トラベルライター「Yuji」が飛行機や空港の話、旅行記諸々を書き綴ってます。

【完全公開】シンガポール・チャンギ国際空港プライオリティパスラウンジ全て見せます!

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普段は新幹線を通勤電車のように利用し、休みは飛行機で各地を飛び回る。 旅行記や旅行情報をお伝えするだけでなく、移動の苦を楽にするために様々なお得&便利情報をお伝えしていきます。⇒詳しいプロフィールはこちら
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チャンギ国際空港(シンガポール)はラウンジ天国♪

移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。

年末に向けてJAL上級会員を維持するためにFOPが足らない方や寒さから逃げ出すためにシンガポールへと出かける方も多いと思います。

シンガポールの玄関口「チャンギ国際空港」はアジアのハブ空港として多くの利用客がいるだけでなく、毎年発表されるベストエアポートの上位に君臨するなど利用客にとって快適な空港として有名です。

そんなチャンギ空港にも航空会社運営のラウンジだけでなく、ラウンジ運営会社が運営するラウンジも多くあります。

有名なのは年会費を払って世界各地の登録ラウンジが利用できる「プライオリティパス」。チャンギ国際空港には全部で10か所の対応ラウンジが運営されています。

今回はチャンギ国際空港にあるプライオリティパスラウンジを全てに訪問し、実際に体験してみてきましたのでそちらをご紹介します。

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JALが利用する第1ターミナル

JALが離発着する第一ターミナルには、「Plaza Premium Lounge」・「SATS Premier Lounge」・「danta Lounge」の3か所のプライオリティパスラウンジが用意されています。

チャンギ空港にはJALサクララウンジがありませんので、「danta Lounge」がJAL指定ラウンジとしてビジネスクラス搭乗者、JMBダイヤモンド・JMBサファイア・JGCプレミア・JGC会員・ワンワールドエメラルド・サファイア会員に提供を行っています。

「danta Lounge」に変更されたのは2017年7月27日からで、以前は「SATS Premier Lounge」が指定ラウンジとして提供されていました。

 

お洒落で快適な「danta Lounge」(JAL指定ラウンジ)

チャンギ国際空港ターミナル1の中で一番新しいラウンジ「dnata Lounge」、お洒落で快適な空間と縦長の空間が特徴的なラウンジです。

プライオリティパスを利用した場合、入場後2時間までの利用と利用時間が制限されますので注意が必要です。

 

ラウンジ受付スタッフに搭乗券(アライバル利用の場合も必要)とプライオリティパスを提示して入室します。

10月末まではキャセイパシフィック航空もこちらを出発ラウンジに指定していましたので、キャセイの地上係員もいました。

※2017年10月30日よりキャセイ航空は発着ターミナルをターミナル4へ変更し、自社ラウンジを開設しています。

 

新装オープンして間もないラウンジですので、とても綺麗でおしゃれなラウンジです♪

奥に進めば進むほど利用者の数が少なくなっていきますので、ゆっくり過ごしたい方はラウンジ奥を利用する事がお勧めです。

 

ラウンジ突き当りには、飲み物などが置かれているスペースが用意されていました。

利用者が少ない分回転率も悪いのでしょう。缶ビール等はキンキンに冷えています。

しっかり冷えたドリンクを頂きたい場合は、このドリンクを頂く方がお勧めです♪

 

ドリンクサーバーの横にはVIP対応の個室もきちんと完備されています。

航空会社向けのラウンジとしても利用されているため、VIPにもきちんと対応できるようになっているみたいですね。

 

先ほどと反対側に進むと、軽食などが頂けるダイニングエリアが設置されています。

パンやサンドイッチはもちろんの事。

 

JAL指定ラウンジという事で、うどんやカレーなど和食も用意されています。

カレーは成田・羽田と比べてあっさり系。

香辛料も少なめに抑えられているようで、朝から頂いても美味しく食べられる印象を受けました。

夕刻の利用だと、シンガポール名物の「チキンライス」等も提供されています。

チキンライスも本格的で、普通の食堂で出るようなしっかりした味付けがしていました♪

この日のお昼に頂いたチキンライスよりもおいしかったかも…(笑)

Yuji

 

ターミナル1の中で一番快適に過ごせたラウンジはこの「dnata Lounge」でした♪

JALを含めターミナル1発着便を利用する航空会社に搭乗するのであれば、こちらのラウンジを利用する事をお勧めします♪

 

外の景色を楽しみながら過ごすなら「Plaza Premium Lounge」

「Plaza Premium Lounge」には、駐機場に向いた面に窓があり外の景色を楽しめる特徴があります♪

こちらもプライオリティパスでの入場は2時間までと時間制限がありますので注意が必要です。

 

窓からは、駐機場だけでなく滑走路もみる事が出来ます♪

離発着する滑走路は常に変わりますが、風向きによっては離発着する飛行機を間近で見られる事間違いなし♪

そのため窓側は常に椅子取りゲームになっています。

開いていればラッキーです♪

 

窓側から離れた部分は、半個室のような形をした椅子等も置いてありビジネスユーザーとしては出発前の時間を仕事に充てられる心憎いサービスが提供されています。

こちらも夕刻以降はビジネスマンで椅子取りゲームが繰り広げられています。

 

このラウンジの残念な点の一つが「アルコールが有料」な点。

ビールはもちろんの事、ワインやウイスキーなど様々なお酒が陳列されていますが、残念ながら全て有料での提供です。

空港ラウンジでお酒を頂こうと思って向かう際はこのラウンジを避けた方が良いですね。

 

 

 

軽食に関しては、コールドミール・ホットミールともに用意されています。

麺類は冷たい細麺等もあり個性的な印象を受けました。

 

ラウンジシェフに依頼して頂けるメニューなどもありますが、スタッフの気分と腕は最悪ですので期待はしない方が良いです。

夕刻提供の手巻き寿司の味はかなりひどかったです(泣)

Yuji

 

ラウンジホッピングにお勧めな「SATS Premier Lounge」

「SATS Premier Lounge」は、ターミナル1の中心付近にあり近くに「ブリティッシュエアウェイズラウンジ」・「カンタス航空ラウンジ」があるラウンジ巡りに最適なラウンジです。

旧JAL指定ラウンジでもあったため、JAL便でシンガポールを訪れた事のある方はこちらのラウンジの方が記憶に残っているという方も多いでしょう。

こちらはプライオリティパス利用での時間制限はありませんでした。

 

さっそく中へと入ると、他の2ラウンジと比べて2人用・4人用座席が多く設置されているような印象があります。

 

奥へと進むと、一人掛けの座席もしっかり用意されていますのでご安心を。

他のラウンジよりも座席間隔がゆったりしているような印象がありますね♪

 

1.5人掛けの座席に隔離されるような半個室のようなブースも用意されています。

コンセントも完備されていますので、ビジネスマンには出発前の仕事にぴったりな空間かもしれません。

 

軽食ダイニングに缶ビールもしっかり完備されています♪

中国南方国空など中華系の航空会社の指定ラウンジになっているためか、中華系の食事も多く用意されていたのが印象的でした。

 

セルフサービスの麺類も用意されていました。

ただスープの辛さがかなりのもので口の中がヒリヒリするような辛さ、私には飲みきれない味でしたね。

是非辛み好きの方は試してみてはいかがでしょうか?

 

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マレーシア航空などが利用するターミナル2

マレーシア航空やエティハド航空の離発着する第2ターミナルには、「Ambassador Transit Lounge」・「SATS Premiere Lounge」・「TGM」の3か所のラウンジが用意されています。

各所のラウンジ紹介でも触れますが、時間帯により利用できないラウンジや特殊なラウンジがある第2ターミナルは面白いラウンジです。

 

唯一喫煙スペースがあるラウンジ「Ambassador Transit Lounge」

プライオリティパスで入場できるラウンジで唯一喫煙が出来るスペースを持っているラウンジが「Ambassador Transit Lounge」です。

空の旅と言えば、機内はもちろん空港内でも喫煙できるスペースが少なくて愛煙家の皆さんはかなりつらい環境だと思います。そんな中でもこのラウンジにはラウンジでタバコが吸えるというのはかなりのユニークポイントではないでしょうか?

こちらのラウンジも入室後3時間という時間制限が設けられています。

 

ラウンジの面積としてはこじんまりとしていますが、利用者が限られている分こちらでも快適に過ごす事が可能です。

 

軽食の種類は少なめですが、ホットミール・コールドミールだけでなく生野菜なども頂くことが可能です。

 

朝の時間帯に頂ける食事はこんな感じ。

この他に生野菜やコールドミールが数種類あります。

 

外に出ますと、数あるラウンジ内で唯一タバコが吸えるエリアが用意されています。

外の駐機している飛行機を眺めながら煙草を燻らせる事が出来るのもオツなものですね♪

ただし、室が居なので残念ながらクーラーは効いておらず…かなりの蒸し暑さが襲ってきます。

 

利用時間に要注意!「SATS Premiere Lounge」

ターミナル2のラウンジで一番新しい「SATS Premiere Lounge」。

快適性と過ごしやすさを取るならこちらのラウンジがお勧めです。

ただし、午前11時までは航空会社専用のラウンジとして利用されているためプライオリティパスでの入場が出来ません。

朝早い時間にラウンジを利用したい場合は、他のラウンジを案内されますので十分注意が必要です。

 

ラウンジの広さもしっかりあり、リニューアル後の雰囲気もかなり良いものになっています♪

 

ビジネスマン向けにパソコンが使えるような個人向けのスペースも完備されています。

各テーブルにはタブレット端末まで完備されています。

 

軽食の頂けるダイニングエリアも広々としていて快適です♪

ホットミールだけでなく生野菜のサラダバー等も完備されています。

 

ホットミールは中華系の食事が多く用意されていますね。

ビールなどのアルコール類も用意されていますので、こちらも無料でいただくことがか可能です♪

 

レストランでの食事が頂けるラウンジ「TGM」

プライオリティパスでは、ラウンジでゆっくり過ごせる以外のサービスを提供している珍しい場所にも対応しています。

それがこの「TGM」。

ここは、ラウンジではなく本格的なレストラン。こちらではプライオリティパスを利用してレストランの定食メニューを頂くことが可能になっています。

 

店内も完全なレストランスタイル。

食事の注文は入り口でプライオリティパスを提示した際に聞かれますので、そちらでの注文になります。

注文後空いている席に座り、そこまでは以前スタッフが持ってきてくれます。

 

今回注文したのは、「サシミ定食」。

お刺身が3種類にから揚げ、餃子にデザートも付いていながらプライオリティパスのみで頂くことが可能。

味も海外で頂く和食としてはかなりおいしい方です♪

特にお刺身は脂がのっていて「オンザライス」していただくと最高でした♪

レストランですので、ゆっくり過ごすという点では使えない場所ですが、食事を頂いたのち別のラウンジでゆっくり過ごせば美味しい食事とラウンジを楽しめると思います。

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シンガポール航空の本拠地ターミナル3

第3ターミナルは、シンガポールお膝元のシンガポール航空がメインに利用しているラウンジです。

こちらには「Ambassador Transit Lounge」・「SATS Premiere Lounge」・「danta Lounge」・「THE HAVEN BY JETQUAY」の4か所が用意されています。

なお、「THE HAVEN BY JETQUAY」は非制限エリアの到着ラウンジとして利用が可能なラウンジですので、入国前・出国後のラウンジとしては利用が出来ません。今回の取材の対象外にしましたのであしからず。

 

決して忘れて出国したわけではないです(汗)

Yuji

 

開放的な空間が広がるラウンジ「danta Lounge」

ターミナル3の「danta Lounge」は、こじんまりしたスペースに設置されています。

ただし、利用時間の制限は2時間と他のラウンジと比べて短めです。

 

このラウンジの特徴は、この屋根の無い開放的な空間。

ラウンジ用の屋根を無くし、空港の屋根まで続く開放的な空間は気分を更に盛り上げてくれます♪

 

もちろん屋内スペースもしっかり完備されていますので、その点はご安心を。

 

軽食はほっとミールがメインで種類は少なめです。

 

窓から外が見る事が出来るラウンジ「Ambassador Transit Lounge」

「Ambassador Transit Lounge」では、ラウンジ内の窓から外が見る事が出来るラウンジです。

プライオリティパスでは、入室後3時間の利用時間制限がありますので注意委が必要です。

 

こちらのラウンジも広さとしては小さい印象が強いラウンジです。

しかし、こちらも利用者が少ないためか窮屈な印象を持たずに利用する事が可能です。

 

こちらのラウンジには窓がありますが、スモークがついているため、ゆっくり見る事は出来ない状態です。

 

軽食は、ホットミール・コールドミールの他サラダバーも設置されています。

 

第三ターミナル最大のプライオリティパスラウンジ「SATS Premier Lounge」

ターミナル3のプライオリティパスでは、一番大きいラウンジである「SATS Premier Lounge」です。

こちらのラウンジも入室後3時間までの利用時間制限がありますので注意が必要です。

 

面積が広い分、ラウンジ内の収容力も大きいためゆったりと過ごす事が可能です。

 

軽食に関してはホットミール・コールドミールなどが用意されており、カレーなどもありました。

 

やはりターミナル3はシンガポール航空のおひざ元のためか、ラウンジ利用者がほぼシンガポール航空のラウンジを利用するようで、あまり力が入っていない印象を受けましたね…

 

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まとめ:プライオリティパスを使ってシンガポール旅を満喫しよう♪

今回は、シンガポール・チャンギ国際空港のプライオリティパスが利用出来るラウンジを全て訪問し、まとめてみました。

プライオリティパスを持って、是非ラウンジで出発前のひとときや到着後の疲れをいやしてみてはいかがでしょうか?

 

JALのマイルを貯めている方なら、恐らくJALカードは保有しているはず。

保有カードがJALカードJCBやJALカードAMEXであれば、プラチナ会員に変更してみてはいかがでしょうか?

プラチナカードであればプライオリティパスが無料で付帯できますので、今後の旅にお勧めですよ♪

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