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速報:SS2「JAL SKY SUITEⅢ」搭乗報告!

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777-200ER新ビジネスクラス「JAL SKY SUITEⅢ」に搭乗してきました!

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2016年6月より羽田=バンコク線に就航した「JAL SKY SUITE Ⅲ」(通称:SS2)に搭乗するためにバンコクへ行ってきました♪

JAL777-200ER改修機 SKY SUITEⅢが6月18日から就航!!

当ブログでも紹介していましたこの機材。
JAL新型シートには新たに「ヘリンボーン」タイプの座席が登場し、就航前後にはメディアでも色々と取り上げられていました。
旅行記にて取り上げる前にSS2のビジネスクラス搭乗記を速報としてご紹介したいと思います♪
(シドニー旅行記録もまだまだで、旅行記はいつになることやら・・・/汗)

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1シート紹介

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「JAL SKY SUITE Ⅲ」(通称:SS2)は今までのSKY SUITEシリーズを踏襲し、全座席通路アクセスが可能となっています♪
座席配列は1ー2ー1タイプで、窓側は一人席、中央が2人席タイプの座席です。
今回のSS2の座席では座席を斜めに配置する「ヘリンボーン」タイプがJALとしても日系航空会社としても初めて登場し、話題を呼んでいます。なお、海外航空会社ではキャセイパシフィック航空を始めとしたワンワールドメンバーの航空会社やデルタなど様々な航空会社で導入されています。

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「ヘリンボーン」タイプの特徴として全長を短く出来る分座席配列が多くとれることにあります。フルフラットが標準仕様となりつつある現在では「スタッガードシート」配列では座席数を多くとることが出来ず、輸送効率の低下、運賃の高止まりが生まれてしまうために「ヘリンボーン」タイプが重宝されています。しかし、フルフラットにした際に足元が重なってしまうまたは足を伸ばしにくいという問題もありました。

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しかし、JALのSS2は他航空会社と違い、座席をフルフラットにした際左右の座席の高さを帰ることにより足元まで完全にゆとりのあるスペースをもったシートになっています

写真は中央列右側席(G席)を撮影。スリッパ・ブランケットを置いている高さでフルフラットになり、左側(D席)は下側の高さでフルフラットになります!

2実際に搭乗してみて気になった点

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今回搭乗したのはJL31便とJL34便です♪バンコク往復共にビジネスクラスを利用し、窓側と中央席の違い諸々を体験してみました♪

まずは、窓側席を利用した31便♪

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こちらは完全な1里席タイプとなっており、個室感溢れるシートになっています。

こちらは中央列右側を利用したJAL34便♪

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こちらは中央にあるプライバシーパーティションを収納することで隣の方と会話が出来るようになっています。まぁ、真横には壁がありますので、少し身を乗り出して会話をするようなイメージの方がいいかも?

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まず気になるのは座席の個室感

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今回座席の個室感を重視するために座席回りを壁で囲ってしまっています。そのため、個室感満載ですが、閉塞感も感じてしまうという弊害を生んでしまっています。
悪く言うと狭い・・・両側に他の人がいるエコノミークラスと違い、他の人は感じませんがかなりの狭さを感じてしまいます。

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特に窓側列の場合、前後の間にある窓は殆ど役に立たないものになってます。

そのため、座席から見える窓は1個のみ。今までのビジネスクラスに乗り慣れている方からすると、確実に狭っ!!と口にしてしまう恐れがあります。

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逆に中央席はプライバシーパーティションを下していれば隣の方をほぼ気にすることがありません。その点閉塞感・圧迫感は窓側席と比べて和らいでいると思われます。

テーブル利用時はリクライニング不可・・・(除く:D席)

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今回yujiがガッカリしたのは、「テーブルが邪魔してリクライニングが利用できない事」です。これはあかんやろ~と口にしてしまうくらいです。

SS2のシートは座面を先にフルフラットの高さに合わせます。そのため、テーブルが完全に下すことが出来ない仕様になっています。

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あくまでも私がデブだからじゃないですよ!!

テーブル面が斜めのまま飲食をする事が出来ればいいのですが、さすがに私もそんな技を会得していません。仕方が無く、リクライニングを元の位置にまで戻してから食事・飲食をする羽目になります。

ゆったりとした体勢で食事を取りたいにもかかわらず必ずリクライニングを戻さないと食事がとりにくいのはかなり痛い点ですね。

なお、前述のとおり中央列左側(D席は)リクライニング時、下に下がるため他の席よりこの問題は感じる事は少ないかもしれません。

恐らく標準仕様はD席基準なのでしょうが、ほかの席のことはあまり気にしなかったのでしょうか??シンメトリーをやめてずらして配置するとか、国内線Fクラス・国際線SS9のように横から引き上げてテーブルを出すタイプは採用できなかったのでしょうか??ふしぎでなりません。

可動式ひじ掛けが結構便利♪

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各席通路側には、ひじ掛け兼小物入れが設置されています。この小物入れが結構便利でした♪

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下げるとこのように座面と同じ高さになります。

収納容量はペットボトル1本とアメニティ諸々を入れて余裕がある程度ではありますが、フルフラット時はベッドの一部に、リクライニング時にはひじ掛けにとどちらにも利用することが出来るようになっています♪

これは、SS7ではひじ掛けが無くなって困っていた点と、SS6の時に残って困ったひじ掛けの改良版だと思っていいのではないでしょうか?

なお、メインの小物入れは、ヘッドホン収納箇所と一体となっていますのでヘッドホンを入れた場合は少し手狭になる場合があります。

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まとめ

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如何でしたでしょうか?

今回JAL777-200ER改修機材「JAL SKY SUITE Ⅲ」(SS2)に搭乗し、感じたことをまとめてみました!

現在は羽田=バンコク線のみの就航となっていますが、今後はシンガポール線、ホノルル線と順次路線を拡大していくとのアナウンスが入っています。

旧機材の「SHELL FLAT SEAT」からは大きく進歩しましたが、期待度を高く求めすぎてかなりの辛口評価をしてしまいました(滝汗)JALさんから怒られないかなぁ・・・

これから実際に搭乗する機会もどんどん増えていくと思いますので、今後の進歩・発展に期待したいところです♪

 

ー最後にyujiから一言

ビジネスクラス利用時は「D席」がお勧めです。
JAL 日本航空 国際線航空券
今回は座席のみの紹介でした!詳細は旅行記の更新をどうぞお楽しみに♪

【追記】この時のバンコク旅行記を更新しました。

[blogcard url=”https://airflightlog.com/int-bkk1607-contents/”]
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Comment

  1. タヌキ猫 より:

    yujiさん、こんばんは♪SKY SUITEⅢ実機での搭乗体験
    さっそく見にきましたよ!!

    なかなか個室感を優先すると、閉塞感を感じてしまう・・・
    というのが難しいところですねぇ~。

    タヌキ猫なんかは、むしろ中央席だと真ん中の仕切りが
    もっとガッツリ大きくても全然いいかなぁ~なんて思っちゃうほどで・・・
    (ホント、視界に人を入れたくなくて・・・)

    窓側シートとの往路で乗り比べされたとのこと。
    タヌキ猫の場合は、風景も撮りたいとなると、窓側を選んでしまいますが、

    確かに、窓ひとつはマジかぁ~ってなっちゃいますね(笑)

    テーブルの件は、やっぱり実機のフライトで試してみたいものです。
    皆さんからのシート体験だと、やはり厳しいご意見が多いようでして、

    辛口評価でもなんら差し支えないのではないでしょうか。

    タヌキ猫も、早い段階で搭乗してみたいとは思っているのですが・・・
    年内は、その予定はなさそうです(大泣)

    タヌキ猫でした。

    • Yuji顔 yuji より:

      タヌキ猫さん、こんばんは!yujiです。
      コメントありがとうございます♪そして、返信が遅くなりすいません(汗)

      確かに今までのSKY SUITEも個室感がありましたが、今回のSKY SUITEⅢは前後の間隔・壁の高さが他の機材と比べて閉塞感に感じてしまうという感じでしょうか?
      パーティションに関してはSS7の様にバッサリ隠せるようにしてもよかったのでは??と私も感じてしまいますね。そうすれば完全個室ですので(笑)

      テーブルに関しては、登場直後ではありますが早急な改善を求めたいと思いましたね。
      流石に食事中にリクライニング使えないのはきついですよ・・・

      タイ・バンコクもかなり魅力的な街ですので観光もセットで行かれるのも良いとおもいますよ♪
      友人が現地に異動したのもありますが、かれこれ1年で4回も訪れてしまってます(苦笑)はまると病み付きになる国バンコクお勧めです♪

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