移動をこよなく愛する男、トラベルライターのYujiです。
今回ご紹介するのは『JAL羽田=パリ線ビジネスクラス』。JALが誇るフラッグシップ路線の一つであり、世界屈指の観光地パリへの約14時間の長距離フライトを、極上の空間で楽しめることが魅力です。
2025年春、JALのパリ路線は大きな転換期を迎えました。これまでメインで運航していたボーイング777-300ER(SKY SUITE搭載)から、最新鋭機材のエアバスA350-1000が投入されたのです。この新型機は、扉付き個室型の新型ビジネスクラス座席を搭載しており、私自身、登場前から大いに期待していました。
実際に体験してわかったのですが、従来のビジネスクラスでも十分すぎるほど快適だった空の旅が、A350-1000の導入により、さらに驚異的な進化を遂げていました。座席の広さや快適性だけではなく、機内サービスや食事、ラウンジ利用など、あらゆる面で『ラグジュアリー』という言葉がふさわしい体験でした。
もちろん、従来の主力機材777-300ERのビジネスクラス「SKY SUITE」も健在で、その安定したクオリティにも再び感銘を受けました。最新型と定番機材、それぞれがどのように違い、実際の利用シーンでどんな体験が得られるのか――。
本記事では、パリ線に投入されている2つの機材のビジネスクラスを詳しく比較し、実際に体験した視点から深掘りMAXで徹底解説します。特に、旅行経験豊富で質の高い体験を求める皆さんにとって、どちらの機材がより魅力的なのか、リアルで具体的な情報をたっぷりとお届けします。
ぜひ最後までお付き合いいただき、次回のパリ旅行計画の参考にしていただければ幸いです!
JALフランス・パリ直行便は羽田から1日各1便!(JL45/JL46)
フランス・パリシャルルドゴール空港へJAL直行便が飛んでいる空港は2024年4月現在羽田空港の1か所からです。
まずはフライトスケジュールを確認してみましょう。
JL45(B777-300ER/SS7 or A350-1000 ※)毎日運航
羽田(HND)10:20発→パリ/シャルルドゴール(CDG)17:55着
JL46(B777-300ER/SS7 or A350-1000 ※)毎日運航
パリ/シャルルドゴール(CDG)20:25発→羽田(HND)17:20着
※5/1~6/30、7/2~隔日 A350-1000運航 7/1~隔日 B777-300ER/SS7運航
ロシア/ウクライナ情勢に伴うロシア空域を避けて飛行するため日本→フランス約15時間、フランス→日本約14時間と飛行時間が変更となっています。
スケジュール情報は予告なしに変更される場合があります。最新情報・運行情報は日本航空 公式サイトにて確認を!
フランスにはワンワールドアライアンス加盟会社はありません。
パリ・シャルルドゴール空港からはエールフランス航空・ラタム航空・フィンエアーの3社がコードシェアを行っておりパリから先の乗継に対応しています。
エールフランス航空
デュッセルドルフ
バルセロナ
ベルリン
リヨン
ストックホルム
ニースプラハ
トゥールーズ
ハンブルク
マルセイユ
ワルシャワ
ミュンヘン
ブダペスト
ラタム航空
サンパウロ
フィンエアー
ヘルシンキ
東京=パリ線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは7743イル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で17809マイルが獲得できます。FLY ONポイントは8143FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。
ファーストクラスで利用するとフライトマイルは9291マイル(150%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で21369マイルが獲得できます。FLY ONポイントは9691FLY ON ポイント(150%積算の場合)です。
パリ線を特典航空券で搭乗を検討している方は、
ビジネスクラスの座席は最新機材「A350-1000」とフルフラットシート「JAL SKY SUITE」が混在


東京=パリ線はJAL45/JAL46では、JALが誇る長距離路線向けの特別仕様機材が投入されています。従来から活躍する「ボーイング777-300ER」、そして新たに投入された「エアバスA350-1000」という最新鋭機材です。それぞれの機材がどのような特徴を持ち、どのようにフライトの質を高めているのか詳しく見ていきましょう。
2025年5月以降導入の最新鋭機材A350-1000について
2025年春に新たに投入された「エアバスA350-1000」は、これまでの機材とは一線を画す、未来的な進化を感じさせるものでした。
A350-1000の最大の特徴は、ビジネスクラス全席に扉付き個室型の座席が導入されたこと。JAL史上初となる個室型シートは、すべての座席がまるで小さなプライベートルームのように仕切られており、プライバシー性が従来とは次元の異なるレベルに達しています。座席自体の幅や快適さも大幅に向上しており、私が実際に座ってみて驚いたのは、座席周りが非常に広々としていて、フルフラットにした状態では自宅のベッドにいるような安定感すら感じられたことでした。
個室内には、4K対応の超高画質大型モニターや無線で接続可能なBluetoothイヤホン対応設備、急速充電可能なUSB-Cポートなど、最新のデジタル環境も完備。長距離フライトでもストレスなく、自分の好きな映画を最高画質で楽しんだり、リモートワークに集中できたりと、現代的なライフスタイルにも完全にマッチしています。
さらに、機内Wi-FiもA350-1000から劇的に改善され、ビジネスクラスでは高速かつ安定した通信環境を提供。フライト中のビデオ通話やクラウドでの作業もまったく問題なくこなせるレベルで、私自身、実際に機内からオンライン会議に参加しましたが、地上にいる時と変わらない通信品質に衝撃を受けました。
新型A350-1000はまさに最新技術と上質なサービスの融合であり、「究極のビジネスクラス体験」を追求した機材だと言えます。
ボーイング777-300ERの特徴と快適性(B777-300ER/「JAL SKY SUITE」SS7)
A350-1000以外に長年にわたり羽田~パリ線の主力として君臨してきたボーイング777-300ER(SS7/JAL SKY SUITE)が運用に就く日もあります。
欧米主要幹線に導入されているこの機材は、「1クラス上の最高品質」をテーマに掲げ、今までにない新しい空を作る「Welcome !New Sky」プロジェクトで生まれた最高品質のシート。JALはこの機材に、全席通路アクセス可能なフルフラットシート「SKY SUITE」を搭載しています。
実際に乗って感じたのですが、この「SKY SUITE」はやはり安定の快適性を誇っています。2-3-2配列でありながら、全席が直接通路にアクセスできるスタッガード配置を採用しているため、窓側席でも通路側席でも、プライベート感と快適な移動動線が確保されています。
また、座席の広さも申し分ありません。シート幅は約65cm、ベッドとして展開した際の長さは約188cmとゆとりがあり、長時間のフライトでも窮屈さを感じることなく、就寝時に利用できるJAL機内専用エアウィーヴも用意されており、少しでも快適に就寝できるように準備がされており深い睡眠が取れます。実際に私自身、約14時間のフライトで6時間以上の熟睡を得ることができました。
さらに、23インチのの個人用モニターや機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-V、AC電源、機内Wi-Fiサービス、十分な収納スペースなど、仕事やエンターテインメントを楽しむための設備も万全です。
777-300ERは機材としての安定性が高く、実績に裏打ちされた安心感があります。JALのサービスクオリティと相まって、伝統的で安心できるフライトを望む読者に強く推奨したい機材です。
なお急遽の変更が発生する場合がありますので、予約の際日本航空 国際線航空券にて確認をお願いいたします。
最新機材A350-1000ビジネスクラス座席 徹底レビュー
2025年春にJALが満を持してパリ線に投入した最新鋭機材、エアバスA350-1000。従来のビジネスクラスシートとは根本から異なるアプローチが取られており、JAL史上初の「扉付き個室型ビジネスクラスシート」の導入は、まさに時代の潮流を感じさせる革新的なものでした。
私自身、この新機材の座席に座った瞬間から特別感を覚え、思わず心が躍ったことを今でも鮮明に記憶しています。ビジネスクラスの新しい可能性を体感したその情景を、じっくりと深掘りしながらお伝えします。
最新座席の特徴と座席配置
A350-1000のビジネスクラス座席は全54席で、1-2-1の座席配列を採用しています。すべての座席が独立型で、最大の特徴はなんといっても「完全個室型」であること。ドアを閉めると完全に仕切られ、隣席や通路からの視線を一切遮断できるため、プライバシーを極限まで追求した造りになっています。
個室の壁やドアの高さは想像以上に十分で、座席に座っているときはもちろん、フルフラット状態にして横になった際も周囲の視線が気になることは全くありませんでした。私自身、機内という空間においてここまでのプライバシーが確保された経験はこれまでなく、「自分だけの特別な空間」を満喫することができました。
また、全席が通路に直結しているため、どの席からも自由に席を立つことができ、ストレスフリーな移動動線も確保されています。実際に私は窓側席を選択しましたが、窓側の特権である景色を楽しむことに加え、好きなタイミングで立ち上がり自由にラウンジスペースや化粧室に行けることは大きな魅力でした。
フルフラットの快適性とプライバシー性
座席はもちろんフルフラットに対応しており、約195cmものベッド長があります。これは一般的なビジネスクラスシートと比較してもかなりゆとりがあり、身長が高い方でも安心して横になれるサイズ感です。私は実際にフルフラットにした際、その驚くほどの安定感と広さに思わず感動してしまいました。
さらに、エアウィーヴ製のマットレスパッドをはじめ枕、掛け布団など寝具にも非常にこだわっており、肌触りがよく快適で、ホテルのベッドに横たわっているかのような心地よさを実感しました。離陸後間もなくベッドモードに切り替え、到着まで熟睡を取る方も多いと思いますが、まるで一流ホテルのベッドで寝たかのような深い睡眠で、目覚めた瞬間の爽快感はパリ到着時に体力を最大限確保するためにもとてもいい選択の一つです。
個室型ということもあり、周囲の動きや機内の明かり、音に邪魔されることもほぼありませんでした。まさに「飛ぶホテルルーム」と言えるクオリティです。
最新設備(モニター・電源・収納・Wi-Fi環境)
座席の快適性と同じくらい重要なのが、個室内の設備です。A350-1000のビジネスクラスシートはその点においても妥協がありません。
まず目を引くのは個室内に設置された24インチの大型4K対応モニターにヘッドレスト内臓のスピーカ-。画面は非常に鮮明で美しい映像を楽しむことができ、ヘッドレスト内臓スピーカーを利用することでヘッドホンを気にせず自然体に映画鑑賞やドキュメンタリーを視聴できる満足度は極上です。また、機内エンターテインメントのコンテンツも最新の映画や話題のドラマなど豊富に取り揃えられており、退屈することなくフライトを楽しむことができました。
電源環境も最新型で、AC電源だけでなく、USBポートやワイヤレス充電ポートが装備されているのが特徴。私自身も実際にノートPCやスマートフォンの充電を行いましたが、非常に高速で快適に充電が進みました。
また、収納スペースも非常に充実しています。座席下に出し入れが容易な専用の手荷物収納スペースが設けられています。座席横には、スマートフォンやパスポート、ヘッドホンなどの小物を手元に整理しておける専用棚があり、長時間のフライトにおいて非常に便利なポイントです。
機内Wi-Fiについても、A350-1000の導入により通信環境が格段に改善されました。フライト中に安定したインターネット接続が可能で、私自身も機内からクラウドを使った作業を問題なく行いました。このレベルの通信環境ならば、フライト中にオフィスにいるのとほぼ変わらないクオリティで仕事をこなすことができます。
JALビジネスクラス座席「SKY SUITE」(777-300ER)徹底レビュー
A350-1000の導入で華々しいデビューを果たしたパリ路線ですが、一方で長年にわたり羽田〜パリ間を支えてきたボーイング777-300ERも忘れてはなりません。この機材はJALが世界中に誇るビジネスクラスシート「SKY SUITE」を搭載しており、私自身、幾度となくお世話になり、常に満足のいくフライト体験を提供してくれました。
「SKY SUITE」は、2013年にデビューして以来、欧米の長距離路線を中心に導入され、世界的な航空サービスランキングでも常に高評価を受けています。その人気の秘密は、やはり細部に至るまで徹底的に考え抜かれた快適性とプライバシーへの配慮にあります。実際に体験した視点で、その魅力を徹底解説していきます。
座席配置とプライバシー性
SKY SUITEが導入された777-300ERのビジネスクラスは、49席で2-3-2の配列を採用しています。一見すると、「中央席があるとプライバシーが気になるのでは?」と思われるかもしれませんが、JALは座席を前後にずらす「スタッガード配置」を採用することで、この問題を完全にクリアしています。
実際に私が中央の席を体験したことがありますが、前後にずれた配置のおかげで、隣席や通路からの視線が気になることはまったくありませんでした。また、通路へのダイレクトアクセスが可能な設計で、隣の乗客を起こしたり、跨いだりする必要も一切ありません。窓側席に座った際も、プライバシーが確保され、機内で静かに過ごしたい旅行者にはぴったりの座席設計だと感じました。
高めに設定されたパーティションは十分な高さがあり、フルフラット状態にした際にも周囲からの視線を完全に遮断することが可能です。A350-1000ほどの完全個室ではないものの、この座席が誕生した当初、業界の基準を塗り替えるレベルのプライバシー性を備えていました。今なお、そのクオリティは世界のビジネスクラスシートの中でもトップクラスと言えます。
フルフラットの快適性と睡眠の質
SKY SUITEの最大の魅力は、やはりその快適なフルフラットシートにあります。座席の幅は約65cmで、ベッド状態に展開すると長さは約188cmになります。実際に横になった瞬間、驚くほどの安定感と広さに感動を覚えました。特に長距離フライトでは、睡眠の質がそのまま到着後のコンディションを左右しますが、この座席ならその心配は無用です。
座席にはJALが特注したエアウィーヴ製のマットレスパッドが備えられており、体に優しくフィットします。このマットレスは寝心地が非常に良く、長時間のフライトでも腰や背中に負担がかかることなく、深い眠りを提供してくれました。私自身も羽田からパリへの14時間以上のフライト中、これまで何度も熟睡を経験しており、到着後にすぐ活動できるほどの体力を温存できました。
掛け布団や枕も高品質で肌触りが良く、まるで自宅やホテルのベッドに横たわっているかのような安心感と快適性を実感できます。移動を熟知した私としては、フライト中の睡眠の質が旅のクオリティを決定付けると言っても過言ではなく、その点でSKY SUITEは非常に高い評価を与えることができます。
座席周りの設備(電源・モニター・収納)
SKY SUITEのシート周りには、充実した設備が揃っています。まず、目の前には約23インチの大型モニターが設置されており、JALの機内エンターテインメントシステム『MAGIC-V』を通じて豊富な映画やドラマ、音楽を楽しむことができます。画質も鮮明で、長距離フライトの時間を快適に過ごすための最適なパートナーとなってくれました。
また、座席周辺にはユニバーサルタイプのAC電源が備わっており、ノートPCやスマートフォンの充電も問題なく行えます。私は実際に機内でノートPCを使用して作業をしたり、スマートフォンを充電したりしましたが、特に不便を感じることはありませんでした。
収納スペースも十分に確保されています。座席横には小型の収納スペースが設けられており、手帳やスマートフォン、ヘッドホンなどの小物を手元に整理しておけます。また、足元付近には専用のスペースがあり、手荷物や靴を収納できるため、足元がすっきりとしており、快適な空間を維持することができます。
機内Wi-Fiについても完備されていますが、最新型A350-1000と比較すると若干通信速度が落ちる印象でした。それでも、通常のメール送受信やテキストベースの作業であれば問題なくこなせるレベルの環境でした。大容量のファイル送信やビデオ通話を多用する場合には、新型機材が有利ですが、それ以外の日常的なビジネス作業であれば十分に対応可能だと思います。
SKY SUITEは、「安定の快適性」を提供する長距離路線の定番シートであり、伝統的かつ安心して選べるクオリティを備えています。JALを長年支えてきた実績あるこの座席での旅は、いつ乗っても安定した満足感を提供してくれることでしょう。
JALパリ線のビジネスクラスはどのようなサービス?
JALのビジネスクラスを語る上で欠かせないのが、機内サービスのクオリティの高さです。
単なる移動手段を超え、『移動そのものが極上の体験』となるためには、座席や設備に加えて機内で提供される食事やドリンク、アメニティなどサービス全体が重要な役割を果たします。
羽田〜パリ線の機内サービスは、JALの長距離路線向けのフラッグシップ路線ということもあり、他路線よりもさらに磨きがかかっています。
私自身、これまで何度もJALビジネスクラスを利用し、そのクオリティの高さに毎回感銘を受けています。今回はそのサービスの内容を深掘りしながら、徹底解説します。
機内の楽しみの一つ機内食「BEDD」はほぼ最高サービス!そしてアメニティは?
離陸後の楽しみの一つが、機内食のサービスでしょう。JALパリ線ビジネスクラスの機内食は、『BEDD(ベッド)』というコンセプトのもと、日本発メニューでは、和食は東京銀座「蓮 三四七」の三科惇氏、洋食はフランス料理「L’Effervescence」の生江史信シェフが監修による非常にクオリティの高いメニューが用意されています。メニューは、和食と洋食の2種類から選択可能で、それぞれに季節感を取り入れ、旬の食材がふんだんに使われています。
私自身いつも利用しているフライトでは洋食・和食コースどちらも楽しみでその日の気分で50:50の割合で選択しています。
和食コースを選択した際は、まず季節の前菜の盛り合わせから始まり、メインには上品な味付けの「銀だらの西京焼き」が登場しました。添えられた季節の炊き込みご飯や味噌汁は、海外へのフライトでありながら、日本の一流料亭で食事をしているような感覚に陥りました。機内でこれほどまで本格的な和食を味わえるのは、JALならではと言えます。
洋食コースを試した際には、オードブルをはじめとし、メインとして柔らかく焼き上げられたステーキが提供されました。添えられたソースが絶妙で、赤ワインとのペアリングも完璧でした。前菜からデザートに至るまで美しく盛り付けられ、まるで高級フレンチレストランでの食事のようでした。
機内食は準備をはじめ、離陸後1時間前後で提供されます。日本時間では丁度いいお昼ですし、パリ時間で考えると午前5時位になります。
時差ボケを考えると、食事を満喫しつつ寝ないで機内を楽しむ方が良いですね!
2022年10月6日以降搭乗分より機内食事前予約専用メニュー「EXPRESS MEAL」が誕生しました!
羽田発パリ行JAL45便も対象路線となっています。
2025年3月1日~2025年8月31日出発便のメニューは、麻布飯倉に本店を構える五代目 野田岩の蒲焼をメインにした「うなぎ御膳」です。
専用メニューは国際線出発25時間前までにJAL Webサイトにてサービス申し込みを行う必要があります。
新たに始まったこのサービス、是非利用してみてはいかがでしょうか?
さらに素晴らしいのは、長距離フライトということで、好きなタイミングで注文できる軽食メニューも充実していること。JAL特製のカレーライスやラーメン、いくら丼などがラインナップされており、小腹が空いたときにも対応可能な配慮が感じられます。
メインの機内食を頂いた後は、「アラカルトメニュー」として希望の時間に好きなものを頂くことが出来ます。
メニューはお茶漬けやサラダにカレー、麺類やサンドイッチ、フルーツやアイスクリームなどが提供されます。
大食漢のYujiでもさすがに全てを頂く事は出来ないほどの品ぞろえです!
アラカルトメニューは、到着前約1時間30分前まで頂くことが可能です。
また、到着前には和食・洋食どちらかの食事が提供されます。
羽田発の和食・洋食は、BEDDシェフの一人パリを拠点に活躍する料理プロデューサー「狐野扶実子」さんの監修するフミコの和食/フミコの洋食が提供されます。
このフミコの和食がめっちゃ美味しい!!私はめっちゃ大好きですw
フミコの和食・洋食はファーストクラス機内食と同様のメニューが提供されますのでファーストクラスに乗った気分で頂きましょう♪
現地時間でお昼過ぎに近い時間に提供されますので、しっかりと頂きパリでの滞在に備えます。
またフランス・パリ発の便では、日本料理「露結」林大介シェフ監修の和食、フランス パリ「レストラン.パージュ」手島 竜司シェフ監修の洋食が提供されています。
海外発の機内食(特に和食)はあまり…といわれる事が多いですが、日本航空では最近長距離線での海外発機内食に力を入れており前と比べると、非常においしくなってきています。
機内食のメニューは毎月変更されていますので、出発前に公式HP:ビジネスクラスで確認は必須です!
厳選ドリンクメニューとおすすめペアリング
機内の楽しみとして忘れてはならないのが、JALが誇る充実したドリンクメニューです。特にビジネスクラスでは、有名銘柄のシャンパンやソムリエが厳選したワイン、日本酒、焼酎などが豊富に揃っています。
搭乗後すぐに提供されるウェルカムドリンクとして、シャンパンorオレンジジュースが振る舞われます。この一杯があるだけで旅の始まりの気分がグッと盛り上がります。実際に私自身もこのウェルカムシャンパンを楽しみ、毎回フライトへの期待感がさらに高まる瞬間となっています。
食事中には、和食に合わせて厳選された日本酒をおすすめされました。軽やかで華やかな香りの純米吟醸酒は、特に和食の繊細な味わいを引き立ててくれました。洋食を選択した際には、ソムリエが厳選した赤ワインをペアリングとして勧められ、これがステーキと完璧に調和していて驚きました。
また、長距離のフライトでは食後のひとときも重要です。私は食後にウイスキーを注文しましたが、JALが選んだ銘柄は熟成感があり、じっくりと機内の時間を楽しむのに最適でした。
アメニティキット&機内設備
長距離フライトでは、機内アメニティの充実度も重要なポイントです。羽田〜パリ線のビジネスクラスでは、季節ごとに異なるブランドとコラボレーションしたアメニティキットが提供されています。
私が搭乗した際はフランス・パリ線では、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「HERALBONY」とコラボレーションしたアメニティセットが提供されます。
アメニティには歯磨きセット・耳栓・アイマスク・ポケットティッシュ・スマホスタンド等必要なものが一通り揃っていました。
アメニティは機内で客室乗務員から提供されるか座席に用意されています。機内で使うもよし、ホテルに持ち帰って利用するもよしです!
座席にはスリッパが備え付けられているほか、希望すれば機内で快適に過ごせるよう、ブランケットやマットレスパッドも提供されます。A350-1000運航便にはリラクシングウエア貸し出しサービスがあり、機内での睡眠をサポートする工夫が随所に感じられました。
出発前の快適空間は「JALサクララウンジ」・「AIR FRANCE Lounge」を利用♪
ビジネスクラスでの旅に欠かせないもの、それはラウンジ体験です。JAL羽田〜パリ線を利用する際には、出発地・到着地のそれぞれで快適なラウンジ利用が可能。特に羽田空港ではJALが誇るフラッグシップラウンジ「サクララウンジ」を利用でき、パリではシャルルドゴール空港の提携ラウンジが用意されています。
私はラウンジで過ごす時間が大好きで、毎回のフライト前後のひとときを楽しみにしています。では、実際に体験してきた両ラウンジの魅力や使い心地について、徹底レビューしていきましょう。
羽田空港 サクララウンジの魅力とおすすめ利用法
羽田空港国際線ターミナルに位置する「サクララウンジ」は、JALが提供する数あるラウンジの中でも特にラグジュアリーで快適な空間です。
まず、入り口を抜けるとすぐに、上質なインテリアと落ち着いた照明が印象的な広大な空間が広がります。木目調の落ち着いたデザインは日本の美意識を感じさせ、フライト前の慌ただしさから解放され、リラックスするには完璧な環境でした。
このサクララウンジで特に人気があるのは、名物の「JAL特製ビーフカレー」。これは私も何度もリピートしていますが、深みのある味わいが特徴で、ラウンジに来たら絶対に食べていただきたい一品です。また、豊富に取り揃えられた軽食やサラダバー、和菓子やケーキなどのスイーツも充実しているため、フライト前に食事をしっかりと楽しめます。
ドリンクメニューも非常に充実しており、シャンパンやビールはもちろん、厳選された日本酒やワイン、ソフトドリンクまで幅広く提供されています。特に搭乗前にシャンパンをいただきながら滑走路を眺めるひとときは、旅の特別感を高めてくれる最高の瞬間でした。
また、シャワールームが完備されていることもサクララウンジの魅力の一つです。羽田空港に早めに到着し、シャワーでさっぱりしてから搭乗するのもおすすめです。私自身、長距離便に搭乗する際には必ずシャワールームを利用し、リフレッシュしてフライトに備えるようにしています。
ラウンジ内にはWi-Fi環境も整備されており、搭乗前に軽く仕事を片付けることも可能です。ビジネスパーソンにとっては非常にありがたいポイントでしょう。居心地の良いソファー席も充実しており、ゆったりと搭乗を待つことができる点も高評価です。
まさにサクララウンジは、羽田空港からの旅をワンランクアップさせてくれる素晴らしい場所だと感じます。
パリ・シャルルドゴール空港 提携ラウンジの使い心地
一方、帰国便となるパリ・シャルルドゴール空港でも、JALビジネスクラス搭乗者は提携ラウンジを利用することができます。現在、JALがパリ線で利用する提携ラウンジは「エールフランス航空ラウンジ」です。
このラウンジは広々とした空間と、明るく洗練されたインテリアが特徴。パリらしいスタイリッシュなデザインで、明るく開放的な空間で搭乗までの時間を過ごすことができます。
ラウンジ内では、パリらしく充実した食事メニューが揃っています。クロワッサンやパンオショコラなどのフランスらしい焼きたてのパン、チーズやシャルキュトリー(生ハムやサラミなどの加工肉)などがあり、特に朝のフライトではパリらしい朝食を楽しむことができます。
ドリンク類も充実しており、シャンパンやワインの品揃えはさすがフランスという感じで質の高いものが用意されています。私は毎回ここで出発前にシャンパンを楽しみ、旅の最後のひとときを贅沢に過ごしています。
このラウンジにもシャワールームが用意されており、帰国前にリフレッシュすることが可能です。長い観光やビジネスの後、シャワーを浴びてから搭乗できるのは、身体的にも精神的にも非常に助かります。
パリの提携ラウンジは非常に快適ですが、時期や時間帯によって混雑することもあります。可能であれば少し早めに空港へ到着し、混雑する時間を避けて利用するのがおすすめです。
私自身、帰国日は少し余裕を持ってラウンジでの時間を楽しめるようスケジュールを組むようにしています。
※JL46便/JL45便とパリでの乗り継ぎ便が一冊の航空券で発券されている場合は、制限なく入室・利用が可能です。
シャルルドゴール空港の提携ラウンジは、旅の締めくくりにふさわしいラグジュアリーな時間を提供してくれます。搭乗前のひとときを快適に過ごせる場所として、ぜひ利用していただきたいです。
最高のサービス「ファーストクラス」でパリへのフライトはいかが?


主要幹線であるフランス・パリ線には「ファーストクラス」が設定されています♪
ファーストクラスでは、最新機材A350-1000に個室化されたファーストクラス、B777-300ERでも半個室といっても良い素晴らしい座席です。
プライベートな空間とお客様自身の時間を尊重する最上級のおもてなしが受けられます。
機内での食事も東京神楽坂「石かわ」石川秀樹店主と「虎白(こはく)」小泉瑚佑慈店主監修の和食や東京北品川「カンテサンス」岸田周三シェフ監修の洋食に厳選されたワインやシャンパン、日本酒などが頂くことが出来ます。
国際線ファーストクラスに搭乗すると乗るたびに様々な感動や勉強になる事ばかりで、ファーストクラスがある路線では無理をしてでもファーストクラスを購入してしまいますね。
機内での最高級のお食事やシートの広さだけでなく、かゆい所に手の届くサービスを受けられるファーストクラスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
【最新情報】フランス・パリ入国方法と注意点
2020年以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、海外旅行のルールや手続きが頻繁に変更されてきました。しかし、2025年現在はほぼすべての制限が撤廃され、フランス・パリへの旅行もほぼ完全にコロナ以前の状態に戻っています。
とはいえ、最新の入国条件や渡航手続きはしっかり把握しておく必要があります。私自身も毎回渡航の前には細かな情報まで必ず確認しています。そこで、2025年現在の最新情報を整理して詳しく解説します。
最新の入国条件(2025年版)
2025年時点で、フランスへの入国は新型コロナウイルス感染症に関連する制限や特別な手続きは完全に撤廃されています。ワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書の提示義務はなくなっており、以前と同じようにパスポートのみでスムーズに入国できるようになっています。
ただし、パスポートの有効期限は引き続き重要です。入国時には、フランス(シェンゲン協定加盟国)から出国する予定日よりも3か月以上の有効期間が必要です。特に海外旅行に慣れている方でも意外と見落としがちなので、必ず旅行前に確認しておきましょう。
また、滞在日数はシェンゲン協定加盟国合計で180日間のうち最大90日間までとなっています。短期旅行の場合、通常は問題ありませんが、頻繁にヨーロッパへ行く方は滞在日数に注意が必要です。
ETA(ETIAS)など渡航前手続きの最新情報
2025年にフランスを訪れる旅行者にとって重要なポイントとして、新たに導入が予定されていた欧州渡航情報認証制度(ETIAS)がありますが、導入スケジュールが再び変更され、現在のところ2026年第4四半期(10月~12月)からの導入予定となっています。
当初は2024年、次に2025年と計画が変更されましたが、最新情報では2026年後半に延期されています。そのため、2025年内にフランスやシェンゲン圏を旅行する日本国籍の方は、従来通り、特別な渡航認証(ETIASなど)を取得する必要はありません。
ただし、2025年10月からは新たな出入国管理システム『EES(Entry/Exit System)』が導入されます。このEESはシェンゲン圏の外から訪れる旅行者を対象として、入国と出国の履歴を電子的に記録する新しいシステムです。これにより、従来のパスポートへのスタンプは原則としてなくなり、入国・出国記録は電子的に保存されます。パリ・シャルルドゴール空港などでは、自動ゲートの利用も本格的に可能となり、入国審査がよりスムーズになります。
私は以前からパスポートに押されるスタンプが旅の記念として好きだったため、この変更に一抹の寂しさを感じますが、実際の利便性が大きく向上するため、特に頻繁にヨーロッパを訪れるビジネスパーソンや旅行好きの方には朗報と言えるでしょう。このEES導入に伴い、入国審査の際にはバイオメトリクス(指紋や顔認証)の登録が求められる可能性があります。特に初回利用時は少し時間がかかる可能性もあるので、スケジュールには余裕を持たせておくと安心です。
現地に到着してスムーズに入国手続きを行うために、事前に最新の情報をフランス政府公式サイトや日本の外務省海外安全ホームページで必ず確認しておきましょう。
まとめると、2025年内にフランスを訪れる旅行者は、
ETIASは取得不要(2026年導入予定)
パスポートの残存有効期限(出国予定日より3か月以上)を要確認
滞在可能期間(90日間)を超えないよう注意
2025年10月以降はEESが導入され、電子的な入出国記録が開始される
という点をしっかり押さえておけば、安心してパリへの旅行を楽しめるでしょう。
最新のルールや制度変更に常に目を光らせ、安心して快適な旅を楽しみたいですね!
まとめ:花の都パリを楽しむためにも快適なフライトのチョイスを♪
これまで、JALの羽田〜パリ線ビジネスクラスについて、最新機材のエアバスA350-1000、従来機材のボーイング777-300ER(SKY SUITE)、機内サービス、ラウンジ体験、さらに最新の渡航情報まで深掘りしてきました。
さて、このJAL羽田〜パリ線ビジネスクラスは本当におすすめできるのでしょうか?
私自身の実体験を踏まえた結論から申し上げると、「自信をもっておすすめできるフライト」です。
最新鋭機材A350-1000の圧倒的なクオリティ
まず、2025年春に新しく投入されたA350-1000のビジネスクラスシートについて、実際に体験して驚いたのはそのプライバシー性と快適性の高さです。
扉付きの完全個室シートは、フルフラットにした際の快適性も群を抜いており、まるでプライベートジェットのようなラグジュアリー感を味わうことができました。さらに充実した機内エンターテインメントや高速Wi-Fi環境、最新型の充電設備など、現代の旅行者が求める要素がすべて詰まっていました。
この最新型機材が選べるフライト日であれば、迷わずA350-1000を選択するのが最善だと言えるでしょう。私自身、長距離フライトをここまで快適に感じた経験は他になく、間違いなく今後も積極的に選びたい機材です。
安定のクオリティを誇るSKY SUITE(777-300ER)
一方で、従来機材の777-300ER搭載のSKY SUITEも、決して最新機材に劣るわけではありません。
こちらは安定した品質と実績を兼ね備えた信頼できる座席であり、ゆったりとした広さと快適な睡眠環境を提供しています。特に長距離フライトではエアウィーヴ製のマットレスが素晴らしく、深い睡眠を約束してくれます。
通信環境に関してはA350-1000に軍配が上がりますが、その他のサービスレベルや座席の質感・快適性に関しては今なお世界トップクラス。落ち着いた環境で安定したクオリティを楽しみたい方には強くおすすめできます。
最高峰の機内サービス
JALパリ線のビジネスクラスを強く推奨する理由として、機内サービスの質の高さも挙げられます。
特に機内食サービス『BEDD』は毎回期待を超えるクオリティを提供しており、和食・洋食どちらを選んでも一流レストランに匹敵する味わいでした。最新のサービスとして始まったEXPRESS MEALなど、新しい取り組みにも積極的な姿勢を見せている点も評価できます。
ドリンクサービスに関しても、シャンパンやワイン、日本酒など幅広く取り揃えられ、機内でのひとときをより贅沢なものに演出してくれます。私は実際に何度も搭乗しましたが、常にJALらしい上質なおもてなしを感じました。
快適なラウンジサービス
フライト前後に利用できるラウンジも、羽田の「サクララウンジ」およびパリの「AIR FRANCE Lounge」ともに高評価です。
特に羽田空港のサクララウンジは、ラグジュアリー感・食事・シャワー設備すべてが揃っており、搭乗前の時間を最大限に有意義に過ごせます。パリのラウンジも洗練された空間で、フランスらしい充実した食事とドリンクが提供されており、旅の最後の時間を華やかに演出してくれます。
総合評価とおすすめポイント
総合的に見て、JAL羽田〜パリ線のビジネスクラスは、そのコストに見合う価値を十分に提供しています。特に2025年から導入された新機材A350-1000は、ラグジュアリーな旅行体験を求める方には自信をもって推奨できる選択肢となりました。
また、777-300ERのSKY SUITEも依然として非常に優れた座席であり、どちらの機材を利用してもJALらしい高いクオリティとサービスを体感できます。
これからビジネスクラスでパリへ旅立つことを検討している皆さんには、ぜひJALを選んでいただき、この快適なフライトを体験していただきたいと思います。
間違いなく、移動そのものが特別な旅の一部になるはずです。
フランス・パリへ出かける際の航空券は、日本航空 国際線航空券から購入できます。
ホテルやオプショナルツアーもセットに購入を検討している方はJALPAKの「安心の旅!JALパックのヨーロッパツアー」で様々なプランが用意されています。
私自身もまた近いうちに利用することを楽しみにしています。
次は機内でどのような新しい感動に出会えるか、今からワクワクが止まりません!
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