移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
海外旅行に出かける時に、皆さんはどのように航空会社を決めていますか?
絶対日本語が通じる日系航空会社、現地の雰囲気を楽しむための現地の航空会社、ツアーで決めるから何も考えない等様々な考えを持っていると思います。
今回はアメリカ・ロサンゼルス直行便を有するJALのビジネスクラスの座席とサービスを紹介します。
JALアメリカ・ロサンゼルス直行便は成田・関空から1日各1便!(JAL15/JAL16/JAL60/JAL61/JAL62/JAL69)
アメリカ・ロサンゼルスへJAL直行便が飛んでいる空港は2024年4月現在羽田空港・成田空港・関西空港の3か所より発着しています。
まずはフライトスケジュールを確認してみましょう。
[aside type=”sky”]JL16(B777-300ER/SS7) 毎日運航
羽田(HND)17:00発→ロサンゼルス(LAX)11:00着
JL15(B777-300ER/SS7) 毎日運航
ロサンゼルス(LAX)13:30発→羽田(HND)17:25(翌日)着
JL62(B787-9/SS9) 毎日運航
成田(NRT)17:20発→ロサンゼルス(LAX)11:10着
JL61(B787-9/SS9) 毎日運航
ロサンゼルス(LAX)13:05発→成田(NRT)16:40(翌日)着
JL60(B787-9/SS9Ⅱ) 月・水・木・土・日曜運航
関空(KIX)17:45発→ロサンゼルス(LAX)12:05着
JL69(B787-9/SS9Ⅱ) 月・水・木・土・日曜運航
ロサンゼルス(LAX)14:25発→関空(KIX)18:55(翌日)着
[/aside]
羽田・成田・関空発ともに日本は夕刻に出発、ロサンゼルスはお昼過ぎに出発するダイヤが組まれています。日本発の飛行時間は約10時間、ロサンゼルス発の飛行時間は約11時間~12時間です。
JAL便には、アメリカン航空(AA8408/AA8407/AA8439/AA8414)とマレーシア航空(MH9114/MH9113/MH9142/MH9141)、ラン航空(LA7456/LA7455/LA7461/LA7462)とのコードシェアが組まれています。
アメリカでは、アメリカン航空がワンワールドアライアンスに加盟しています。
アメリカン航空でも成田・羽田=ロサンゼルス間を1日1便ずつ運航しており、JALとのコードシェアをしています。
[spcolwrap][spcol2]JAL7016(AA170) 羽田 11:55 ⇒ ロサンゼルス 06:00
JAL7018( AA26 ) 羽田 19:45 ⇒ ロサンゼルス 13:53
[/spcol2][spcol2]JAL7015(AA169) ロサンゼルス 01:20 ⇒ 羽田 04:45(翌日)
JAL7017( AA27 ) ロサンゼルス 10:55 ⇒ 羽田 14:20(翌日)
[/spcol2][/spcolwrap]※アメリカン航空による運航便/空港・機内サービスはアメリカン航空基準
ロサンゼルスからは、アラスカ航空、アメリカン航空、ジェットブルー航空、ラタム航空の4社にコードシェアを行っておりロサンゼルスより先のの乗継に対応しています。
アラスカ航空
[spcolwrap][spcol3]サンタローザ
ニューアーク
ソルトレークシティ
[/spcol3][spcol3]ヘイリーサンバレー
モントレー
ボストン
[/spcol3][spcol3]マンモスレイクス
メドフォード
[/spcol3][/spcolwrap]
アメリカン航空
[spcolwrap][spcol3]アルバカーキ
オースチン
サクラメント
サンノゼ
シアトル
セントルイス
デンバー
ヒューストン
ポートランド
マイアミ
ラスベガス
ツートン
[/spcol3][spcol3]アンカレッジ
オクラホマシティ
サンアントニオ
サンパウロ
シカゴ
ソルトレークシティ
サンパウロ
フェニックス
ボストン
メキシコシティ
リノ
ナッシュビル
[/spcol3][spcol3]エルパソ
オマハ
サンディエゴ
サンフランシスコ
ジャクソン
ダラス
ジョン・エフ・ケネディ
フレズノ
ホノルル
ユージーン
ワシントン
ワシントン(ダレス)
[/spcol3][/spcolwrap]ジェットブルー航空
オースチン
バッファロー
フォートローダーデール
ラタム航空
サンディアゴ
リマ
ロサンゼルス国際空港からアメリカン航空に乗り継ぐ場合、ターミナル間連絡通路を通り直接第4ターミナルへと移動する事が出来る様になり利便性が向上しています。
羽田・成田=ロサンゼルス線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは6823マイル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で15693マイルが獲得できます。FLY ONポイントは7223 FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。
ファーストクラスで利用すると、フライトマイルは8187マイル(150%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で18830マイルが獲得できます。FLY ONポイントは8587FLY ON ポイント(150%積算の場合)です。
関空=ロサンゼルス線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは7151マイル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で16447マイルが獲得できます。FLY ONポイントは7551 FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。
特典航空券での搭乗を検討している方は、ビジネスクラス特典航空券は基本マイル50,000マイル(片道)~PLUS最大マイル数が421,500マイル、ファーストクラス特典航空券の場合、片道70,000~100,000マイルです。
2019年春ダイヤ改正でビジネスクラスの座席は成田・関空発ともにフルフラットシートへ
羽田=ロサンゼルス線はボーイング777-300ER(SS7/JAL SKY SUITE)という機材で運航されています。
欧米主要幹線に導入されているこの機材は、「1クラス上の最高品質」をテーマに掲げ、今までにない新しい空を作る「Welcome !New Sky」プロジェクトで生まれた最高品質のシート。
座席には23インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Vが用意されています。
ファーストクラス・ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、機内Wi-Fiサービスも利用が可能です!
成田=ロサンゼルス線は、ボーイング787-9(SS9/JAL SKY SUITE)という機材で運航されています。
羽田=ロサンゼルス線に投入されているボーイング777-300ER(SS7)と同等の座席シートを設置しており、全席通路アクセス、就寝時はフルフラットベッドになるなどビジネスクラスでは最高峰の設備で、一回り小さいファーストクラスと言っても過言ではありません!
座席には23インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Vが用意されています。
ボーイング787機材ですので、特別エンタテイメントサービス「SKY MANGA」が展開されており機内で電子漫画を読むことも可能です。
ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、国際線機内Wi-Fiサービスも利用が可能です!
関空=ロサンゼルス線は、2019年3月のダイヤ改正までライフラットシート「JAL SHELL FLAT NEO」シートを利用していましたが、今回より「JAL SKY SUITE Ⅲ」が搭載されているB787-9へと機材変更されました。
「JAL SKY SUITEⅢ」は、座席を魚の骨のように斜めに配置した「ヘリンボーンシート」で、完全なフルフラットシートになる座席です。
座席数をギリギリ確保しつつ、フルフラット化、個室感を実現すべく実現したこのシート、好みが分かれるシートとなっています。
座席は1-2-1の横4配列で、シート幅は約51~52センチ、ベッド幅は最大約74センチ、ベッド長は最大約198センチです。
座席には17インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Ⅵが用意されています。
ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、国際線機内Wi-Fiサービスも利用が可能。
写真で見ても判るように成田線・関空線と機材が違うだけで利用できる座席も変わってきます。
関空=ロサンゼルス線の機材が変わったことにより、前回よりは格段にレベルは上がっていますがやはり成田=ロサンゼルス線に軍配が上がります。
時間に余裕があれば、関空発着よりも成田へ一度移動してから、成田発着を利用する事を強くお勧めします。
なお急遽の変更が発生する場合がありますので、予約の際日本航空 国際線航空券にて確認をお願いいたします。
JAL側でも関空線では特別割引運賃を期間限定で設定している事もありますので、値段を抑えたい方にはお勧めです。
JALロサンゼルス線のビジネスクラスはどのようなサービス?
JALアメリカ・ロサンゼルス路線のビジネスクラスでは、どのようなサービスになるのでしょうか?
ロサンゼルス線は約10~12時間の長距離フライトに分類されます。
そのため、サービスは欧米路線やオーストラリア線と同様の長距離線タイプでの提供です。
機内の楽しみの一つ!機内食はBEDDはほぼ最高サービス!アメニティは?
機内食も羽田・成田発と関空発で大きく違うものが提供されますので十分注意が必要です!
東京発メニューでは、和食は東京銀座「蓮 三四七」の三科惇氏、洋食はフランス料理「L’Effervescence」の生江史信シェフが監修する献立です。
メインディッシュは離陸後1時間前後で提供されます。
日本時間では丁度いい夕食ですが、ロサンゼルス時間で考えると午前3時位になります。まだ夜も明けきらない時間ですね…
出来れば出発前に仮眠をとって朝食としていただく事をお勧めします。
[lnvoicel icon=”https://airflightlog.com/wp-content/uploads/2016/10/yuji.jpg” name=”Yuji”]食べないという選択肢はYujiには絶対にありませんw[/lnvoicel][aside type=”lime”]
2022年10月6日以降搭乗分より機内食事前予約専用メニュー「EXPRESS MEAL」が誕生しました!
羽田発ロサンゼルス行JAL16便、成田発ロサンゼルス行JAL62便も対象路線となっています。
2024年6月1日~8月31日出発便のメニューは、麻布飯倉に本店を構える五代目 野田岩の蒲焼をメインにした「うなぎ御膳」です。
専用メニューは国際線出発25時間前までにJAL Webサイトにてサービス申し込みを行う必要があります。
新たに始まったこのサービス、是非利用してみてはいかがでしょうか?
[/aside]
メインの機内食を頂いた後は、「アラカルトメニュー」として希望の時間に好きなものを頂くことが出来ます。
メニューはお茶漬けやサラダ、カレー、麺類やサンドイッチ、フルーツやアイスクリームなどが提供されます。
大食漢のYujiでもさすがに全てを頂く事は出来ないほどのメニューの品ぞろえです♪
アラカルトメニューは、到着前約1時間30分前まで頂くことが可能です。
また、到着前には和食・洋食どちらかの食事が提供されます。
羽田・成田線の和食に関しては、BEDDシェフの一人パリを拠点に活躍する料理プロデューサー「狐野扶実子」さんの監修するフミコの和食が提供されます。
このフミコの和食がめっちゃ美味しい!!私はめっちゃ大好きですw
現地時間で朝食に近い時間に提供されますので、しっかりと頂きロサンゼルスでの滞在に備えましょう!
関空発の機内食は提携ケータリング会社が違うためメニューも大きく違います。
[lnvoicel icon=”https://airflightlog.com/wp-content/uploads/2016/10/835092ac8ecfedf2920ac584dfec3a11.jpg” name=”Yuji]私の口には合いませんでした…[/lnvoicel]機内食の面からみてもロサンゼルス線は羽田・成田発の方が確実にお勧めです。
逆にロサンゼルス発の機内食は羽田・成田・関空ともに同じものが提供、アラカルトメニューのみ関空線の方が一品程メニューが豊富です。
機内食のメニューは毎月変更されていますので、出発前に公式HP:ビジネスクラスで確認は必須です!
機内では快適に過ごせるために特別アメニティも提供されます。
アメリカ・ロサンゼルス線では、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「HERALBONY」とコラボレーションしたアメニティセットが提供されます。
アメニティの中には歯磨きセット・耳栓・アイマスク・ポケットティッシュ・スマホスタンド等が入っています。
機内で客室乗務員から提供されるか座席に用意されています。機内で使うもよし、ホテルに持ち帰って利用するもよしです!
出発前の快適空間は「JALサクララウンジ」「oneworld Lounge」を利用♪
もちろんビジネスクラス利用のお客様には、出発前に各空港のラウンジも利用が可能です!
羽田空港・成田空港・関西空港ではJALが運営する「サクララウンジ」が利用可能です。
夕刻でも早い時間の出発なので成田・関空共にラウンジ内めちゃくちゃな混雑は感じないと思います。
早めに行ってラウンジで仮眠を取れば時差ボケ対策にもなりますね♪
一方ロサンゼルス空港では、ビジネスクラス利用客は「oneworld Los Angeles Lounge」を利用する事になります。
最高のサービス「ファーストクラス」でロサンゼルスへのフライトはいかが?
主要幹線である羽田=ロサンゼルス線には「ファーストクラス」が設定されています♪
ファーストクラスでは、プライベートな空間とお客様自身の時間を尊重する最上級のおもてなしが受けられます。
いつも長距離路線はファーストクラスを利用するYujiも、このサービスを初めて受けた時の感動を今でも忘れられません。
機内での最高級のお食事やシートの広さだけでなく、かゆい所に手の届くサービスを受けられるファーストクラスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ロサンゼルス発の場合、ラウンジも「oneworld Lounge」ではなく「Qantas First Lounge」へと案内され、出発前のひと時を楽しむことが出来ます♪
カンタス航空のファーストクラスラウンジは様々あるラウンジの中でもトップクラスですので、ファーストクラス利用時にはラウンジも楽しんでみてください。
コロナウイルスに伴う出入国対応は?
新型コロナウイルスに伴い国際線の利用が非常に厳しくなっていましたが、アメリカへの出入国はどのようになっているでしょうか?
2024年4月現在、ワクチン接種等の検疫障害はありません。
なお、アメリカ入国には渡航目的に沿ったビザ取得が必要です。観光・短期商用目的では、ESTA(電子渡航認証)が必要となります。
日本への帰国の際には、入国制限はありません。
まとめ:ロサンゼルスへは時間を作っても羽田空港発の便を利用しよう!関空便は…(泣)
今回はロサンゼルス線に投入されていますビジネスクラスとファーストクラスを写真や経験からご紹介しました。
関西在住のYujiとしては、関空線を勧めたかったですが、シート・機内食どちらを取っても成田線に軍配が上がってしまいます。
関西の方も時間に余裕があれば成田からのロサンゼル線に搭乗して快適なフライトを楽しんでください♪
ビジネスクラスのフライトも良いですが、その時は是非ファーストクラスの最上級のおもてなしを!
なお、アメリカ・ロサンゼルに出かけるときはJALPAKの「アメリカ・カナダ おすすめツアー」で様々なプランが用意されています。
JALPAK公式サイトはこちらから↓