移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
海外旅行に出かける時に、皆さんはどのように航空会社を決めていますか?
絶対日本語が通じる日系航空会社、現地の雰囲気を楽しむための現地の航空会社、ツアーで決めるから何も考えない等様々な考えを持っていると思います。
今回は食も観光も楽しい国台湾直行便を有するJALのビジネスクラスの座席とサービスを紹介します。
JAL台湾直行便は成田・羽田・関空から1日5便!(JL96/JL97/JL98/JL99/JL802/JL809/JL8663/JL8664/JL8667/JL8668)
台湾へJAL直行便が飛んでいる空港は2024年4月現在成田空港・羽田空港・関西空港の3か所です。
羽田空港からは台北市内の松山空港へ、成田空港・関西空港からは台北市内から少し離れた桃園国際空港へ運航されています。
成田空港からは台湾第2の都市である高雄への運航は残念ながら廃止されてしまいました…
まずはフライトスケジュールを確認してみましょう。
[aside type=”sky”]羽田発着
JL97 (B787-9/SS9Ⅱ)毎日運航
羽田(HND)08:55発→台北/松山(TSA)11:35着
JL99(B787-8/788)毎日運航
羽田(HND)18:20発→台北/松山(TSA)21:00着
JL96(B787-8/788)毎日運航
台北/松山(TSA)09:10発→羽田(HND)13:20着
JL98(B787-9/SS9Ⅱ)毎日運航
台北/松山(TSA)14:20発→羽田(HND)18:45着
成田発着
JL8663 (B767-300ER/SS6)毎日運航
成田(NRT)11:45発→台北/桃園(TPE)14:30着
JL809 (B737-800ER/SKYLUXE SEAT)毎日運航
成田(NRT)18:10発→台北/桃園(TPE)20:55着
JL802 (B737-800ER/SKYLUXE SEAT) 毎日運航
台北/桃園(TPE)10:00発→成田(NRT)14:25着
JL8664 (B767-300ER/SS6) 毎日運航
台北/桃園(TPE)15:40発→成田(NRT)20:05着
関空発着
JL8667 (B787-8/788)火木金日運航
関空(KIX)10:00発→台北/桃園(TPE)11:45着
JL8668 (B787-8/788)火木金日運航
台北/桃園(TPE)12:55発→関空(KIX)16:30着
[/aside]
台湾発は、午前とお昼に成田・羽田空港へ出発するダイヤ、関西空港へは午前に出発するダイヤとなっています。日本発は、午前と夕刻に羽田・成田空港から出発するダイヤ、関西空港からは午前出発するダイヤとなっています。
日本発・台湾発共に約3~4時間の飛行時間です。
台湾にはワンワールドアライアンス加盟航空会社はありませんが、台湾桃園国際空港はキャセイパシフィック航空の第二のホームグランドとして活用されています。
また、台湾を根拠地とするチャイナエアラインとJALがコードシェアを結んでおり、JAL便にはワンワールド各社やチャイナエアライン、ハワイアン航空とコードシェアを組んでいます。
JL96/JL97/JL98/JL99/JL802/JL809/JL8663/JL8664/JL8667/JL8668便全便でチャイナエアライン(CI9920/CI9221/CI9222/CI9223/CI9902/CI9909/CI9959/CI9960/CI9977/CI9978)、JL802便/JL809便はアメリカン航空(AA8424/AA8458)とマレーシア航空(MH9796/MH9797)、JL802便/JL809便/JL814便/JL815便/JL821便/JL822便はハワイアン航空(HA5401/HA5404/HA5408/HA5409/HA5411/HA5412)とコードシェアを実施しています。
東京=台北線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは1663マイル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で3825マイルが獲得できます。FLY ONポイントは2894FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。
台北線を特典航空券にて搭乗を検討している方は、ビジネスクラス特典航空券は基本マイル24,000マイル(片道)~PLUS最大マイル数が157,000マイルです。
ビジネスクラスの座席は便によってフルフラットシート・ライフラットシートが混在
台湾線にはボーイング787-8(788/ JAL SHELL FLAT NEO)、ボーイング787-9(SS9Ⅱ/ JAL SKY SUITE Ⅲ)、ボーイング767-300ER(SS6JAL SKY SUITE Ⅱ
)、ボーイング737-800(738/JAL SKYLUXE SEAT)という機材で運航されています。
JAL97便/JAL98便はボーイング787-9(SS9Ⅱ/JAL SKY SUITE Ⅲ)、JAL96便/JAL99便/JAL8667便/JAL8668便はボーイング787-8(788/ JAL SHELL FLAT NEO)、JAL8663便/JAL8664便はボーイング767-300ER(SS6JAL SKY SUITE Ⅱ
)、JAL802便/JAL809便はボーイング737-800(738/JAL SKYLUXE SEAT)での運航です。
ボーイング787-9(SS9Ⅱ/JAL SKY SUITE Ⅲ
)
羽田発着便のJAL97便/JAL98便はにはJAL初めてのヘリンボーンシートである「JAL SKY SUITEⅢ」は、「JAL SKY SUITE」の個室感とフルフラットシートを踏襲しながら、座席数の減少を極限まで回避したシートです。
1-2-1の横4配列で、シート幅は約51~52センチ、ベッド幅は最大約74センチ、ベッド長は最大約198センチです。
座席には17インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Ⅵが用意されています。
ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、国際線機内Wi-Fiサービスも利用が可能です!
JAL SKY SUITEⅢの搭乗記
ボーイング787-8(788/JAL SHELL FLAT NEO)
羽田発着便のJAL96便/JAL99便、関空発着便JAL8667便/JAL8668便ははボーイング787(788/JAL SHELL FLAT NEO)機材で運航されています。
JAL SHELL FLAT NEOはほぼフルフラットになりますが、完全なフルフラットシートではないライフラットシートです。
と言いつつも、飛行機は水平飛行と言いつつ、2~3度上を向いて進んでいるのでライラットシートでも快適に利用する事が出来ます♪
JAL SKY SUITEシリーズの導入が進み、見劣りするかもしれませんが快適なシートであるのは間違いありません!
座席には15.4インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムには「SKY MANGA」に代表される電子書籍を含めたMAGIC-Vが用意されています。
ただし最前部の座席には大型テレビモニターが設置されていないので、映画や電子書籍などのエンタテイメントを楽しみたい方は最前部を選択する事はやめておきましょう!
ボーイング767-300ER「JAL SKY SUITEⅡ」
バンクーバー線は2019年6月1日より機材変更に伴い、ボーイング767-300ER(SS6/JAL SKY SUITE Ⅱ)にて運航されます。
シート幅は最大約52cm、ベッド長は最大約200cmの縦長シートで、航行中の睡眠確保にはとても良いシートです、
個人用モニタは15.4インチ、MAGIC-Ⅴが導入されています。
SKY SUITEより個室感は劣りますが、窓側席(一人席)を利用するとほぼ隣の人は気になりません。
エアウィーヴとは違いますが、大きめのクッションが用意されており快適なフライトを約束してくれます。
ボーイング737-800ER(738)「JALスカイラックスシート」
成田線のJL802便/JL809便には、「JAL SKYLUXE(スカイラックスシート)」が利用されています。
座席としてはお古シート。申し訳ないですが、ハズレシートです。
737の場合、横4列2-2配列の12席が用意されています。
座席幅は約46cm、座席ピッチは約120cmとなっています。
出来ればこの座席は利用したくないですね…
短距離線メインだからと放置されているのかは判りませんが、ビジネスクラスでこの座席に案内されるとガッカリしてしまいますよね。
この座席は外れ座席なので、成田からはJAL802/JAL809便を利用する事を強くお勧めします。
JAL台湾線のビジネスクラスはどのようなサービス?
JAL台湾線のビジネスクラスでは、どのようなサービスになるのでしょうか?
台湾線は約3~4時間の短距離フライトに分類され、サービスは東アジア路線タイプでの提供です。
機内の楽しみの一つ機内食は出発便によって異なります♪そしてアメニティは?
台湾線は成田・羽田・関空と3か所を発着、午前便から夕刻便まで運行されており、出発地によって機内食も異なります。
成田・羽田発のメインディッシュは1ヶ月につき1回変更され、台湾発のメインディシュは1ヶ月に1回変更されます。
メインディシュは離陸後1時間前後で提供されます。
中部空港・関西空港発便に関しても、ワンプレートタイプで提供されますが、メニューが各空港独自の機内食となっています。
メインの機内食を頂いた後は、JALオリジナルアイスクリーム(ハーゲンダッツ)が頂けます。
短距離線は、機内食のメニューは高頻度で変更されていますので、出発前に公式HP:ビジネスクラスで確認は必須です!
出発前の快適空間は「JALサクララウンジ」を利用♪
ビジネスクラス利用のお客様には、出発前に各空港のラウンジも利用が可能です!
羽田空港・成田空港・関西空港ではJALが運営する「サクララウンジ」が利用可能です。
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成田空港や羽田空港だけでなく、関西空港においても「サクララウンジ」の改修が行われており、関西空港では「ホテル日航関西」特製カレーが提供されており、いつものビーフカレーと違うカレーを頂くことも可能です。
ただし、羽田・成田空港以上に出発前は混雑が目立ちますので、十分注意が必要です。
桃園国際空港出発の際には、「チャイナエアラインラウンジ(梅苑)」が利用できます。松山空港では、共用loungeである「Airlines VIP Lounge」の利用が可能です。
コロナウイルスに伴う出入国対応は?
新型コロナウイルスに伴い、国際線の利用が非常に厳しくなっていましたが、台湾への出入国はどのようになっているでしょうか?
台湾では、2023年3月20日以降入国制限を緩和し、現在はすべての制限が解除されています。
また、日本へ帰国の際も制限はありません。
まとめ:台湾を楽しむためにも快適なフライトのチョイスを♪
今回は台湾線に投入されていますビジネスクラスを写真や経験からご紹介しました。
近くて観光や食事も楽しむことが出来る国台湾♪
皆さんも台湾楽しむためにも、快適なフライトをチョイスして旅や仕事に花を添えてみてはいかがでしょうか?
台湾各地へ出かける際の航空券は、日本航空 国際線航空券から購入できます。
また、ホテルやオプショナルツアーもセットに購入を検討している方はJALPAKの「オーストラリア・ニュージーランド おすすめツアー」で様々なプランが用意されています。
アフターコロナ旅の検討にぜひいかがでしょうか?
JALPAK公式サイトはこちらから↓