【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

JAL 日本航空 国際線航空券【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!
JAL ビジネスクラスホームページ

移動をこよなく愛する男、トラベルライターのYujiです。旅のスタイルや目的地は様々でも、「快適な空の旅」を求める気持ちは共通ですよね。

先日、友人がこんなことを話していました。「JALのビジネスクラスで海外に行ったんだけど、想像してたより座席がフラットにならなくて、全然寝られなかったんだよ…」と。友人が残念そうに語るその姿は、私にとっては見過ごせないものでした。

実際には、JALのビジネスクラスにはいくつかの座席タイプがあり、それぞれ快適さがまったく違うのです。航空機や路線ごとに座席の仕様が異なるため、「ビジネスクラスならどれでも同じだろう」と思っていると、大きな失敗につながることもあります。

飛行機マニアの私からすれば機材ごとの違いは当たり前でも、普段飛行機に詳しくない方にとっては戸惑いが多いはず。だからこそ、私はこの記事を書くことに決めました。

今回はJALの国際線ビジネスクラスの全シートを徹底的に比較し、「どの座席が本当に快適でおすすめなのか」を詳しく解説します。実際に私が搭乗した経験を踏まえ、写真とリアルな描写で、まるであなた自身が座席に座っているかのような臨場感をお届けします。

この記事を読み終えた頃には、「次にJALビジネスクラスを利用する際は絶対に失敗しない!」という自信がついていることでしょう。

では、一緒に最高の座席を見つけていきましょう!

シートは全部で6種類。フルフラットになるシートは3種類!

A350-1000ビジネスクラス座席

JALビジネスクラスのシートは「A350-1000」「JAL SKY SUITE」・「JAL SKY SUITEⅡ」・「JAL SKY SUITEⅢ」・「JAL SHELL FLAT NEO」・「JAL SKYLUXE SEAT」の全部で6種類です。

JAL SHELL FLAT SEAT」・「JAL SKYRECLINER」につきましては、機材退役・改修が進みましたため、2024年12月現在退役となっています。

その中でもフルフラットになるシートは「A350-1000」「JAL SKY SUITE」・「JAL SKY SUITEⅡ」・「JAL SKY SUITEⅢ」の4種類。

ビジネスクラスとして耐えられるのは上記4種類と「JAL SHELL FLAT NEO」の5種類です。

全てのシートを網羅していますので、是非皆さんの目で確認してみてください。

 

Ⅰ最新機材「A350-1000」個室型シート:JALビジネスクラス史上最高峰!

JAL A350-1000機材

2024年1月に東京(羽田)=ニューヨーク(JFK)線を皮切りに導入が進んでいる最新機材「A350-1000(X35)」座席配置は1-2-1のスタッガードレイアウトで全54席です。

この機材に搭載されたビジネスクラスは「Design Your Story」をコンセプトに扉付きの完全個室仕様。JALの「おもてなし」と「テクノロジー」を融合させた座席を搭載しています。

時刻表では「A351」と表記され、JALの新たなフラッグシップとして一部の長距離路線で活躍しています。

実際にロンドン線のファーストクラス搭乗時に、特別にこの新シートを体験させてもらったのですが、その瞬間の感動を今でも鮮明に覚えています。座席に座り、ゆっくりと個室の扉を閉めると、自分だけの贅沢な空間が広がります。扉の高さは約132cmと適度で、圧迫感は全くなく、むしろ安心感が高まりました。

座席の素材やデザインもJALらしい洗練された和のテイストを感じさせ、まるで高級旅館の一室のような趣があります。シートは特殊なFIXバック構造のため、後ろの座席を気にすることなくフルフラットにできるのも素晴らしいポイントです。

フルフラットにしたベッド状態はまさに「空飛ぶベッド」。長さは約2メートルもあり、足元の広がりや自由度も抜群です。静かな個室の中で、穏やかな照明のもと、寝返りも自由自在。ニューヨークやロンドンなど、超長距離路線でも最高の睡眠を約束してくれます。

現時点では主に羽田〜ニューヨーク・ダラス・ロンドン線に投入され、2025年5月にはパリ線、6月にはロサンゼルス線に投入が計画されています、今後も他路線に展開予定とのことで、ますます期待が高まります。ぜひこの最高峰の個室型シートを体験してみてください。間違いなく、今までとは次元の異なる空の旅を楽しめるはずです。

 

【最新鋭】JAL A350-1000ビジネスクラス個室型シート(中央通路側席の完全プライベート空間体験)

JAL A350-1000 ビジネスクラス座席

私が実際に体験したのは2024年11月、羽田〜ロンドン線のファーストクラス搭乗時に特別に案内されたビジネスクラスの『中央通路側席』。

今回はその時に感じた興奮や感動をリアルにお伝えします。

完全個室型ビジネスクラス——扉を閉めれば世界が変わる

A350-1000ビジネスクラス個室

初めてA350-1000のビジネスクラスキャビンに足を踏み入れた瞬間から、従来の機材との違いに驚きました。JALの従来のフルフラットシートも素晴らしかったのですが、今回の個室型シートは、想像をはるかに超えるレベルのプライベート空間です。

私が座ったのは中央ブロックの通路側の個室席でしたが、席に着くとすぐに目に入ったのは、高さ約132cmのスタイリッシュなスライドドア。扉を閉めてみると、あっという間に自分だけの完全なプライベート空間が完成しました。驚くほどの静寂さに包まれ、他の乗客の気配すら全く感じません。

シートに座って扉を閉めると、まるで機内ではなくラグジュアリーなホテルの一室にいるような錯覚に陥りました。天井が高く設計されており、中央席であるにも関わらず圧迫感はまったくありません。柔らかな照明、落ち着いた和モダンのインテリアに囲まれて、ゆったりとした安らぎの空間が広がっていました。

中央通路側席だからこその快適性とメリット

A350-1000ビジネスクラス座席

中央通路側席には「窓からの景色」という魅力はありませんが、実際に体験して感じたのは、中央席ならではの静けさと落ち着きです。窓側席は景色を楽しむ人のために明るさが必要ですが、中央席は落ち着いた照明とプライバシーが優先されています。長時間の夜間フライトでゆっくりと身体を休めるなら、この中央通路側の静かな環境は極めて魅力的に感じました。

また、座席配置が1-2-1のスタッガード型となっているため、中央席でも隣席との距離は適度に確保されています。パーティションが高く、隣の方との視線が完全にシャットアウトされており、誰とも顔を合わせることなくプライベートを満喫できました。

席に着いてCAさんにウェルカムシャンパンをいただくときも、中央席は通路に直接面しているため、サービスを受ける際も非常にスムーズ。食事を終え、静かに休息したいタイミングで扉をそっと閉めるだけで、誰にも邪魔されない時間が訪れます。

シートの快適性と最新設備

A350-1000ビジネスクラス座席ベッドモード

座席自体の快適性も、期待をはるかに超えるものでした。シートはFIXバックタイプのため、背もたれを倒すと自席のスペースだけでリクライニングが完結し、後ろの席の乗客に気を遣う必要がありません。これが長距離フライトでは非常にありがたく、好きなタイミングで自由にシートをフルフラットに変えられます。

シートを倒すとベッドモードへと滑らかに変化し、寝具にはエアウィーヴの特製マットレスが採用されていました。実際に横になると、まるで自宅のベッドのような安定感があり、身体全体を包み込む柔らかさとサポート感に感動しました。私自身、身体が大きめですが、それでも余裕で寝返りが打てるほどの広々としたベッドスペースでした。

A350-1000ビジネスクラスシート周辺

シート周辺にはUSBポート、AC電源、ワイヤレス充電パッドと最新設備が完璧に整っています。スマホやPCを頻繁に利用する私にとって、この環境は本当にありがたく、機内での仕事も映画鑑賞も自由自在でした。

 

A350-1000ビジネスクラスのすばらしいところ

  • フルフラットベッド:長さ約198cm×幅約56cmの完全なベッド状態に変換可能。
  • プライバシードア:隣の席や通路を気にせず過ごせるプライベート空間。扉を閉めると132cmの壁とともに個室となる座席は高いプライバシー性を提供。
  • 高解像度モニター:最新のエンターテインメントシステムを搭載した個人用モニターにはB777-300ERファーストクラスモニターよりも大きい24インチ。
  • ヘッドレスト内臓スピーカー:ヘッドフォンなどを利用せずとも映画・オーディオを楽しめる世界初の音響設備
  • 収納スペース:ワードローブにジャケット・座席下にバッグを収容できる十分なスペースを完備。中央の手荷物収納棚を撤去しても荷物収納は問題なし

 

最新鋭機材が叶える静寂と空気環境の素晴らしさ

特筆すべきは、A350-1000の機内環境そのものです。最新鋭機だけあり、機内の静寂性が抜群でした。エンジン音や機内の雑音が極限まで抑えられており、個室内ではほぼ無音状態。これにより集中して読書や映画鑑賞が楽しめました。

さらに機内の湿度や気圧調整が優れており、長時間のフライトでありがちな乾燥や身体への疲労感もほとんど感じません。快適な空気環境のおかげで、到着後の疲労感も従来とは比べ物にならないほど軽減されました。

Yujiの総評:「ファーストクラス級、これ以上ないビジネスクラス」

JAL A350-1000の個室型ビジネスクラスは、間違いなくビジネスクラスの枠を超えています。中央通路側席を体験した私が断言しますが、窓側の景色という魅力を差し引いても、この席の快適性・静けさ・プライバシー性は文句なしの満点です。初めてのご搭乗では、驚きと感動の体験が待っています。もし今後ニューヨークやロンドンへの長距離フライトを計画するなら、私は絶対に再びこのA350-1000個室シートを選びます。Yujiのフライトログの読者である皆さんにも、心から強くおすすめしたいシートです。

扉を閉めれば、そこは完全な自分だけの空間。これこそJALが提供する『究極のビジネスクラス体験』そのものです。ぜひ一度、この感動をあなた自身の目と身体で確かめてください。

ぜひJALの次世代フラッグシップをお試しください!

 

【現行主力】JAL SKY SUITE(SS7・SS8・SS9)– 世界が認めた快適フルフラットシートの実力

JAL SKY SUITE
JAL SKY SUITE

さて、続いてご紹介するのは、私自身もJALの国際線で最も多く利用している『SKY SUITE(SS7・SS8・SS9)』です。

「JAL SKY SUITE」が設置されているのはボーイング777-300ER(SS7/W84)と一部のボーイング787-8(SS8/E12)及びボーイング787-9(SS9/E71)です。

JAL SKY SUITE【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!は「1クラス上の最高品質」をテーマに掲げ、今までにない新しい空を作る「Welcome !New Sky」プロジェクトで生まれた最高品質のシート。

これはまさにJALが世界に誇る看板シートであり、実際にSKYTRAX社が主催する「ベスト・ビジネスクラス・エアラインシート」を2013年に受賞した実績もあります。

私自身、ソウル・シンガポール・バンコク・香港等々そして国内線運用でも数え切れないほどこのSKY SUITEを利用していますが、そのたびに感じるのは、「やっぱりこれだよな」という心からの安心感です。

今回は、そのSKY SUITEシリーズ(SS7・SS8・SS9)について、私のリアルな体験を交えつつ、その実力と魅力を徹底的に掘り下げていきます。

 

乗った瞬間からわかる、従来のビジネスクラスとは違う快適性

JAL SKY SUITE

初めてSKY SUITEに乗った時の感動は、今でも鮮明に覚えています。私はボーイング787(SS8・SS9)での搭乗が特に多いのですが、座席を見た瞬間から特別感が違います。

ボーイング777-300ERの座席は2-3-2の49席(SS7)、ボーイング787の座席は2-2-2配列の44席(SS9)/30席(SS8)、スタッガード(千鳥)配置で、全ての席が通路に直接アクセスできるように設計されています。従来の2-2-2配置のシートでは、窓側席の場合は通路に出るため隣の方の前を通らなければならないというストレスがありましたが、SKY SUITEではそれが完全に解消されています。

私が好んで選ぶ窓側席(特に奇数列)は、まさに個室感満載。席に座り、体をシートにゆったりと預けて周囲を見渡すと、周囲からの視線が完全に遮られ、自分だけの特別な空間がそこに広がります。プライベート感と開放感が絶妙に両立しているため、「自分だけの空間でくつろげるのに圧迫感がない」という最高のバランスを感じることができます。

フルフラットの眠りやすさ——寝返りすら快適な広々空間

JAL SKY SUITE フルフラット.ver

長距離路線や夜間フライトで最も重要なのは、やはりシートの寝心地です。SKY SUITEはフルフラットシートとしての完成度が高く、ボタン一つで簡単にベッドモードに切り替わります。

シート幅は約52センチ、最大ベッド幅は約65センチ、シートが完全にフラットになると長さ約188cmもの広々としたベッドスペースが広がります。私は大柄な体格ですが、それでもゆったりと横になることができ、脚を思い切り伸ばせる広さがあります。さらに、マットレスはエアウィーヴ製のマットレスを利用すると身体の圧迫感がまったくありません。寝返りを打つときも楽々で、「機内とは思えないほど快適だな」と毎回感動します。

実際にシンガポール線やバンコク線などの深夜便では、このSKY SUITEでフルフラットにして数時間の熟睡を取ることが多いです。到着後の疲れが大幅に軽減されるため、出張時は特に重宝しています。

座席周辺の設備と機内エンターテインメントも最高レベル

JAL SKY SUITE ディスプレイ
JAL SKY SUITE 座席回り

快適性だけでなく、SKY SUITEは機能性にも優れています。USBポートやAC電源はもちろん、座席周りの収納スペースが非常に豊富。スマホ、タブレット、ノートPCなどのデバイスを置けるスペースが確保されているため、フライト中に快適に仕事ができます。私のように機内で記事執筆や動画視聴を楽しむ方にとって、これほど便利な座席は他にはないでしょう。

エンターテインメントモニターも23インチと大型で、映像も鮮やか。ノイズキャンセリング機能付きの高品質ヘッドホンが用意されているため、映画や音楽を楽しむ環境も抜群です。

特に私のお気に入りは、深夜便で周囲が静かになった後に座席をベッドに倒し、照明を落としてゆったりと映画を観ること。SKY SUITEの半個室空間は映画鑑賞に最高の環境で、まるで自宅でくつろいでいるような感覚を味わえます。

なお、ボーイング777-300ER(SS7)各通路側席(C席・D席・G席・H席)には座席の真横にちょっとした小物が入るスペースが備わっており、手帳や眼鏡を置くのに重宝します。なお、窓側席(A席・K席)と中央席(E席)には座席真後ろにオーバーヘッドシェルフとモニター前に小さいテーブルも用意されてます。

JAL SKY SUITE
JAL SKY SUITE

また、ボーイング787では座席横の小物入れがあるシートは窓側通路席(C席・H席)のみ。窓側席(A席・K席)は777-300ER同様座席後ろのオーバーヘッドシェルフ、中央2席は他の席と比べて大きいモニタ前のテーブルを利用する事になります。小物が多い方は、窓側通路席(C席・H席)の利用をお勧めします。

 

短距離でも長距離でも、その価値をしっかり感じられる万能型シート

JAL SKY SUITE 窓側席

SKY SUITEの魅力は、長距離路線だけでなく、短距離路線でもしっかり体感できることです。私自身、香港やソウル線などの短距離フライトでもよく利用していますが、短距離フライトであっても個室感のある座席でくつろぐ快適さは格別です。

また、JALは国内線の一部路線にもB787の国際線仕様機が投入されています。国内線運用の短時間フライトでも、国際線とまったく同じ最高クラスのビジネスクラスシートを体験できるのは、まさに贅沢そのものです。

 

Yujiの総評:「SKY SUITEは安心して選べる最高のフルフラットシート」

私がJALを選ぶ理由の一つが、このSKY SUITE(SS8・SS9)の存在です。実際に数え切れないほど搭乗し、毎回『これにして良かった』と心から感じる座席だからです。

もちろん、最新の個室型A350-1000も魅力的ですが、SKY SUITEは就航路線が幅広く、選択のチャンスが多いのも魅力的なポイントです。

まさに万人におすすめできる万能シート。もしビジネスクラス搭乗を考えているなら、SKY SUITEが設定されている便を積極的に選ぶべきでしょう。私自身、これからもSKY SUITEを使い続けますし、あなたにも自信を持っておすすめします。

ぜひ次の旅ではSKY SUITEを選び、その快適さをあなた自身の身体で感じてみてください。
きっと『これがJALの実力か!』と驚くことでしょう。

公式サイトはこちら:JAL SKY SUITE【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

Yujiが利用した時の記事がこちら

【搭乗記】ビジネスクラス一番の快適さ♪SS9「JAL SKY SUITE」に乗ってきました!

JAL717臨時便で行くバンコクビジネスクラスの旅♪【17.11バンコク】

 

Ⅲ JAL SKY SUITE III(SS9洗練された個室感と快適性を追求した最新シートー

JAL SKY SUITEⅢ

続いて紹介するのは、『SKY SUITE III(SS9Ⅱ)』です。このシートはJALが『次世代ビジネスクラス』として位置づけており、最新鋭機材であるボーイング787-9(789)に導入されています。私自身、ソウル、バンコク、マレーシア線など、様々な路線で実際に搭乗しましたが、「JAL SKY SUITE」の個室感とフルフラットシートを踏襲しながら、座席数の減少を出来る限り少なくする。そんな相反する問題を解決したJAL初めてのヘリンボーンシート。それが「JAL SKY SUITE Ⅲ【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!」です。

今回は、そのSKY SUITE IIIの魅力を、私のリアルな搭乗体験をもとに徹底的にお伝えします。

 

第一印象は「洗練」そのもの。圧倒的な個室感

SKY SUITE III(SS9Ⅱ)

SKY SUITE IIIに初めて搭乗したのは、成田発クアラルンプール行きのJL723便でした。キャビンに入った瞬間に驚いたのは、その圧倒的な『洗練された個室感』です。座席配置は1-2-1の横4列配置との28席/52席ですがヘリンボーン式で各座席を配置し、デザインがよりモダンでスリムになり、さらにプライベート感が高められています。反面相当考えられてて作られた座席ですが、個室感を超えて、閉塞感が否めず残念ながらちょっと狭い…そして色々と気になる点もあるシートです。

 

SKY SUITE III(SS9Ⅱ)

私が選んだ窓側席は、外側に向かってやや斜めに配置されており、座った瞬間から外界と隔絶された特別な空間を感じました。座席周囲を見回してみると、高めのパーティションがしっかりと視線を遮り、周囲からの視線や雑音もほとんど気になりません。『まさに空飛ぶプライベートルーム』という表現がぴったりな居心地の良さでした。

機内のデザインは全体的にシックで洗練されており、大人が落ち着いてくつろげるラグジュアリー空間を見事に実現しています。

 

快適さが進化した新世代フルフラットシート

SKY SUITE III(SS9Ⅱ)窓側座席

SKY SUITE IIIは、シートの快適性がさらにアップデートされています。シート幅は約51~52センチ、ベッド幅は最大約74センチ、ベッド長は最大約198センチとSS8・SS9よりもややコンパクトになりましたが、これにより機内の空間効率が高まり、より多くの乗客が快適に過ごせる設計となっています。それでいて、足元の空間設計が秀逸で、フルフラット時の実際の快適さはむしろ向上しています。

実際にフルフラットにして横になったとき、私が最初に感じたのは『広さ』ではなく『包み込まれるような安定感』でした。適度にコンパクトな空間にエアウィーヴのマットレスが敷かれ、体のフィット感が抜群。シートが体の動きを程よくサポートするため、寝返りを打つ際にもスムーズで、快適な眠りを得ることができました。

私は夜間便でこのシートを頻繁に利用していますが、熟睡度が非常に高く、短いフライトでもしっかりと身体を休められるのが魅力です。数時間の睡眠でも到着後の身体の軽さが全く違い、『次世代シートの実力』を毎回強く実感しています。

 

進化した機能性—デジタルデバイスとの相性も抜群

SKY SUITE III(SS9Ⅱ) モニタ

シートの快適性だけでなく、SKY SUITE IIIは機能面も大幅にアップグレードされています。USBポート(typeA)、AC電源などは当然完備。機内でスマホやイヤホンなどを簡単に充電できるため、わずらわしいケーブルの取り回しが不要になり、スマートで快適な空の旅が実現しています。

テーブルの設計も秀逸で、大型ノートPCを置いても安定性が抜群。機内で執筆作業をする機会が多い私にとって、ここは本当にありがたいポイントでした。実際、このレビュー記事もSKY SUITE IIIに搭乗中に下書きを進めていましたが、ストレスなく集中して仕事が進みました。なおテーブルを片付ける際は優しく閉じましょう。

さらに大型化した高解像度の17インチモニターと、最新のエンターテインメントシステムは非常に使いやすく、映画鑑賞や音楽鑑賞の質も非常に高いです。

JAL SKY SUITEⅢひじ掛け

「JAL SKY SUTEⅢ」ではひじ掛け下にも小物入れが用意されており、フルフラット時にはひじ掛けを下すことによりベッドの拡張部分にも利用できるのはグッドポイントです。

 

次世代機材787-9との相性—究極の静けさと快適さ

SKY SUITE IIIが搭載されているのはボーイング787-9という最新鋭機材。機内の静寂性と快適さが大幅に向上しています。これが実際に搭乗するとよくわかります。

機内は驚くほど静かで、振動やエンジン音が極めて抑えられていました。機内の湿度・気圧管理も完璧で、5時間を超えるフライトでもほとんど疲れを感じませんでした。飛行中に少し眠った後の爽快感は、他のシートや機材とは一線を画します。

Yujiの総評:「これぞ次世代シートの理想形」

SKY SUITE IIIは、『個室感満載のビジネスクラス』の姿を完璧に具現化しています。デザイン・快適性・機能性がバランスよく融合し、短距離から長距離までどんな路線でも、誰もが快適に過ごせる万能シートです。

私自身、SKY SUITE III搭載便を意識して選ぶことも多くなりました。『究極の個室感』と『快適な睡眠環境』を求めるなら、このシートは間違いなく最高の選択肢です。Yujiのフライトログを読んでくださる皆さんにも、ぜひ次回のフライトではSKY SUITE IIIを選び、この『未来の座席』を体験してほしいと心から願っています。

次世代シート『SKY SUITE III』で、あなたのフライトを快適なものにしてください!

公式サイトはこちら:JAL SKY SUITE Ⅲ【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

Yujiが利用した時の記事がこちら:【搭乗記】JAL新機材ビジネスクラスSS9Ⅱ「JAL SKY SUITEⅢ」に乗ってきました

 

Ⅳ JAL SKY SUITE II(SS6)–コンパクトながらも快適さを追求した隠れた名シート

JAL SKY SUITEⅡ

次に紹介するのは、中距離路線や中型機を中心に活躍する『SKY SUITE II(SS6)』です。
このシートは主にボーイング767-300ERの国際線仕様機に導入され、私自身もソウル、シンガポール、マニラなどの路線で何度も利用してきました。

SKY SUITE IIは、A350や787のシートと比べて地味な印象を持たれることがありますが、実は使い勝手の良い「隠れた名シート」だと感じています。今回は、実際に搭乗を重ねてきた私の体験談を交えて、その魅力をじっくりお伝えしたいと思います。

意外なほど広々とした空間と快適なプライベート感

JAL SKY SUITEⅡ

初めてSKY SUITE IIに搭乗したときの私の率直な感想は、『思っていたよりかなり快適』というものでした。

767は機体幅がやや狭いため、座席配置は1-2-1の24席ですが、他のSKY SUITEシリーズと比べ若干コンパクトです。それでも座席に座った瞬間、空間設計の巧みさに驚きました。シート周囲は視界を遮るパーティションがしっかりと立ち上がり、プライバシー性が想像以上に高く、他の乗客の視線はほとんど気になりません。

特に私が好んで利用する窓側席は、座った瞬間から外界の視線が自然と遮断され、自分だけの小さな書斎にいるような心地よさを感じました。この程よいプライベート感は、短距離・中距離路線の移動には最適だと感じています。

コンパクトでも妥協なしのフルフラットベッド

SKY SUITE II最大の魅力は、中型機専用のコンパクトシートながら、完全なフルフラットを実現していることです。ボタンを操作すると、シートはなめらかにフルフラット状態へと変わります。

私自身が初めてSS6でフルフラットを試したとき、『これは快適だ』と素直に驚きました。エアウィーヴのマットレスはもちろん、このコンパクトシート専用にカスタマイズされており、適度な柔らかさとサポート感が抜群。フルフラット時の長さは200cmと大柄な私でも足元に十分な余裕があり、フライト中に短時間でもぐっすりと睡眠を取ることができました。

通路側に座席がある席(奇数列A席・D席・K席/偶数列G席)は肘掛が下にスライドする仕組みになっています。

就寝時は座席幅以上に広く寝る場所を確保できます。私のように横幅が広い方は座席が通路側に向いている席を利用することをお勧めします。

実際にシンガポールやマニラへのフライトでは、4〜6時間という微妙な長さの移動で疲れが溜まりがちですが、このシートのおかげで到着後も爽快な状態で行動できました。フルフラットというだけでなく、しっかり睡眠の質まで考えられた設計に、JALの本気度を感じました。

機能性と利便性—短時間の移動を最大限快適に

JAL SKY SUITEⅡモニター

短距離・中距離路線は、機内で仕事や食事、休息など、多くのことを短い時間で行う必要があります。その点、SKY SUITE IIは非常に使い勝手が良く、機能性が高いのが特徴です。

USB充電ポートやAC電源はもちろん備えられており、スマホやPCでの作業も快適そのもの。小物を収納できるスペースも豊富で、手元にはちょうどよいサイズのテーブルが収納されています。実際、私がシンガポール線を利用した際、機内食を食べつつノートPCで記事を執筆しましたが、ストレスなく作業が進められました。

さらに、モニターサイズも15.4インチと中型機にしては十分大きく、映画鑑賞などエンターテインメントの質も高め。シート周辺の配置が絶妙で、全ての動作がスムーズに行えるのが嬉しいポイントです。

また、「SKY SUITEⅡ」では全席に設置されている小物入れの収納力はピカイチ♪

500ミリペットボトルはもちろん、携帯電話やパスポートなども簡単に入る収納力はとても便利です。

中型機特有の居心地の良さ—767-300ERとの相性

SS6は主にボーイング767-300ERに搭載されています。この機材は新型機のA350や787に比べると設計は古いですが、JALが丁寧にリニューアルを進めたことで、機内は非常に快適です。

767のキャビンは程よい広さで、エコノミークラスを含めて搭乗客数も比較的少ないため、落ち着いた雰囲気が魅力的。実際に搭乗すると、大型機にはない独特の静かさや居心地の良さを感じます。客室乗務員のサービスも、乗客が比較的少ない分、より細やかで丁寧に感じました。

Yujiの総評:「短距離・中距離路線の隠れた主役」

SKY SUITE IIは決して派手な存在ではありませんが、実際に搭乗すると『隠れた名シート』という言葉がぴったりです。フルフラットの快適さ、程よい個室感、抜群の使いやすさ——そのすべてが短距離・中距離路線でこそ威力を発揮するように設計されています。

私はこのシートを使うたびに、『本当に良くできたシートだ』と感心しています。派手な宣伝こそ少ないですが、間違いなくSKY SUITEシリーズの中でも、利用頻度の高い頼もしい存在です。

JALの短距離・中距離路線に搭乗される際は、ぜひこのSKY SUITE IIを体験してみてください。想像以上の快適さに、きっとあなたも『隠れた主役』だと感じることでしょう。

公式サイトはこちら:JAL SKY SUITE Ⅱ【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

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ⅴ 「JAL SHELL FLAT NEO」– コンパクトで機能的な短・中距離路線の定番

JAL SHELL FLAT NEO

続いてご紹介するのは『シェルフラットNEO』。
この座席はSKY SUITE登場以前、JALが中距離を中心に展開してきたシートで、現在もソウル、台北、シンガポール、バンコク、香港などの短距離~中距離国際線を中心に幅広く運用されています。私自身も何度となく利用してきましたが、『ちょうど良い』という言葉がぴったりな座席です。

最新の完全フルフラットではないものの、この『シェルフラットNEO』には、他の座席にないライフラットシートの利便性と魅力が詰まっています。今回は、そのリアルな魅力を私の体験を踏まえてお届けします。

シェル型シートが生み出す心地よい個室感とプライバシー

【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

初めてシェルフラットNEOに搭乗したのは台北便でした。機内に入り席につくと、まず感じるのはコンパクトながらもしっかりと確保された『座席感』でした。シート自体がシェル型(貝殻型)になっており、リクライニング時には後席に気兼ねなく倒せるのが大きな特徴。私自身、このシートでリクライニングを深めに倒しても、後ろの乗客の視線や圧迫感を全く感じませんでした。

このシェル構造のおかげで、機内のパーソナルスペースが非常に快適に保たれています。短距離便とはいえ、隣席の視線が気にならないのは非常に大きなメリットで、実際に台北やソウルのような短距離フライトでも、快適に過ごすことができました。

「完全」ではないが、十分なリラックス空間を提供するシート設計

【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

シェルフラットNEOは、『ライフラット(斜めのフラット)』タイプの座席で、完全なフルフラットにはなりません。しかし、だからといって不快かというとそうではなく、実際には驚くほど快適に感じます。

2-2-2配列の30席の配列でシートを倒して横になると、角度は約170度ほどで、「斜めになったソファでくつろぐ」という感覚に近いでしょうか。座席幅は約54cm、座席ピッチは最大約153cmと短距離~中距離フライトであれば、この角度でも十分に休息を取ることが可能でした。私自身、バンコク線などで深夜便を利用する際、このシートで数時間眠ることも多いのですが、到着後の疲れはそれほど気になりません。

実は斜めの角度だからこそ、離着陸時やリクライニングの調整時に無理なく快適に姿勢を変えることができ、体の負担が少なく感じることもあります。『意外と快適』というのが率直な感想です。

 

機能性と収納スペース—短時間の移動に最適化された座席周り

【2025年最新】JALビジネスクラス全シート徹底比較!おすすめ座席はこれだ!

シェルフラットNEOは、中距離・短距離の国際線での使い勝手も考え抜いて設計されています。まず収納スペースが非常に豊富。座席の脇にはタブレットやスマホ、雑誌やメガネなどを収納できるポケットや収納スペースが複数用意されており、短距離フライトの間に身の回りの物を手元に整理しやすくなっています。

また、電源やUSBポートも標準装備され、PCやスマホの充電もスムーズ。私は香港線や台北線で短時間のフライトでもノートPCで作業を進めることが多いのですが、コンパクトにまとまったテーブルが非常に便利で、限られた時間を最大限に活用できます。

さらに、モニターサイズは15.4インチと短距離の映画視聴や音楽鑑賞には必要十分。実際にフライト中のエンターテインメントを楽しんだ際も、画質や音質にストレスを感じることはありませんでした。

実用性を重視した座席—短距離移動にはベストな選択肢

シェルフラットNEOは、最新のSKY SUITEシリーズと比較すれば華やかさには欠けるかもしれません。しかし、短距離~中距離路線では『シンプルで十分な快適性を備えたシート』として、実用性の高さは抜群です。

実際に私自身、1〜3時間程度のフライトではこのシートを非常に気に入って利用しています。短時間でもプライベート感をしっかり保ちながらリラックスできるのは、想像以上に重要なポイントだと感じます。

特に東南アジアや東アジア路線のような短距離フライトであれば、『完全フルフラット』という贅沢さは必要ない場合も多く、このコンパクトなシートの使いやすさが際立ちます。

Yujiの総評:「実用的で無駄のない、短距離路線の定番シート」

シェルフラットNEOは短距離〜中距離の国際線ビジネスクラスとして、非常にバランスの取れたシートです。最新鋭機材ほどのラグジュアリーさはありませんが、『実用的な快適性』を高いレベルで実現しています。

このシートが搭載されている路線を利用する際は、「快適さが少し足りないかも?」などの心配は一切不要です。私はこれまで何十回と利用してきましたが、毎回『ちょうど良い』という感覚で安心して過ごしています。

短時間でもしっかりと休息をとりたい、コンパクトで機能的な座席を求める方にとって、シェルフラットNEOは間違いなくおすすめのシート。あなたもぜひ、次回の短距離フライトでその魅力を実感してみてください。

公式サイトはこちら:JAL SHELL FLAT NEO

Yujiが利用した記事はこちら:金浦から羽田へJL92/Cクラス【2015.07 韓国⑥】

Ⅵ 「JALスカイラックスシート」必要最小限を追求した実用的リクライニングシート

JAL SKYLUXE SEAT

最後に簡単に触れておきたいのが、短距離路線を中心に現在も一部の路線で運用されている『スカイラックスシート』です。この座席は主にボーイング737-800型機に搭載されており、台北やソウル(金浦)・中国路線など、ごく短距離の国際線で利用されています。座席は横4列2-2配列の12席が用意されています。

完全フルフラットや半個室のSKY SUITEシリーズと比べると、明らかに旧型のシートですが、実は私自身が頻繁に利用する短距離路線では、正直に言ってしまうとハズレ席です。今回はこのスカイラックスシートについて、簡潔にその魅力をお伝えします。

シンプルだが、実用的で快適なリクライニング設計

スカイラックスシートの最大の特徴は、『シンプルなリクライニングシート』であることです。
実際に私が搭乗した際、最初に感じたのは「必要最小限の快適性をしっかり押さえている」という安心感でした。

リクライニング角度は深くありませんが、1〜3時間ほどの短距離フライトなら十分くつろげます。
シート自体は座り心地も良く、適度なクッション性があります。座席幅や足元スペースは短距離機材としては十分に広く、私のような大柄な体格でも不快感なく快適に過ごせました。

必要な設備はしっかり完備—短時間のフライトで不足なし

スカイラックスシートにはUSBポートやAC電源も完備されており、短時間のフライトでもスマホやPCの充電には困りません。実際、私が台北便を利用した際にも、短時間ながらノートPCを開いて記事執筆をしたり、スマホの充電を行うなど、非常に快適に過ごせました。

モニターサイズは小型のものが搭載されていますが、短距離フライトであれば映画や音楽の視聴にも不便はありません。私の場合、フライト中に音楽を聴きながら読書をすることが多いのですが、このシートでも全くストレスなく快適な時間を過ごせました。

実用性重視—コストパフォーマンスの良さが光るシート

このシートの魅力は、なんといっても『実用的なコストパフォーマンスの良さ』です。
短距離路線ではチケット価格も比較的抑えられており、それでいて十分な快適性が確保されているため、私自身も頻繁にこのシートを利用しています。

フルフラットや半個室の豪華さはありませんが、逆に短距離路線ではそのような設備が無駄に感じることもあります。シンプルで必要十分なこのスカイラックスシートは、短距離移動には非常に合理的な選択肢だと感じています。

Yujiの総評:「シンプルだが不足なし—短距離フライトに最適な実用シート」

スカイラックスシートは決して最新鋭ではありませんが、短距離路線における実用性においてはまぁまぁ。よく言えば実用的でしょうか。

私自身、短距離フライトでこのシートを利用するたびに『はずれ席』だと実感しています。シンプルで必要最小限の設備と快適性を求める方にはおすすめできるますが、好んでこの座席をチョイスすることはしないでしょう。

短距離路線を頻繁に利用される方は、スカイラックスシートを外して予約することをお勧めします。

公式サイトはこちら:JAL SKYLUXE SEAT

Yujiが利用した記事はこちら:成田空港から台湾へ!いざ飲み会へ【JAL809便/Cクラス】

【まとめ】結局どの座席が一番おすすめ?Yujiの総評とベストな選び方

JAL A350-1000

さて、ここまでJALのビジネスクラス全座席を徹底的に比較してきました。
最後に私(Yuji)が、それぞれの座席の特徴をもう一度簡潔に整理し、
結局「どの座席が一番おすすめなのか?」について、旅の目的や路線に応じた選び方を明確にお伝えしましょう。

長距離なら『A350-1000個室型シート』が圧倒的におすすめ

やはり圧倒的な快適性とラグジュアリー感を求めるなら、最新の『A350-1000個室型シート』が文句なしの1位です。完全なプライベート空間を楽しめ、フルフラットの寝心地も最高峰。長距離のニューヨークやロンドン線であれば、迷うことなくこの座席を選びましょう。

幅広い路線で快適性を求めるなら『SKY SUITE(SS8・SS9)』

現行の主力シートであるSKY SUITEは、長距離から短距離まで路線が豊富。フルフラットの寝心地は非常に快適で、個室感も抜群です。初めてJALビジネスクラスを利用する方でも安心しておすすめできる、万能型のシートです。

次世代の快適性とデザイン性なら『SKY SUITE III(SS9)』

最新鋭のデザインと快適性を体験したいなら、SKY SUITE IIIがベスト。フルフラットの快適性と洗練された空間が融合し、次世代ビジネスクラスの実力を体感できます。787-9搭載路線では、積極的に選びたいシートです。

中距離なら『SKY SUITE II(SS6)』が隠れた名選択

中型機用に設計されたSKY SUITE IIは、中距離路線で実力を発揮します。ややコンパクトながらフルフラットの寝心地と利便性を両立。アジア路線での利用なら、間違いなくおすすめできる隠れた名シートです。

短距離・中距離の実用派なら『シェルフラットNEO』がちょうど良い

完全フルフラットではありませんが、短距離〜中距離ではむしろ程よい快適さのシェルフラットNEO。短時間の移動で実用性を重視する方には、まさにベストな選択肢です。

コスパ最強・短距離利用なら『スカイラックスシート』

1〜3時間程度の短距離路線に潜んでいるはずれ席「スカイラックスシート」利用者が少ない面もあり、価格・マイル交換的にもお得感があります。必要最低限の快適性があれば十分な場合、このシートのチョイスもありでしょう。できれば避けたいですが…

【Yujiからの最終メッセージ】あなたの旅を最高にする座席を選ぼう!

この記事で紹介したJALのビジネスクラスシートは、それぞれの路線や目的に応じてベストな快適性を提供してくれます。私自身が数多く搭乗を重ねて実感したのは、JALのシートがいずれも極めて高品質であること。あなたの旅の目的と距離に応じて、ベストな座席を選ぶことができれば、旅そのものが最高の体験になること間違いありません。

次回のフライトでJALビジネスクラスを利用する際は、ぜひこの記事を参考に、あなたにとってベストなシートを選んでください。その快適さと特別な時間が、あなたの旅をより豊かにしてくれるはずです。

これからも皆さんの旅が少しでも豊かになるような情報を提供していきます。
あなたの次のフライトが、最高の旅になりますように!

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