移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。
海外旅行に出かける時に、皆さんはどのように航空会社を決めていますか?
絶対日本語が通じる日系航空会社、現地の雰囲気を楽しむための現地の航空会社、ツアーで決めるから何も考えない等様々な考えを持っていると思います。
今回はイギリスロンドン・ヒースロー直行便を有するJALのビジネスクラスの座席とサービスを紹介します。
JALロンドン・ヒースロー直行便は羽田から1日各2便!(JAL41/JAL42/JAL43/JAL44)
ロンドン・ヒースロー国際空港へJAL直行便が飛んでいる空港は2024年12月現在羽田空港の1か所からです。
まずはフライトスケジュールを確認してみましょう。
JL41(B787-9/SS9 or SS9Ⅱ)毎日運航
羽田(HND)01:00発→ロンドン(LHR)6:25着
JL42(B787-9/SS9 or SS9Ⅱ)毎日運航
ロンドン(LHR)8:35発→羽田(HND)07:25着(翌日)
JL43(A350-1000 or B777-300ER/SS7 隔日運航※2025/01/02~ A350-1000毎日運航)毎日運航
羽田(HND)9:50発→ロンドン(LHR)15:15着
JL44(A350-1000 or B777-300ER/SS7 隔日運航※2025/01/02~ A350-1000毎日運航)毎日運航
ロンドン(LHR)18:30発→羽田(HND)17:20着(翌日)
2024年現在、ロシア空域を避けたルートでの運航が続いており、日本→ロンドンは約14時間30分、ロンドン→日本は約14時間となっています。
2024年12月現在では隔日運航となっていますが2025年1月以降、最新機材A350-1000がJAL43/JAL44便で毎日運航となります。
JL41/JL42/JL43/JL44はブリティッシュエアウェイズ(BA4609/BA4608/BA4603/BA4600)イベリア航空(IB1580/IB1581/IB1582/IB1583)とのコードシェアが組まれています。また、JL43/JL44は、ラタム航空(LA8911/LA8492)フィンエアー(AY5077/AY5088)ともコードシェアを実施しています
イギリスではブリティッシュエアウェイズがワンワールドアライアンスに加盟おり、日本=ロンドン線は羽田に1日1便ずつ運航を行っており、運航日によっては1日2便就航しています。
JAL7121(BA6) 羽田13:15⇒ ロンドン19:15【運航日注意】
JAL7083(BA8) 羽田09:35⇒ ロンドン15:40
JAL7120(BA5) ロンドン 11:50⇒ 羽田 10:25 【運航日注意】
JAL7082(BA7) ロンドン 09:05⇒ 羽田 07:35
ヒースロー空港からはブリティッシュエアウェイズ・ラタム航空の・フィンエアー・イベリア航空4社にコードシェアを行っておりヒースローから先の乗継に対応しています。
ブリティッシュエアウェイズ
アテネ
ウィーン
グラスゴー
ジュネーブ
チューリヒ
バーゼル
ハンブルク
ブタペスト
ブリュッセル
ベルリン
マンチェスター
リスボン
ヴェネツィア
ミラノ
ローマ
アバディーン
エディンバラ
コペンハーゲン
ストックホルム
デュッセルドルフ
ハノーファー
ザグレブ
プラハ
ヘルシンキ
マドリード
ミュンヘン
ワルシャワ
ルクセンブルグ
アムステルダム
オスロ
シュツットガルト
ダブリン
ニューカッスル
バルセロナ
ブカレスト
フランクフルト
ベルファスト
マラガ※ロンドン発のみ
ヨーテボリ
ボローニャ
サンパウロ
フィンエアー
ヘルシンキ
ラタム航空
サンパウロ
イベリア航空
マドリード
東京=ロンドン線をビジネスクラスで利用するとフライトマイルは7768イル(125%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で17866マイルが獲得できます。FLY ONポイントは8168FLY ON ポイント(125%積算の場合)です。ちなみにファーストクラスで利用するとフライトマイルは9321マイル(150%積算の場合)、JMBダイヤモンドステータス保有者だと最大で21438マイルが獲得できます。FLY ONポイントは9721FLY ON ポイント(150%積算の場合)です。
ロンドン・ヒースロー線で特典航空券での搭乗を検討している方は、
ビジネスクラスの座席は最新機材A350-1000とフルフラットシート「JAL SKY SUITE」


東京=ロンドン線のJAL43/JAL44では、最新機材A350-1000とボーイング777-300ER(SS7/JAL SKY SUITE)という機材が隔日運航されており、2025年1月25日よりA350-1000にて毎日で運航されます。
最新機材A350-1000は、「Design Your Story」をコンセプトにした個室仕様。JALの「おもてなし」と「テクノロジー」を融合させた最新のビジネスクラスを搭載しています。
A350-1000のビジネスクラスには、完全フルフラットになる「JAL SKY SUITE」から更に進化した座席が採用されています。各シートにスライド式の扉を設けることで、プライバシーを重視した設計。まるで個室のような空間を提供します。初めてのご搭乗では、驚きと感動の体験が待っています。ぜひJALの次世代フラッグシップをお試しください!
ボーイング777-300ER(SS7/JAL SKY SUITE)「1クラス上の最高品質」をテーマに掲げ、今までにない新しい空を作る「Welcome !New Sky」プロジェクトで生まれた最高品質のシート。
座席には23インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Vが用意されています。
ファーストクラス・ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、機内Wi-Fiサービスも利用が可能です!
また就寝時に利用できるJAL機内専用エアウィーヴも用意されており、少しでも快適に就寝できるように準備がされています。
JAL41/JAL42では「ボーイング787-9」(SS9/JAL SKY SUITE)という機材で運航されています。
主要幹線に投入されているボーイング777-300ER(SS7)と同等の座席シートを設置しており、全席通路アクセス、就寝時はフルフラットベッドになるなどビジネスクラスでは最高峰の設備で、一回り小さいファーストクラスと言っても過言ではありません!
座席には23インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Vが用意されています。
ボーイング787機材ですので、特別エンタテイメントサービス「SKY MANGA」が展開されており機内で電子漫画を読むことも可能です。
ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、国際線機内Wi-Fiサービスも利用が可能です!
また、一部日程ではJAL初めてのヘリンボーンシートである「JAL SKY SUITEⅢ」が投入されています。
「JAL SKY SUITE」の個室感とフルフラットシートを踏襲しながら、座席数の減少を極限まで回避したシートです。
1-2-1の横4配列で、シート幅は約51~52センチ、ベッド幅は最大約74センチ、ベッド長は最大約198センチです。
座席には17インチの大型テレビモニターが設置されており、機内エンタテイメントシステムにはMAGIC-Ⅵが用意されています。
ビジネスクラスには全ての座席にコンセントが設置されており、国際線機内Wi-Fiサービスも利用が可能です!
なお急遽の変更が発生する場合がありますので、予約の際日本航空 公式サイト(国際線)にて確認をお願いいたします。
JALロンドン線のビジネスクラスはどのようなサービス?
JALロンドン・ヒースロー線のビジネスクラスでは、どのようなサービスになるのでしょうか?
ロンドン線は約14時間の長距離フライトに分類され、サービスは欧米路線やオーストラリア線の長距離線タイプでの提供です。
機内の楽しみの一つ機内食「BEDD」はほぼ最高サービス!深夜便JL43便は特別メニュー♪そしてアメニティは?
羽田発メニューでは、和食は東京銀座「蓮 三四七」の三科惇氏、洋食はフランス料理「L’Effervescence」の生江史信シェフが監修する献立です。
メインディッシュは離陸後1時間前後で提供されます。
日本時間では丁度いいお昼ですし、ロンドン時間で考えると午前4時位になります。
時差ボケを考えると、食事を満喫しつつ寝ないで機内を楽しむ方が良いですね!
2022年10月6日以降搭乗分より新たに始まった機内食事前予約専用メニュー「EXPRESS MEAL」では、羽田発ロンドン行JAL41便、JAL43便で事前予約が可能となっています。
2024年9月1日~2025年2月28日出発便のメニューは、大正元年創業。日本橋人形町の老舗精肉店が営む「すき焼割烹日山」監修の「黒毛和牛すき焼御膳」です。
専用メニューは国際線出発25時間前までにJAL Webサイトにてサービス申し込みを行う必要があります。
新たに始まったこのサービス、是非利用してみてはいかがでしょうか?
メインの機内食を頂いた後は、「アラカルトメニュー」として希望の時間に好きなものを頂くことが出来ます。
メニューはお茶漬けやサラダにカレー、麺類やサンドイッチ、フルーツやアイスクリームなどが提供されます。
大食漢のYujiでもさすがに全てを頂く事は出来ないほどの品ぞろえです!
アラカルトメニューは、到着前約1時間30分前まで頂くことが可能です。
また、到着前には和食・洋食どちらかの食事が提供されます。
和食・洋食に関しては、BEDDシェフの一人パリを拠点に活躍する料理プロデューサー「狐野扶実子」さんの監修するフミコの和食/フミコの洋食が提供されます。
このフミコの和食がめっちゃ美味しい!!私はめっちゃ大好きですw
フミコの和食・洋食はファーストクラス機内食と同様のメニューが提供されますのでファーストクラスに乗った気分で頂きましょう♪
現地時間でお昼過ぎに近い時間に提供されますので、しっかりと頂きロンドンでの滞在に備えます。
深夜便であるJAL41便は、離陸後のお食事の提供がありません。
離陸後はそのまま「アラカルトメニュー」のサービスと朝食サービスに近い和食・洋食を希望していただくようになります。
和食には一部深夜便で提供されている匂い控えめなのに深みのある「そらなっとう」の提供、洋食ではメゾンカイザー特製ブレットを利用した洋定食が頂くことが出来ます。
メインディッシュの和食・洋食は離陸後6時間~8時間頃を目安に提供されます。
和食は東京銀座「蓮 三四七」の三科惇氏、洋食はフランス料理「L’Effervescence」の生江史信シェフが監修する献立です。
こちらの献立はJAL43便と同様のメニューが提供されます。
またロンドン発の便では、日本料理「露結」の林大介シェフ監修の和食が提供されています。
海外発の機内食(特に和食)はあまり…といわれる事が多いですが、日本航空では最近長距離線での海外発機内食に力を入れており前と比べると、非常においしくなってきています。
機内食のメニューは毎月変更されていますので、出発前に日本航空 公式サイト(国際線)で確認は必須です!
機内では快適に過ごせるために特別アメニティも提供されます。
イギリス・ロンドン線では、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「HERALBONY」とコラボレーションしたアメニティセットが提供されます。
アメニティの中には歯磨きセット・耳栓・アイマスク・ポケットティッシュ・スマホスタンド等が入っています。
機内で客室乗務員から提供されるか座席に用意されています。機内で使うもよし、ホテルに持ち帰って利用するもよしです!
出発前の快適空間は「JALサクララウンジ」「Galleries Club Lounge」を利用♪
ビジネスクラス利用のお客様には、出発前に各空港のラウンジも利用が可能です!
羽田空港ではJALが運営する「サクララウンジ」が利用可能です。
JAL43便が出発する時間帯はラウンジも混雑時間帯なので羽田空港ではにラウンジ内かなり混雑しています。。。
ゆったりと過ごすのであれば早めにチェックインしてラウンジの席を確保する事をお勧めします。
JAL41便の場合は0時頃出発の東南アジア線が出発するとほぼガラガラとなります。
JAL41便の場合、「プレミアムナイトフライト」と名付けラウンジ入室資格の無いエコノミークラス利用者でもラウンジを利用できるようなっています。
エコノミークラス利用者は羽田空港のサクララウンジの4階部分を利用する事が出来、ビジネスクラス利用者は3階部分とサクララウンジが利用可能です。
一方ヒースロー国際空港では、「Galleries Club Lounge」を利用する事になります。
最高のサービス「ファーストクラス」でロンドンへのフライトはいかが?
主要幹線であるロンドン・ヒースロー線には「ファーストクラス」が設定されています♪
Yujiが初めて搭乗したファーストクラスは成田=ロンドン線でしたので、とても思い入れがある路線でもあります。
ウクライナ情勢のためJAL最長路線の一つになっているロンドン線にも最新機材A350-1000も導入され、ファーストクラスが今までを超えて素晴らしいものに進化しました!
その広々としたスペースと最新設備に、「これが新しいファーストクラスか…」と言葉があふれるほどです。
時には「空飛ぶ個室レストラン」、時には「空飛ぶ書斎」、時には「空飛ぶベッドルーム」まるで利用者の思うがままに順応する素晴らしい座席・素晴らしい部屋となるファーストクラスでは、進化したプライベートな空間とお客様自身の時間を尊重する最上級のおもてなしが受ける事ができます。
機内での食事も東京神楽坂「石かわ」石川秀樹店主と「虎白(こはく)」小泉瑚佑慈店主監修の和食や東京北品川「カンテサンス」岸田周三シェフ監修の洋食に厳選されたワインやシャンパン、日本酒などが頂くことが出来ます。
国際線ファーストクラスに搭乗すると乗るたびに様々な感動や勉強になる事ばかりで、ファーストクラスがある路線では無理してでもファーストクラスを購入してしまいますね。
ロンドン発の時はブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジ「Galleries First Lounge」が利用する事も可能です。
機内での最高級のお食事やシートの広さだけでなく、かゆい所に手の届くサービスを受けられるファーストクラスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
最新機材A350-100ファーストクラスの搭乗記はこちらから
コロナウイルスに伴う出入国対応は?
新型コロナウイルスに伴い、国際線の利用が非常に厳しくなっていましたが、2024年12月現在イギリス入国や日本人の帰国時の際の水際措置は完全撤廃されています。
ただし2025年1月8日以降、査証免除対象者もイギリス渡航時には「電子渡航認証(ETA)」の申請・取得が必須です。
審査日数が英国3営業日以内と時間がかかるため余裕をもって申請しましょう。
まとめ:ロンドンの街を楽しむためにも快適なフライトのチョイスを♪
今回はロンドン・ヒースロー線に投入されていますビジネスクラス・ファーストクラスを写真や経験からご紹介しました。
歴史ある国、イギリス・ロンドン♪行くたびに新たな歴史や文化が楽しめる国でいつもワクワクさせて貰っています♪
是非皆さんもロンドンの街を楽しむためにも、快適なフライトをチョイスして旅や仕事に花を添えてみてはいかがでしょうか?
ロンドン・ヒースローへ出かける際の航空券は、日本航空 公式サイトから購入できます。
ホテルやオプショナルツアーもセットに購入を検討している方はJALPAKの「安心の旅!JALパックのヨーロッパツアー」で様々なプランが用意されています。
アフターコロナ旅の検討にぜひいかがでしょうか?
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