【宿泊記】ヴィラフォンテーヌ羽田空港JALコラボルームを徹底レビュー!空港直結で前泊にも最適

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム

移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。

今回お送りするのは、航空ファンにとって見逃せない、羽田空港直結のホテル『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』に登場した、JALコラボルームの宿泊体験記です。

実際に体験して分かったのですが、このコラボルーム、想像以上に『JALのこだわり』が詰め込まれており、滞在中ずっとワクワクが止まりませんでした。

羽田空港と直結した最高の立地を生かし、羽田空港前泊や深夜便・早朝便を利用する旅行者には特におすすめ。また、出張やちょっとした贅沢な宿泊利用にもぴったり。特にJALファンにとっては、まるで羽田空港にいながら『JALのミニミュージアム』に宿泊しているかのような特別な体験が待っています。

さらに、以前私が宿泊した『グランドニッコー東京 台場のJALコラボレーションスイート』と同様JALの世界観をふんだんにちりばめるだけでなく、羽田空港直結ホテルならではの最高の利便性という点では、間違いなく高い満足感を得られます。羽田空港周辺ホテルの中でも特におすすめです!

では、実際に私が宿泊して感じたリアルな情景、そして実際に泊まらなければわからない感動ポイントを、このあと詳しくお届けしていきます!

ヴィラフォンテーヌ羽田空港×JALコラボルームとは?~宿泊前に知っておきたい魅力と特徴~

『ヴィラフォンテーヌ 羽田空港』

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』は、羽田空港第3ターミナル(国際線ターミナル)直結の複合施設『羽田エアポートガーデン』に2023年に誕生した大型ホテルです。そのヴィラフォンテーヌの中にできた特別ルーム、それが今回宿泊した『JALコラボルーム』です。

実際に訪れてみると、ホテル8階フロアに24室という比較的多めの客室がこのコラボルーム専用に設けられています。

「え?24室もあるの?」と、最初は少々驚きました。JAL関連の特別ルームは過去にグランドニッコー東京 台場をはじめとした他のホテルでも展開されてきましたが、実はたいてい1室限定などの非常にレアな設定ばかり。しかし今回ヴィラフォンテーヌ羽田は、宿泊希望者が比較的予約を取りやすいように、そして日本航空が羽田空港から結んでいる就航都市数と同じ24室もの部屋を用意。とてもにくい演出です(笑)

航空ファンが競い合うような予約競争はほとんどありませんが、週末や祝日などはやはり人気で満室になることも少なくありません。実際、私が予約を取ろうとした週末には、既に満室の日もチラホラありましたので、羽田空港利用の旅行日程が決まったら早めに予約をすることをおすすめします。

羽田エアポートガーデン

今回の宿泊は、羽田から翌朝早朝のフライトを控えた前泊での利用でした。21時ごろ、羽田空港第3ターミナルに到着し、そのまま空港直結の『羽田エアポートガーデン』内にあるホテルへ徒歩で向かいました。深夜に近い時間帯でしたが羽田空港はまだまだ賑やかです。その激しい人混みもエアポートガーデンへと足を進めていくと静かになっていきます。ホテルへ近づくにつれ落ち着いた雰囲気がひろがり「空港直結ホテルってやっぱり快適だな」と改めて実感しました。フロントのチェックイン手続きは非常にスムーズで、遅い時間にもかかわらずスタッフが丁寧に対応してくれました。「お疲れ様です。ごゆっくりお休みくださいませ」という穏やかな一言で、移動の疲れもスッと和らぐようでした。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム 通路

コラボルームが24部屋と多くの部屋が用意されているため、部屋まで向かう通路からJALコラボの演出がされています。チェックインを終えエレベーターで8階へ上がると、コラボルームのある8階フロアの一部が「滑走路」を模したデザインになっています。また床の滑走路デザインだけでなく、壁面にはJALの航空機が年代ごとに展示され、まるで小さな博物館に入ったような感覚。自身が飛行機になった気分、JALの歴史を歩くタイムマシンになったような気分を味わえます。実際に現地で目にすると、想像以上の迫力です。「まさかホテルの廊下で、こんなにワクワクさせられるとは」と感動しました。部屋に向かう途中で何度も足を止め、写真を撮りながら、ゆっくりと自分の部屋へと歩いていきました。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム ルームナンバー

そして各客室のドアの横には、JALの国際線就航地を表す3レターコードが刻まれた特別なルームプレートが掲げられています。私が宿泊した部屋の前には「SFO(サンフランシスコ)」と表示されており、「なるほど、自分の部屋はJALが初期に就航した重要都市なんだな」と妙な嬉しさが込み上げました。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム 全景

さて、肝心の部屋の内容ですが、ドアを開けた瞬間から「JALの世界」そのもの。室内にはJALの企業カラーである赤と黒を基調としたインテリアが施され、まるで機内に足を踏み入れたかのような感覚になります。ベッドに置かれた赤いベッドスローもJALカラーの赤に変更され、枕の他にもJAL国内線「クラスJ」で使用されていた布地を利用したクッションが用意されており、これだけで気分は完全にフライトモード。壁面にはJALが誇る歴代の航空機を写したモノクロ写真が整然と飾られており、しばらくの間、その展示をじっくり見て回っていました。まさに泊まれる小さなミュージアムといった趣で、部屋の隅々までJALの歴史を感じられます。私自身、「この写真、どの機材のものだろう?」と部屋に到着した瞬間から夢中になってしまい、荷物を置くことすら忘れてしばらく見入ってしまいました。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム アメニティ

また、宿泊特典もJALファンにとっては見逃せない魅力です。JAL国際線就航70周年記念トートバッグや、特別デザインのステッカーなど、宿泊の記念となる限定アイテムが数多く用意されていました。これらのグッズはただのお土産ではなく、JALの世界観をそのまま手元に持ち帰れる貴重なアイテムであることを、ぜひ皆さんにも体験していただきたいところです。JALコラボルームを利用する宿泊者には記念トートバッグやネックストラップ、ラゲッジタグ、そして機内食として有名な『ですかい』シリーズの中からいずれか1つがプレゼントされます。今回はちゃんぽんですかいでした♪さらに特別デザインの記念ステッカーも配布され、JALの歴史を手元に残すことができます。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム マグカップ

そして、なんといっても注目したいのが特別なアメニティ。部屋のマグカップにはしっかりとJALのロゴが入り、見た目だけでなく質感も非常に高級感がありました。思わず「これ、販売してくれないかな?」と真剣に欲しくなったほどで、持ち帰りができないのが残念に感じられました。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム トイレ
『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム バスタブ

トイレ・バスルームはヴィラフォンテーヌ仕様のユニットバスタイプです。疲れもあったのでシャワーを浴びてから、ゆっくりと寛ぐことに。浴室のアメニティ類も充実していて、肌触りの良いタオルも上質でした。特にバスルームはゆったりとした作りで、出張や長距離フライトの疲れを癒すには十分な設備でした。

なお、ヴィラフォンテーヌ羽田空港には最上階に天然温泉施設『泉天空の湯』も用意されており、利用する際は2025年現在、大人2,000円の追加料金が必要です。私も翌朝、『泉天空の湯』にも足を運びました。海外への出発前に温泉に浸かり、心も体もリラックスしつつ、遠くから響いてくる飛行機のエンジン音がフライト前の高揚感をさらに高めてくれます。このような贅沢なひと時を味わえるのは、空港直結のホテルにある温泉だからこそでしょう。このホテルに宿泊する際は、ぜひ利用していただきたい施設です。

JAL 羽田空港 ファーストクラスエントランス

チェックアウト時も、空港までの移動にストレスが一切ないという羽田空港直結ホテルならではのメリットを最大限に実感しました。特に早朝の出発だったので、この利便性には本当に助けられました。羽田空港から出発・到着する際の滞在先として、これ以上ない最適解でしょう。ヴィラフォンテーヌ羽田空港×JALコラボルームの最大の特徴は、「単なるホテルの客室に留まらない、空港ホテルだからこそ実現できる航空会社との究極のコラボレーション」にあるでしょう。羽田空港直結という利便性だけでなく、航空ファンの心をつかんで離さない徹底したJALのこだわりと仕掛けの数々。そのおかげで、滞在中は部屋の中にいるだけでも心が高揚し、まるで搭乗前の個室ラウンジにいるかのような気分を味わうことができました。

アメニティは想像以上のクオリティだった!~JALファン垂涎の特別仕様~

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム アメニティ

ホテルの宿泊体験において、意外と重要なポイントになるのがアメニティ。特に航空会社とコラボした客室の場合、単なる日常品ではなく、航空ファンやラグジュアリー志向の旅行者を感動させるような特別感が求められます。

今回のヴィラフォンテーヌ羽田空港×JALコラボルームにおいても、この『アメニティ』こそが滞在を特別なものにする大きな要素となっていました。

JALファンなら誰もが心を掴まれるであろう『うどんですかい』や『らーめんですかい』などの機内食シリーズもまた、この宿泊体験を特別なものにしています。今回は『ちゃんぽんですかい』が用意されていましたが、実際にホテルの客室で味わえるとは驚きでした。お湯を注ぎ、3分待つ。馴染みのある香りが部屋中に広がり、まるで高度1万メートルの機内にいるかのような錯覚を覚えました。一口食べると、慣れ親しんだ味に安心感すら感じ、旅の始まりを実感しました。こういった『機内の非日常』をホテル客室で再現してくれることは、航空ファンにとってまさに夢のような時間です。

さらに、宿泊特典として受け取った『JAL国際線就航70周年記念トートバッグ』や『ネックストラップ』『ラゲッジタグ』といったアイテムも質が高く、実用性も兼ね備えています。トートバッグは生地もしっかりしていて、シンプルながら上品なデザインで普段使いにも最適。ネックストラップとラゲッジタグには、JALロゴが入っており、「ここで宿泊した」ことを改めて実感させてくれました。

特別デザインの記念ステッカーもまた、航空ファンの心を掴むアイテム。今回私が受け取ったのは、1950年代に使用されたプロモーションイラストを復刻したもので、歴史を感じさせるそのデザインには強く惹かれました。こうした細かなアイテムにまで『JALの歴史』をしっかり取り入れているあたり、徹底したこだわりを感じます。

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム マグカップ

まず最も印象に残ったのが、部屋に用意されていた特別仕様の『JALロゴ入りマグカップ』です。
ホテルの客室に備え付けのマグカップというと、一般的にはシンプルで無地のものが多いですが、ここでは違いました。私が実際に手に取った瞬間、思わず「おっ」と声が漏れたほどです。

カップの質感は、一般的なホテルアメニティのレベルを遥かに超える重厚感のある陶器製。手にしっくり馴染む絶妙な厚みと重さ、そして何より、鮮明に刻まれたJALの鶴丸ロゴ。これほどまでに細部にこだわったホテル専用のアメニティはなかなかお目にかかれません。「これは本気で欲しいな……」と、販売されていないことが残念に感じられるほど、質の高さを感じました。

また、バスルームに備えられた基本的なアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディソープなど)はホテル共通の仕様でしたが、品質が良く、肌に優しいものが使われていました。特にバスタオルやフェイスタオルは厚手でふわふわしており、長距離フライトや仕事の疲れを癒すには十分。特別感のある空間で使うと、普段以上に気分も上がりますね。

こうして全体を通して感じたのは、ヴィラフォンテーヌ羽田空港のJALコラボルームにおけるアメニティは、『単なる宿泊用品』ではなく、『JALブランドの魅力をリアルに体感できる貴重なアイテム』だということです。ホテル滞在をただの宿泊ではなく、記憶に残る特別な体験にしてくれる重要な要素であり、特にJALファンにとっては感動間違いなしのクオリティでした。

グランドニッコー東京 台場『JALコラボレーションスイート』との比較~宿泊して感じた違いと魅力~

『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム 全景
JALコラボレーションスイートルーム「JAL FLIGHT & RED SUITE」

さて、ここまで『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』のJALコラボルームについて深く掘り下げてきましたが、ここでぜひ触れておきたいのが、同じくJALとコラボレーションした『グランドニッコー東京 台場 JALコラボレーションスイート』との違いです。

実は以前、私はこの『台場のJALコラボレーションスイート』にも宿泊しており、その際の体験も非常に印象的でした。そこで今回は両方を実際に体験した視点から、それぞれの特徴や魅力、宿泊して感じたリアルな違いについて詳しく比較していきます。

グランドニッコー東京 台場 JALコラボレーションスイートルーム

まず『グランドニッコー東京 台場のJALコラボレーションスイート』ですが、こちらはヴィラフォンテーヌ羽田の24室と異なり、1室限定の特別なスイートルーム。部屋の広さや設備面での豪華さ・ラグジュアリー感という点では、台場のスイートが明らかに上回っています。室内の家具やベッド、全可動式フライトシミュレーターまで徹底的にこだわり抜かれ、特に客室内に展示されたJALの本物の航空機搭載品(ミールカート)などは、まさに「泊まれるラウンジ」と呼ぶにふさわしい特別感でした。

一方で、『ヴィラフォンテーヌ羽田空港』のJALコラボルームは、豪華さという面ではやや控えめな印象があります。こちらはスイートタイプではなく、通常のツインルームベースで構成されているため、特別感という意味で最初は多少物足りなく感じるかもしれません。ただし、だからこそ手が届きやすく、予約の取りやすさや実用性が高いというメリットがあります。何よりも「羽田空港直結」というロケーションが最大の特徴で、フライトの前後に宿泊するという目的においては、利便性で明確な強みを発揮します。

実際に両方に宿泊した私が特に感じたのは、『台場のJALスイート』が「特別な記念日」や「非日常の贅沢感を求める旅行」に最適である一方、『ヴィラフォンテーヌ羽田空港』は「現実的な利便性」と「航空ファンとしての楽しさ」を両立できる点です。

JALコラボレーションスイートルーム「JAL FLIGHT & RED SUITE」客室
JALコラボレーションスイートルーム「JAL FLIGHT & RED SUITE」フライトシミュレーター

例えば、台場では客室そのものがJALのラグジュアリーなファーストクラスラウンジのような雰囲気を持ち、「滞在自体が目的」となるような特別感があります。一方、ヴィラフォンテーヌ羽田は実用性を第一に考えながらも、随所にJALならではの遊び心や楽しさが散りばめられています。廊下の滑走路演出や特別なルームプレート、そして質の高いアメニティ類など、「航空会社とコラボした空港ホテルだからこその価値」が色濃く表現されています。

グランドニッコー東京台場 JALコラボレーションスイート 特別アメニティ
『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』JALコラボルーム アメニティ

さらに、宿泊特典のアイテムにも違いがあります。台場のJALスイートではJALファーストクラスで提供されるアメニティに近い特別感の強いアイテムが多く、『上質』や『プレミアム』を強調していますが、ヴィラフォンテーヌ羽田は『JAL機内の楽しさや親しみやすさ』を再現した、よりカジュアルなアイテムが揃っています。私個人としては、ヴィラフォンテーヌ羽田での滞在時に部屋で『ちゃんぽんですかい』を食べながらJALマグカップで飲み物を楽しんだ時間が非常に印象的で、実際に航空機の中で過ごしているようなリアルな楽しさがありました。

利便性という視点でも明確な違いがあります。羽田空港に直結しているヴィラフォンテーヌ羽田は、深夜・早朝便利用時のストレスをゼロに近づけてくれるというメリットがあります。特にフライト時間が厳しいビジネス利用や、移動の多い旅行スケジュールには圧倒的にヴィラフォンテーヌ羽田の方が実用的で使いやすいです。一方、台場は空港からの距離はありますが、東京湾を望む絶景が楽しめるなど、宿泊そのものをゆったり楽しむには理想的なホテルです。

総じて言うと、『ヴィラフォンテーヌ羽田』と『グランドニッコー台場』のJALコラボルームは、同じJAL監修でありながら、明確に異なるコンセプトと価値を提供しています。

  • 『台場のJALスイート』はラグジュアリー志向で特別感重視。宿泊自体が目的の贅沢な体験。

  • 『ヴィラフォンテーヌ羽田のJALコラボルーム』は現実的な利便性と楽しさを両立。フライト前後の快適さや航空ファンが楽しめる気軽さを重視。

それぞれが明確なターゲットと目的を持ち、どちらも『実際に宿泊する価値がある』と私は強く感じました。どちらを選ぶかは旅行の目的やスタイル次第ですが、羽田空港からの出発・到着時に利便性を優先するなら、『ヴィラフォンテーヌ羽田空港』が圧倒的におすすめです。

羽田空港直結ホテルだからこその利便性~出張・旅行前後に最適な宿泊施設~

JAL羽田空港国際線チェックインカウンター

今回、『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』のJALコラボルームに宿泊して改めて感じた最大のメリットは、言うまでもなく『羽田空港直結』という究極の立地でした。私は移動のプロとして日々さまざまなホテルに宿泊していますが、空港と直結していることがいかに快適でストレスフリーかを、実際に滞在して再認識しました。

空港利用時の宿泊でよくある悩みは、『ホテルと空港間の移動』です。特に早朝便や深夜便を利用する場合、ホテルと空港間の交通手段が限られることが多く、タクシーの手配に手間取ったり、交通費が思わぬ負担になったりすることも少なくありません。

しかし、このヴィラフォンテーヌ羽田空港はまさに『その悩みを一切取り払った』と言える存在です。

羽田エアポートガーデン

今回私は羽田からの早朝便に搭乗予定だったため、前日の夜に宿泊しました。羽田空港第3ターミナルの到着ロビーから徒歩数分、途中にある『羽田エアポートガーデン』という複合商業施設内を通ってホテルにアクセスできます。これが本当にありがたく、外に一歩も出ることなく、空調が効いた快適な屋内通路を歩くだけ。特に雨や寒さが厳しい季節、荷物が多い旅行者にとっては、間違いなく理想的な環境でしょう。

翌朝のチェックアウト後も、空港第3ターミナルの出発ロビーまでは本当にあっという間でした。通常、早朝のフライトはチェックイン時間に遅れないようにと神経を使い、朝からバタバタしがちですが、このホテルに泊まったおかげでまったく焦る必要がなくなりました。心にゆとりを持ってフライトの準備ができるため、出張や重要なビジネスミーティング前の宿泊にも特におすすめです。

また、深夜に羽田空港に到着した際にも、このホテルの利便性は絶大です。夜遅く到着するフライトでは、空港から都心部までの公共交通機関が既に終了しているケースも多く、タクシーの長い列に並ばざるを得ないことがあります。羽田空港直結のヴィラフォンテーヌ羽田空港に宿泊することで、深夜便の到着後すぐにゆっくりと休むことが可能になり、翌朝以降の予定にも余裕が生まれます。特に海外からの長距離フライトの後では、このメリットは計り知れません。

羽田エアポートガーデン

さらに、このホテルの利便性を際立たせているのが、同施設内に天然温泉施設『泉天空の湯』や充実した飲食店、ショップなどが揃っている点です。出発までの時間に余裕がある場合、チェックイン前後の時間を『泉天空の湯』で過ごし、旅の疲れを癒すことができます。温泉に入りながら羽田空港の滑走路を眺めるという、ここでしか味わえない贅沢を楽しめます。

また、羽田エアポートガーデン内には飲食店やお土産店も豊富にあるため、急な買い物やちょっとした食事にも困ることはありません。実際、私も宿泊当日の夕食はエアポートガーデン内で済ませましたが、施設内は清潔感があり、飲食店の種類も多様で満足できました。

出張が多いビジネスパーソンにとっても、このホテルの立地は大きな利点です。フライトの時間ギリギリまでホテルでゆっくり仕事をこなしたり、オンライン会議に参加したりすることも可能。チェックアウト後、空港にすぐアクセスできるため、分刻みでスケジュールが組まれているような方にも、非常に頼もしい存在です。

こうしてみると、羽田空港直結のホテルという立地自体が、『ヴィラフォンテーヌ羽田空港』の最大の魅力と言っても過言ではありません。もちろん、JALとのコラボレーションという特別感やアメニティ、演出面での魅力も大きいですが、空港ホテルとしての実用的な利便性は、他のホテルと比較して圧倒的な強みです。

まとめ|ヴィラフォンテーヌ羽田空港のJALコラボルームは誰におすすめ?

『ヴィラフォンテーヌ 羽田空港』

ここまでじっくりと、羽田空港直結のホテル『ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港』のJALコラボルームについて、私の実際の宿泊体験を交えながら深掘りしてきました。

では結局のところ、このホテル、この部屋は『どんな方にとって理想的な宿泊施設』なのでしょうか?実際に滞在を終えた今、私が自信を持っておすすめできる対象を整理してお伝えします。

1. 羽田空港発着便を利用する旅行者・ビジネスパーソン

まず真っ先におすすめしたいのが、『羽田空港を利用する旅行者』、特に深夜便や早朝便を利用する方です。今回実際に宿泊して感じた『空港直結ホテル』の利便性は想像以上で、深夜や早朝の移動ストレスをほぼゼロにしてくれました。特に、忙しいスケジュールの中で効率的に移動をしたいビジネスパーソンや、海外旅行の際の前泊・後泊を考えている方にとって、この利便性は間違いなく価値があるでしょう。

実際、私も早朝のフライト前に利用しましたが、朝から空港への移動手段を気にする必要が一切なくなったのは驚くほど快適でした。羽田空港に泊まるという発想は、多くの旅行者にとっての新たな『正解』だと思います。

2. 航空ファン・JALファンの方

次に、『航空ファンやJALファンの皆さん』には特に強くおすすめしたいです。このコラボルームにはJALの世界観が随所に散りばめられており、ホテルにいながらにしてJALの歴史や魅力を存分に堪能できます。部屋の内装から宿泊特典のアメニティ、廊下の演出に至るまで、徹底的にこだわったディテールが印象的で、航空ファンなら一晩中でも楽しめるほどの充実度でした。

また、宿泊者限定で受け取れる特典グッズも非常に魅力的で、『うどんですかい』や『ちゃんぽんですかい』などの機内食シリーズは、自宅に持ち帰った後も旅の余韻を楽しませてくれます。JAL好きにはたまらない体験が、このコラボルームで待っています。

3. 実用性と快適さを求めるラグジュアリー志向の方

また、『実用的かつ快適な宿泊を求めるラグジュアリー志向の方』にもこのホテルは非常におすすめできます。ヴィラフォンテーヌ羽田空港は超高級ホテルというわけではありませんが、『実用的なラグジュアリー』という絶妙なバランスを実現しています。特に客室内のJALロゴ入りマグカップのような高品質アメニティや、最上階の天然温泉施設『泉天空の湯』は、忙しい日々を送る方が一息つくには理想的な設備でした。

高級感だけを求めるのであれば、都心のラグジュアリーホテルという選択肢もありますが、『実際の利便性』と『ストレスフリーな宿泊』という点においては、このヴィラフォンテーヌ羽田空港は明確なアドバンテージがあります。

4. ファミリーやカップルの利用にも最適

最後に、『家族旅行やカップルでの利用』にも最適な施設だと感じました。部屋の内装はモダンで上品なデザインでありながら、航空機をモチーフにした遊び心あふれる演出が随所に見られ、大人から子どもまで楽しめる環境になっています。特に家族で海外旅行に行く前泊として利用すれば、空港への移動のストレスが軽減され、翌日の旅がより一層楽しめることでしょう。

また、夜間の第3ターミナルからの見る空港の夜景のすばらしさ・非日常的な体験が、特別な思い出作りにぴったりです。


このように、ヴィラフォンテーヌ羽田空港のJALコラボルームは、さまざまな旅行者のニーズに応える万能型の宿泊施設だと感じました。

個人的に今回の滞在で特に印象的だったのは、空港直結ホテルならではの『利便性』と、JALコラボルームならではの『こだわり抜かれた演出』が完璧なバランスで融合していることです。

次回羽田空港からフライトをする際も、私自身が真っ先に予約したいホテルの一つとなりました。ぜひ皆さんにも、この羽田空港直結のJALコラボルームで、私が感じた特別な体験を味わっていただきたいです。

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