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【伊丹ユーザー必見】JALボーイング787を国内線にも導入へ!

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2019年秋から羽田~伊丹線への運航がメインに♪

移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。

2017年9月21日、日本航空から国内線仕様のB787-8の導入が発表されました。

国内線仕様のボーイング787-8型機を導入します

 

JALにとって初めてのボーイング787国内線仕様、そして伊丹空港発着路線に導入するとの発表に驚きと喜びを持ってこの発表を読みました。

 

今回は導入が決定したボーイング787国内線仕様の現段階で分かっている部分と今後の伊丹線の展望を予想していこうと思います。

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ボーイング787はどんな機材?

ボーイング787は、アメリカボーイング社が発売している最新中型機材です。別名ドリームライナーとも呼ばれ、その名の通り最新技術が惜しみなく投入され開発されました。具体的には機体にカーボン繊維を多用した事により気圧・湿度を今までの機材以上に地表に近くする事が出来たり、機内照明のLED化を行うなど様々な点で最新設備を導入しています。

 

飛行機に乗ると機内が乾燥していると感じると思いますが、これは機体の金属疲労を防ぐため富士山の6合目付近の気圧にしわざと乾燥させています。ボーイング787だと機体にカーボン繊維を多用しているため他の機材に比べて気圧を高める必要も湿度を抑える必要もなく富士山の3合目付近の気圧に調整しているそうです。

B787だと他の機材と比べ乾燥している印象を感じません♪

Yuji

787の快適性は長距離線や深夜便に搭乗した際に特に感じる事が出来ます!

 

また、エンジンの燃費効率が良いため大きさはボーイング777とボーイング767の間位の機材にも関わらず飛行距離はボーイング777並の飛行距離を確保しています。今まで需要があるのに大型機材では赤字になる路線でもボーイング787なら収益性が見込めるため新規就航が進んでいます。

JALの場合、成田=サンディエゴ線や関空=ロサンゼルス線などがこれにあたります。

 

なぜ伊丹線にボーイング787を?今でも続く伊丹空港問題。

今回ボーイング787の国内線への導入が決まり、プレスリリースで「羽田=伊丹線を中心とした大阪国際空港(伊丹)発着路線への導入」とはっきりと明文化しているのでしょうか

 

伊丹空港は長年騒音問題に悩まされた空港で、騒音公害で国と争った経験のある空港です。

空港周辺や着陸路には住宅街が多くあり、騒音対策が叫ばれてきた過去があります。

現在も騒音対策として、運用時間が7時~21時までに制限されるだけでなくエンジンが4基ある大型機の離発着などが制限されています。

 

Yujiも伊丹空港への着陸機が通るエリアに住んでいますが、飛行機が好きでない方にとっては騒音でしかないでしょうね。

私にとっては良いBGMです(笑)

Yuji

 

この騒音問題に少しでも対策を打つために今回のボーイング787導入が決まりました。

ボーイング787の騒音レベルは、中型機のボーイング767と比べても小さいです。

特に離陸時の騒音は離陸時比較で7デシベル前後変わってくるとの調査結果が国土交通省からも発表されています。

航空機による騒音影響について

また、気圧や最新設備を導入したボーイング787を導入する事で新幹線との対抗意識もあるのではないかと考えています。

 

導入機材はどんなものになるのか?

現在JALのボーイング787は国際線機材にしか導入されていませんが、国内線仕様はどのようになるのでしょうか?

ちなみにANAのボーイング787-8国内線仕様が2クラス制プレミアムクラス12席、エコノミークラス323席の計335席です。

 

神戸新聞によると座席数は300席前後を検討中とのことです。

3クラスで予想すると、ファーストクラスが2-1-2の2列で10席、クラスJが2-2-2の9列の54席、エコノミークラスが3-3-3の26列で234席で計298席程度になるのではないでしょうか?

 

同じく神戸新聞には1日15便中10便を置き換える事も記載されており、現在の運航機材がボーイング777-200が5便ボーイング767が10便である事を考えると767が全て787に変更されると考えがちです。

ただ、ボーイング777を伊丹線以外の主力幹線である新千歳・福岡・那覇線に運航したいと考えるとボーイング767とボーイング787の2機種による運航に変更されるのではないかと考えています。

神戸新聞「日航が伊丹空港に低騒音機 19年秋、羽田路線で」

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まとめ:2019年秋新仕様機の導入が待ち遠しいです♪

今回は先日発表されましたボーイング787国内線仕様機導入の話題に触れてみました。

伊丹線ユーザーであるYujiにとって快適な環境でのフライトが増える事は嬉しい限りです。

昨年から導入されたエンブラエル190と同様伊丹空港発着機材の顔として運行される事を楽しみにしていきたいと思います。

なお導入は2019年秋との事。あと2年程待つ事になりますが、新たな情報が入り次第Yujiのフライトログでもご紹介できればと思います。

JALプレスリリースはこちらからどうぞ

国内線仕様のボーイング787-8型機を導入します

 

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Comment

  1. 夢の定期船 より:

    このコメントは管理者だけが見ることができます

    • Yuji顔 Yuji より:

      夢の定期船さん、コメントありがとうございます。
      Yujiです。

      ご指摘の通り、JALでは国内線専用のボーイング787はまだ導入されていません。
      ボーイング787は他機種と比べ、燃費効率が非常に良い機材です。
      そのためJALではコスト低減と運航効率の最大化を狙って専ら国際線での運航を行っています。

      国内線導入も伊丹空港の騒音低減&B767の置き換えを念頭に置いたものですので、基本的には伊丹=羽田線をメインで運航されると思われます。

      9月に導入されるA350と比べると運航路線が限定的になると思われますが、夢の定期船さんも是非就航後のJAL便のフライトで楽しんでいただければ幸いです。
      Yujiも就航後早急に搭乗してレポートしたいと思います。

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