質な空気感。洗練されたデザイン、落ち着いた照明、心地よい香り。どこをとっても完璧なリラクゼーション空間が広がっています。
Yujiが特におすすめしたいのが、サクララウンジ名物『JAL特製カレー』。これを食べずして羽田ラウンジを語れません。まろやかで深い味わいのカレーを一口食べた瞬間、「これから特別な旅が始まる」というワクワク感が一気に高まります。
また、羽田サクララウンジにはシャワールームや仮眠スペースも完備されており、長距離フライトに備えて万全のコンディションを整えることが可能です。特にシャワールームは非常に清潔で、搭乗前のリフレッシュに最適でした。
羽田空港のスタッフの対応も非常に丁寧で迅速。まさに「さすがJAL」と感心するレベルのホスピタリティが受けられます。
【成田空港国際線 JALサクララウンジ】
一方、成田空港のJALサクララウンジは羽田よりも少し伝統的な落ち着きを感じさせる空間です。
特にYujiが絶賛したいのは「大きな窓から見る空港風景」、成田のラウンジは窓が大きく取られており、目の前に飛行機が見えるという「旅情を掻き立てられる環境」が整っています。飛行機好きの私にとっては、最高の時間を過ごせる場所でもあります。
成田も羽田同様、シャワールームやリラクゼーションスペースが充実しており、搭乗前のコンディション調整に最適な設備が整っています。
【関西国際空港『KIX Lounge Premium』】
関西国際空港のラウンジ事情は2025年3月に大きく変わりました。
これまでJALが独自に運営していた『サクララウンジ』は閉鎖され、2025年3月27日からは新たに『KIX Lounge Premium』が利用できるようになっています。
『KIX Lounge Premium』は、従来のJALサクララウンジとは異なる「新鮮でモダンな雰囲気」。ラウンジの広さは約800平方メートルと広々としており、ゆったりとした座席配置や、落ち着いたデザインでくつろぎ感は抜群です。
また、フードやドリンクも非常に充実しており、和洋折衷の軽食メニューを中心にバランスよく提供されています。特にワインや日本酒の種類が豊富で、関空発の旅も十分満足できる環境となっています。
ただし、注意したいのは「JALサクララウンジ特有の関西色豊かなメニューの一部は提供されなくなった」ということです。また、シャワールームの設備数も少ないため、時間帯によっては混雑する可能性があります。
総合的に見ると、関西発の旅も十分快適にスタートできますが、従来のJAL専用ラウンジとはサービス面でやや違いがありますので、その点を頭に入れて利用するのが良いでしょう。
【ロサンゼルス国際空港 提携ラウンジ『oneworld Lounge』】
帰国便の出発前に利用するのは、ロサンゼルス国際空港の提携ラウンジ『oneworld Lounge』。こちらはアメリカ西海岸らしく、明るくモダンで開放的な空間です。
提供される飲食は、特にカリフォルニアワインやクラフトビールのセレクションが秀逸で、軽食メニューも豊富。帰国前のひとときを贅沢に彩ってくれます。
シャワールームや快適なリラクゼーションスペースも完備されており、日本への長距離フライト前に最適な環境が整っています。ただ、時間帯によってはやや混雑していることもあり、静かな環境を求める場合は早めに入室するのがポイントですね。
【ラウンジ選択のポイントまとめ】
今回の内容をまとめると、
羽田サクララウンジ:JAL特製カレー、充実した設備とホスピタリティが魅力。ラウンジ体験も完璧な快適性。
成田サクララウンジ:ラウンジからの空港ビューが最大の魅力。開放感あるラウンジ空間と旅情を楽しめる。
関空『KIX Lounge Premium』:新設ラウンジとして広くモダンで快適だが、従来のJALラウンジ特有のメニューやサービスとはやや異なる。
ロサンゼルスoneworld Lounge:カリフォルニアらしいモダンさと豊富なアルコール類が魅力。混雑する時間帯に注意。
あなたの出発空港や旅の目的に応じて、最適なラウンジ体験を選び、搭乗前のひとときを贅沢に過ごしましょう。
最高のサービス「ファーストクラス」でロサンゼルスへのフライトはいかが?
主要幹線である羽田=ロサンゼルス線には「ファーストクラス」が設定されています♪
ファーストクラスでは、プライベートな空間とお客様自身の時間を尊重する最上級のおもてなしが受けられます。
いつも長距離路線はファーストクラスを利用するYujiも、このサービスを初めて受けた時の感動を今でも忘れられません。
機内での最高級のお食事やシートの広さだけでなく、かゆい所に手の届くサービスを受けられるファーストクラスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ロサンゼルス発の場合、ラウンジも「oneworld Lounge」ではなく「Qantas First Lounge」へと案内され、出発前のひと時を楽しむことが出来ます♪
カンタス航空のファーストクラスラウンジは様々あるラウンジの中でもトップクラスですので、ファーストクラス利用時にはラウンジも楽しんでみてください。
【渡航最新情報とまとめ|ロサンゼルス入国手続き(ESTA)や注意点を解説】
【まとめ|羽田・成田・関空発JALビジネスクラスのベストチョイスは?】
今回はロサンゼルス線に投入されていますビジネスクラスとファーストクラスを写真や経験からご紹介しました。
ロサンゼルス便は羽田・成田・関空それぞれ特色があるため、自分の旅の目的やライフスタイル、アクセスの良さを考えて選ぶのがポイントとなります。
今回の記事があなたのロサンゼルスへの旅の計画に役立ちましたら幸いです。
記事でご紹介した内容や最新情報をもとに、ぜひ理想的なJALビジネスクラスの旅を実現してください!
アメリカ・ロサンゼルスへ出かける際の航空券は、日本航空 国際線航空券から購入できます。
なお、アメリカ・ロサンゼルに出かけるときはJALPAKの「アメリカ・カナダ おすすめツアー」で様々なプランが用意されています。
JALPAK公式サイトはこちらから↓