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【乗車記】四国まんなか千年ものがたりは非日常の連続と大人な旅が満喫できました♪

 
  2018/04/14
Yuji
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普段は新幹線を通勤電車のように利用し、休みは飛行機で各地を飛び回る。 旅行記や旅行情報をお伝えするだけでなく、移動の苦を楽にするために様々なお得&便利情報をお伝えしていきます。⇒詳しいプロフィールはこちら
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JR四国がお送りする観光列車のサービスで楽しいひとときを♪

移動をこよなく愛する男、トラベルライター「Yuji」です。

近年様々な鉄道会社が地方へ乗客を誘致するために「乗るために旅をする列車」観光列車を運行していますが、今皆さんが「観光列車」と言われて思い浮かべるのはどの列車でしょうか?

JR九州の「ななつ星」?JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」?JR東日本の「トランスイート四季島」?それとも近鉄の「しまかぜ」?

今回ご紹介するのはJR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」!!

四国まんなか千年ものがたりは登場してわずか1年で、「日経優秀製品・サービス賞2017」で優秀賞の「JALどこかにマイル」を飛び越え最優秀賞を受賞した観光列車です。

最優秀賞を受賞したサービスを楽しめる観光列車「四国まんなか千年ものがたり」がどのようなものなのか試してみたく、実際に乗車してみました。

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「四国まんなか千年ものがたり」とはどんな列車なの?

「四国まんなか千年ものがたり」は、香川県の多度津駅から弘法大師空海生誕の地である善通寺、海の神様「こんぴらさん」で有名な琴平、香川と徳島の間を隔てる四国山脈を抜け平家の落人が住み着いたという伝説がある祖谷地方と四国のほぼ真ん中で絶景が見られる事で有名な大歩危駅までを結ぶ観光列車です。

多度津から大歩危までの四国でも1000年以上の歴史的・文化的な地域の一つの地域を結ぶ列車として「四国まんなか千年ものがたり」と名付けられているそうです。

「四国まんなか千年ものがたり」には、多度津から大歩危に向かう列車に「そらの郷(さと)紀行」、大歩危から多度津に向かう絵列車に「しあわせの郷(さと)紀行」と愛称が名付けられ列車内で食事を頂きつつ景色を楽しむ事を目的とした観光列車です。

コンセプトは「四国まんなか千年ものがたりで”おとなの遊山”へ」。

昔の徳島の人々はピクニック感覚でお弁当を持って近くの山や浜へ出かけて過ごす事を「遊山(ゆざん)」と呼び、緑豊かな自然を楽しんでいたそうです。

「四国まんなか千年ものがたり」では日常をはかけ離れて自然あふれる非日常を味わう事が出来るように様々なサービスやおもてなしをおこなっているそうです。

 

四季を表現した特別車両と気になる車内は?

「四国まんなか千年ものがたり」に使われる車両は、号車ごとに四季折々の色合いをカラーリングした3両編成の改造車両を使用しています。

大歩危(高知)寄りの車両が1号車、多度津(高松)寄りの車両が3号車です。

大歩危寄りの1号車~春萌「はるあかり」の章~若葉の芽吹きをイメージして若草色に纏められています。

最高知方の扉は展望スペースへと改造され、全面・側面から車窓を満喫できるようになっています。

このスペースのお陰で、その席を予約しておいても左右の景色を楽しめるように気遣われています。

 

側面には「四国まんなか千年ものがたり」の名前をあしらっています。

バックには新緑をイメージしたデザインになっていますね。

 

ものがたりの入口へといざなう出入口は二つ折り内側開きのドア。

四国まんなか千年ものがたりのヘッドマーク「大樹」をあしらったデザインになっています。

 

車内も若葉の芽吹きをイメージした若草色に彩られたソファと、木目をふんだんに利用した褐色の車内が出迎えてくれます。

春の躍動感が溢れた車内になっており、若々しさを感じられる車内になっていますね。

座席は出入り口から運転席側に向かって左側に2×2の4席テーブル、右側には1×1の2席テーブル、運転台に一番近いテーブルは、窓側に向かって設置されたカウンター席が3席用意されています。

 

JR四国「四国まんなか千年ものがたり」公式ページより

座席の配置はこのようになっています。4名席となっている6・7・8番A~D席は3名以上での予約のみで利用可能になっています。

1号車には男女共用のトイレと女性専用のトイレが各1か所ずつ用意されています。どちらのトイレも洋式タイプへ変更されています。

 

中間車両の2号車の海側側面は~夏清「なつすがし」の章~

夏の川や風の流れをイメージしたカラーリングになっています。

 

2号車は荷物搬入用の出入口のみで、旅客用の出入口がありません。

旅客は、1号車または3号車の出入口を利用するようになります。

 

中間車両の2号車の山側面は~冬清「ふゆすがし」の章~

2号車のに左右のカラーリングが異なっており、夏と冬がセットになってカラーリングされています。

写っている出入口も業務用となり、旅客の出入りには使われていません。

 

車内は、長さ7mのベンチソファーが用意されており囲炉裏を囲むような団らん風景をイメージして作られている進行方向そうです。

座席は下りの「そらの郷紀行」では進行方向左側が前面展望で見渡せ、上りの「しあわせの郷紀行」では進行方向右側が前面展望として見渡すことが出来る様になっています。

テーブル一つにつき4人席として設置されており、一番奥は3人席+車いすスペースとされています。

奥には食事やスタッフの準備ルーム兼ダイニングコーナーも配備されています。

 

JR四国「四国まんなか千年ものがたり」公式ページより

座席の配置はこのようになっています。2号車は基本的に3名以上での予約のみで利用可能になっています。

2号車には車いす対応の男女共用トイレが1か所用意されており、外には大谷焼の洗面台も用意されています。

 

大谷焼は、徳島県鳴門市で作られている焼き物で江戸時代後期から始まった約200年以上の歴史がある陶器です。

鉄分の多い大谷の土を用いた大谷焼は焦げ茶色が一般的ですが、ここには黒に近い灰色の陶器が設置されていました。

 

最多度津(高松)方の3号車は~秋彩「あきみのり」の章~

色づく山々と熟れた果実を想わせる鮮やかなオレンジが映えるデザインになっています。

 

3号車運転台側の扉も改造によって展望スペースになっており、景色を楽しむことが出来る様になっています。

もちろん、四国まんなか千年ものがたりのデザインと列車名があしらわれています。

 

3号車にも1号車同様「四国まんなか千年ものがたり」の車両名がデザインされています。

バックには紅葉がデザインされており、美しい秋の山々をイメージしています。

 

ものがたりの入口へといざなう出入口は二つ折り内側開きのドア。

こちらも四国まんなか千年ものがたりのヘッドマーク「大樹」をあしらったデザインになっています。

 

車内は、大歩危・小歩危の渓谷を秋口に染める紅葉色のソファーがお出迎え。徳島県産の杉材を用いた車内空間になっています。

座席は1号車同様出入り口から運転席側に向かって右側に2×2の4席テーブル、左側には1×1の2席テーブル、運転台に一番近いテーブルは、窓側に向かって設置されたカウンター席が3席用意されています。運転台に一番近い所には展望スペースも用意されています。

 

JR四国「四国まんなか千年ものがたり」公式ページより

座席の配置はこのようになっています。4名席となっている7・8・10番A~D席は3名以上での予約のみで利用可能になっています。

各車両で季節ごとの雰囲気を出していますので、乗車する車両によって雰囲気も異なる作りになっていますね♪

 

「四国まんなか千年ものがたり」の車両に改造されたのは、185系と呼ばれる特急型気動車。

JR四国が発足される直前の昭和61年から運転を開始された特急型の気動車です。

現在は繁忙期の多度津~高松駅間「いしづち」分割編成の代走や「うずしお」、「剣山」、「むろと」等特急列車としてもまだまだ現役で活躍している車両です。

JR九州では同じ車体で特急「ゆふ」や「九州横断特急」での運行や観光列車「A列車で行こう」専用車両へ改造されている車両になっている気動車もあります。

 

往路は「そらの郷紀行」香川県の地元食材をふんだんに利用した洋食を満喫♪

まずは、「四国まんなか千年ものがたり」の往路便「そらの郷紀行」で一路大歩危へと向かいます♪

「そらの郷紀行」は始発である多度津駅を10:18に出発、列車は10:00頃ホームに入線してきます。

 

扉が開くとスタッフがすぐに特製のマットをホームに設置し、乗客を出迎えてくれます。

この日はほぼ満席の乗車率、利用者はほぼ旅行会社の団体客でしたが、外国人観光客も多く海外でも知名度がある事を知らされましたね。

最近のインバウンド効果が地方にも少しずつ波及し、香川県では3年に一度の「ART SETOUCHI~瀬戸内国際芸術祭~」のお陰で欧米の方が観光に来られていると聞いています。

 

早速Yujiも乗車!今回は座席は2人掛けの席を確保しました。座席のカラーを見て頂ければわかりますが、進行方向最後部3号車に乗車します!

なお列車内の座席は事故防止のため全て固定されていますので注意が必要です。

 

食器やランチマットなどは全てセッテングされた状態でお出迎え。

往路「そらの郷紀行」は、スプーン2本とお箸におしぼりのセッテング、箸置き・スプーン置きは讃岐の山から取れる庵治石を用いて作られていました。

特に箸置きのガラスは庵治石を混ぜて作られたガラスで、少し蒼みがかった瀬戸内ブルーの素敵なものでした♪

 

テーブルには「四国まんなか千年ものがたり」の走行する沿線マップが用意されています。

車内の案内放送とともに確認しするとより一層旅を楽しめるようになっています。

 

「四国まんなか千年ものがたり」に乗り換えられる岡山方面からの特急「しおかぜ」がやってきました。

ちょうど新型車両「8600型電車」で運行されている車両は、先進性と懐古性をイメージした「レトロフューチャー」デザインに、空気バネで傾ける車体傾斜装置やコンセントの設置、多機能トイレの完備など新型車両ならではのサービス設備が完備されています。

独特なデザインや快適な座席はとても良い車両ですが、空気バネによる車体傾斜装置の動作が滑らかでないため乗り心地はあまりよくありません…

松山へと向かう「しおかぜ」が発車した後暫くして四国まんなか千年ものがたりも出発です!

 

出発直後すぐ右側にあるJR四国の「多度津運転区」からは四国まんなか千年ものがたりの旗持ってお見送り。

四国まんなか千年ものがたりに乗車しているとこのようなお見送りや歓迎を沿線各所でやっており、まさに地域をあげて観光列車を盛り上げようという雰囲気が感じ取れます。

 

発車後すぐにスタッフが乗車券・特急券の検札に来ます。この時に食事券を事前購入していれば、一緒に渡しましょう。

食事券を持っている乗客には、琴平駅の団体専用待合室「ラウンジ大樹」でコース料理の1品目「季節のスープ」が提供されます。

やはり車内での温かい食事の準備は大変なのでしょう、琴平駅以降は終点まで乗車旅客が居ない観光列車だからこそ出来る技ですね。

 

「四国まんなか千年ものがたり「そらの郷紀行」」は、途中善通寺駅に停車し乗車旅客の案内を行います。

往路「そらの郷紀行」が乗車できる駅は多度津・善通寺・琴平の3駅です。

 

琴平駅に到着です。ここでは、食事の搬入と14分ほど停車します。

「四国まんなか千年ものがたり」を利用する方は、駅構内にある専用待合室「ラウンジ大樹」を利用して出発までのひと時を待つ事が出来ます♪

ラウンジは列車運行日の9:45~オープンしており、琴平から乗車する人向けに列車をのんびり待つ事も可能です。

 

 

白を基調としたラウンジ大樹には四国まんなか千年ものがたりのマークにも利用されている大樹が設置されており、大樹の周りに座れるような席も用意されています。

 

琴平と言えばこんぴらさんと言われるほど有名な金刀比羅宮、そのこんぴらさんのシンボルマークである社紋が大きく描かれています。

Yujiも昔から丸金マークと呼んでいましたが、中の金文字は隷書体でかかれており通常使われている金とは少し違うデザインになっています。

 

ラウンジ内には、琴平町の畳屋から寄贈された「黄金の金華畳」も用意されており、ラウンジ内で一際目を楽しませています。

金の畳は琴平地域の賑わい創出に取り組む「ゴールドプロジェクト」に認定された商品との事で、金刀比羅宮と合わせて金をモチーフとした商品を地域の町おこし商品として作っているそうです。

 

先ほど食事券を渡した際に頂いた引換券はこちらで本日のスープに交換です。

この日は、「コーンスープ」がカップで提供されました。濃厚なスープでしたが、のどごしもよく簡単に頂くことが出来ました。

同時にミネラルウォーターも一本提供されます。四国まんなか千年ものがたりの車内では、お水を含め有料です。

なお、お水・お茶に関しては持ち込み可能ですので1本は乗車前に用意しておいた方が良いかもしれませんね。

 

あっという間の停車時間で、列車は一路大歩危駅へと向かいます!

琴平駅でも、駅員・スタッフの皆さん総出でお見送りをしてくれています。

 

列車には、1号車・3号車の車端部(運転台反対側)と2号車中心部にはテレビが設置されており、前面展望を楽しむことが出来るようにもなっています。

電車が運転できるのは琴平駅まで、琴平駅を発車すると電車に電気を供給する架線が無くなり、線路の上の景色が一段と広くなります。

ここからはディーゼルエンジン等を積んだ気動車しか運行できません。

 

琴平駅を発車して暫くすると、田園風景が広がります。

春先では桜を満喫する事が出来るのでしょうが、残念ながらサクラのシーズンは終了…

次は夏のひまわり畑の風景を楽しむ事が出来るそうです。

 

しばらくしたところで、アテンダントが食事に合わせた飲み物の注文にきます。

地ビールや地元のカクテル・焼酎や地酒を注文する事が出来ます(有料)。食事券を購入していない人はこちらで軽食も購入できるので、そちらを楽しんでみても良いですね♪

 

まずは、地ビールでのどを潤わせます♪提供されるのは、麦酒工房awa新町川ブリュワリーが作るペールエールです。

柑橘系のとても香りが強いフルーティーな地ビールでした♪

四国まんなか千年ものがたりの車内では、香川・徳島のこだわり品が多くいただくことができるので地元の人でも魅力を再発見できる作りになっています。

 

地ビールを頂いていると、冷製料理が提供されました♪

特製の専用BOXに入った冷製料理は金刀比羅宮にあるカフェ&レストラン「神椿」の料理長が香川県の地元食材を利用した洋食を作り出しています。

金刀比羅宮内の境内にある「神椿」、一度行ってみたいと思いつつまだ行けていませんでしたのでここで堪能してみたいと思います♪

 

まずは、「香川県産オリーブ車海老のポッシェ カニのロワイヤル仕立て イイダコのオイル煮いくら添え 高勢町さんグレープフルーツのドレッシング」です。

香川県で摂れた海産物をふんだんに載せた洋風茶碗蒸しが登場です。

イイダコの歯ごたえや一緒に載っている筍のサクサク感がとても良い味しています♪

 

続いては、「香川県産若鳥のマーマレード焼き 瀬戸内真鯛のこんぴら黄金焼き 季節野菜とオリーブ牛のコンソメ煮込み シュリンプクロケット」です。

季節野菜は筍を使用。こちらのたけのこも歯ごたえ抜群ですね。

 

こちらが、「野菜のテリーヌ トマトのマリネ添え トリュフの香り」です。

テリーヌはハムに包まれており、ハムの塩気とマッチして良い味をしています。

 

最後に「讃岐オリーブ牛のローストビーフ グレービーソースのジュレ 自家製ピクルス三種 チコリー」です。

讃岐牛の肉汁までしっかり味わって貰うためにグレービーソースをジュレにして載せていますが、味はあっさりとしていてとても食べやすい味にまとまっています。

 

計四種類がセットになって提供されるようになります。

 

冷製料理を楽しんでいる所ですが、四国まんなか千年ものがたりは讃岐財田駅で一度停車し、後続の岡山から来る特急「南風」に道を譲ります。

ここはドアが開かない運転停車として停車するだけですので、食事を楽しみつつ列車の通過を眺めるのが良いかもしれませんね。

南風号の通過を待って、列車は一路香川県と徳島県の県境になる猪鼻トンネルへと向かいます。

 

田園風景だった車窓も完全な自然風景になり、人家がなくタヌキの方が多いような景色になってきました。

 

トンネルに入ると、車内の雰囲気が更におとなの空間に早変わり♪

照明のつくりや車内のデザインがとてもお洒落な雰囲気を作り出してくれます。恐らく今回乗車した3号車が一番トンネル内の雰囲気が素敵な車両なのではないのでしょうか。

 

車内の景色を楽しむだけでなく、各車両にあるテレビで前面展望を楽しめるのもこの列車の楽しみですね♪

土讃線でもトンネルが連続する区間は、列車運行に支障をきたさないため運転台後ろの遮光幕を閉めています。

そのため、普段では車内から前を見る事が出来ない区間の前面展望が見れるのは希少かもしれません。

県境である猪鼻トンネルを抜けると、四国まんなか千年ものがたりは土讃線で有名な秘境駅「坪尻駅」へと到着です。

 

トンネルを抜け、一度坪尻駅の真横を通り過ぎてから折り返し線へと列車は入っていきます。

 

進行左側に見える折り返し線へと列車は入り、そして進行方向を変えて坪尻駅へと到着します。

 

坪尻駅は勾配のきつい場所で列車を運行させるために使われる手法「スイッチバック」という敷設方法を使っている珍しい駅です。

平均利用者数1人で、駅から車の通れる道まで10~20分以上かかるという完全なる「秘境駅」。

昔は賑わっていたのでしょうが、今では相当な秘境駅マニアが記念に来ること以外ほとんど利用者がいない駅として勇名になっている駅です。

 

ここでは、高知から来る特急「南風」と行き違いを行うため13分ほど停車します。

めったに来れない秘境駅に乗客の皆さんほとんどが駅や周りの雰囲気を楽しむために降りてきています。

 

行き違いを済ませ、今度は進行右側の本線の線路を通り、一路大歩危方面へと進みます。

坪尻駅を発車して暫くの間も山々とトンネルが続く線路を進んで行きます。

 

しばらく走ると、列車は吉野川を渡ります。

ここから大歩危までは、吉野川に沿って進んで行きますので景色も大きく変わってきますね。

 

そして、料理はメインの温製料理が提供されます。

今回は、「オリーブ豚とシャンピニオンのフリカッセ 善通寺産ダイシモチのピラフ」です。

モチモチしたピラフの味とオリーブ豚のフリカッセはとても良い味がしました♪

 

地ビールがなくなったので、今度は果実酒「さぬきのももも」を注文。

香川県産の桃をすりおろして作った果実酒は糖度がめちゃくちゃ高い!ジュースのような感覚で飲んでしまいます。

飲みやすくて気づけば結構酔っぱらってしまいました(苦笑)

Yuji

 

メイン料理を頂いて落ち着いた頃、列車は「阿波池田」駅へと到着です。

ここでは四国まんなか千年ものがたりのはっぴや駅長の帽子をかぶっての記念撮影が出来るコーナーが用意されています。

 

徳島県といえば、「阿波踊り」、ここ阿波池田でも地元のお祭りで阿波踊りが行われているようです。

専用の写真パネルも用意されており、四国まんなか千年ものがたりの記念撮影スポットの一つになっていました。

 

阿波池田駅でも、出発時には駅員・地元の方総出でお見送りです。

阿波池田駅から先は終点大歩危駅まであと30分ほどの列車旅になります。

 

発車後、食後のコーヒーとプチデザートとして西内花月堂の和三盆クッキーとマドレーヌが提供されました。

満濃町にある、香川県で有名なケーキ店「西内花月堂」のスイーツを頂きながら珈琲を頂いてお食事のコースは全て終了です。

頂いたお酒やお土産の料金の支払いにスタッフの方が来られますので、現金で精算します(ICカード・クレジット不可)

 

列車の外を眺めると、大歩危・小歩危で有名な小歩危峡が見えてきます。

最近はラフティングの世界大会が開催される事もある小歩危峡周辺は夏の時期になると川下り船を見る事も出来るらしいです。

吉野川の激流が作り出した渓谷である小歩危峡の景色を眺めつつ終着駅「大歩危」駅はもうすぐです。

 

大歩危駅手前では、数百匹のこいのぼりが空を泳いでいます。

5月の端午の節句に併せて4月~5月にかけて大歩危峡の「レストランまんなか」では、毎年こいのぼりが泳いでいる姿を楽しむことが出来ます。

この時期のみしか見れない風景にみなさん写真を撮られていました。

 

四国まんなか千年ものがたり「そらの郷紀行」で終着大歩危駅に到着しました。

往路「そらの郷紀行」は約2時間30分の所要時間で多度津駅から大歩危駅へと到着です。

香川発の列車という事で、食事も香川県産のものをふんだんに利用しており、香川づくしの旅を満喫できましたね♪

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復路は「しあわせの郷紀行」徳島の食材を詰めた遊山箱を持って香川へと下ります

この日は日帰り旅、帰りは四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」で多度津へと戻ります。

帰りの便もほぼ満席の予約らしく、出発前の大歩危駅はかなりの賑わいになっていました。

 

先ほど乗車してきた四国まんなか千年ものがたりの車両が停車しています。

出発準備などが終わると扉が開きますので、扉が開いたら乗車できます。

 

四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」では、3号車の進行最前列を確保しました。

最前列の部分はカウンタータイプの座席になっており、側面の景色をしっかりと眺められるようになっています。

 

乗車後すぐにスタッフが乗車券・特急券の拝見に来られます。この時に食事券がある方は渡しておきましょう。

「しあわせの郷紀行」のメニューと左上には食事に被せられる専用のほこり除けまで用意されています。

これは往路「そらの郷紀行」と違い、食事中に途中駅に止まる点やコース料理ではなく遊山箱で食事を提供するためであろうと思われます。

 

追加注文のメニューは往路「そらの郷紀行」と同じものが用意されているみたいですね。

ただ、「しあわせの郷紀行」では出発前から飲み物の注文を伺いに来てくださったので、今回は日本酒を注文。

香川・徳島の日本酒8種のうちから3種類を人間国宝監修の香川漆器で頂きます。

 

四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」の大歩危駅は、14:21の発車です。発車の際地元の方が盛大にお見送りをしてくださいました。

 

列車は発車後、大歩危・小歩危の景色を眼下に眺めつつゆっくりと多度津に向けて進んで行きます。

 

最前部の座席を確保したので、こんな前面展望も併せて景色を楽しみます♪

カーブ区間で、外の景色を楽しんでもらうためにゆっくりと走行するとこのようにめっちゃ斜めに傾く列車も撮影する事も出来ますね。

これは、遠心力の影響を軽減させるために外側の線路を高くする「カント」という手法を使っているため。

 

小歩危駅に到着し、ここでは岡山からの特急「南風」との行き違いです。

 

先頭車両がだからこそ撮影できるこの景色ですね♪南風をよく見ると、先頭車と2両目、3両目で少しずつ傾いているのが判りますね♪

気動車での制御振り子装置(車体傾斜装置)は南風に使われている「JR四国2000系気動車」が初めて実用化車両として使い始めたもので、振り子装置の無い車両と比べて+30km/h早く運転する事が出来るようになっています。

 

小歩危駅を発車する直前に「しあわせの郷紀行」の御食事である「おとなの遊山箱」が運ばれてきました。

徳島では昔野山へ遊びに行く際、弁当箱(遊山箱)を持っていく風習があったらしく、四国まんなか千年ものがたり用の遊山箱を制作して食事を詰め込んで提供しているそうです。

 

蓋を開けると、3重の御重が登場します♪

 

まずは一の重「手まりごはん(徳島県産米)~ 田舎寿しコロッケ パリパリ海老サラダ 古代巻寿し 桜色ごはん くぎ煮ごはん 珍味入和え物 金包らっきょう~」

お寿司をコロッケのように揚げているのは結構驚きの感覚です。

 

続いて、二の重「取り肴色々~珍味入牛肉たたき 鰈漬焼き 海老芝煮 桜貝旨煮 厚焼たまご 美人粉揚げ よもぎ麩田楽 野菜煮~」

 

そして最後が、「三の重~季節のデザート 四季の果物 水物と甘味~」です。

 

3段重ねの遊山箱はとても良い味でした♪

 

カウンター席ですと、目の前に小歩危峡の景色を独り占め出来ます。

食事を頂きながら左から右へと景色が流れるのは素敵ですね♪

 

注文していた飲み比べセットもやってきました♪

「楠神」と「穴吹川」、「三芳菊」の3種類の日本酒と「しょいのみ」と「イリコ」のおつまみを選択しました。

日本酒の入っている香川漆器は、漆器と思えないほどの軽さに驚きを感じつつ頂きます。

 

そうこうしていると、阿波川口駅に到着です。

四国まんなか千年ものがたりを歓迎する横断幕が掲げられていました。

 

先ほど紹介したほこり除けの紙を被せて阿波川口駅へと下車しましょう。

説法が書かれており、「人生も運転もスピードは控えめ…」深い言葉です。

 

阿波川口駅では、タヌキの化け伝説が有名でこのようなパネルが用意されていました。

 

地元の方特製のタヌキの化け着ぐるみがお出迎え&記念撮影が停車中の時間を楽しませてくれます。

出発の際も総出でお見送りしてくれました♪

 

阿波川口駅を出発後椀物が提供され、遊山箱にアサリやワカメの入った温かい澄し汁が提供されます。

 

発車後しばらくすると、吉野川を渡ります。吉野川はこの後徳島市方向へと流れていきます。

土讃線も吉野川の川沿いを進んで行きますが、この後香川県に向けて北上します。

 

阿波川口駅から15分位で阿波池田駅へと到着です。

ここでは、四国まんなか千年ものがたりのハッピや駅長帽子を利用した記念撮影が出来ます。

「しあわせの郷紀行」では阿波川口駅が盛上げている分、阿波池田駅では往路「そらの郷紀行」と比べて盛り上がりが少し弱い感じでした。

 

阿波池田駅を発車して佃駅では、徳島線と別れここから土讃線は多度津駅に向けて北上です。

徳島線は吉野川の川沿いをずっと進みますが、土讃線はココから山間をトンネルや橋梁で進みます。

 

四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」では、ミネラルウォーターの代わりに大歩危の妖怪茶が提供されます。

口当たりの良いお茶ですが、見た目が面白いですね♪

 

その後に食後のコーヒーと季節の和菓子が提供されました。ここで「しあわせの郷紀行」の食事は終了です。

少し物足りなく、デザートが欲しくなったので追加で注文もしてみました。

 

デザートは「オッティモ」のジェラートや「もりん」プリン、「西内花月堂」の季節のスイーツなど多才なものが用意されていますが香川県のスイーツが多い印象でした。

甘いもの好きなYujiはどの店も昔から行きつけです♪

Yuji

今回は「オッティモ」の和三盆味のジェラートを注文です♪

「西内花月堂」と「もりん」はよく食べていたので今回はパスしました。

 

秘境駅「坪尻駅」到着の頃にはデザートを頂く時間でしたね。

そのためか、往路「そらの郷紀行」よりも外へ出られる方が少なかったですね。

坪尻駅発車後はすぐに精算対応のスタッフが来られて少し慌ただしい感じの印象です。

 

坪尻駅発車後は徳島県と香川県の県境である猪鼻トンネルを抜けて山間を進んで行きます。

 

四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」は、猪鼻トンネルを抜けた讃岐財田駅にも停車します。

特急南風との行き違いを待つ間に樹齢700年を超える大樹「たぶのき」を見ることが出来ます。

 

讃岐財田駅の周辺の方はパワースポットとして有名な大樹で、四国まんなか千年ものがたりのシンボルマークである大樹はこのタブノキをモチーフにしているようです。

四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」では、阿波川口駅とこの讃岐財田駅に停車するので各地を楽しんでいきたい方は「しあわせの郷紀行」がお勧めですね。

 

讃岐財田駅発車後、食事券購入者には琴平駅で「フェアエルサービス」が受ける事が出来る引換券が提供されます。

こちらを持っていくと食後のデザートを頂けます。

 

讃岐財田駅発車後15分ほどで琴平駅へと到着です。ここで後続の特急「南風」へと進路をゆずりますので、約20分ほど停車します。

ここから乗り換えて帰路へと進む方も多いようで、車内は団体客以外で半分くらいの方が下車されていましたね。

 

琴平駅の専用待合室「ラウンジ大樹」では、フェアエルサービスを受けるために多くの方が下車されていました。

 

今回は日本酒をかけて頂くちょっとしたシャーベットが提供されていました。

 

琴平駅を発車した直後、大粒の雨が降ってきました。

四国まんなか千年ものがたりが到着を寂しがっているのかもしれませんね。

 

終着駅「多度津駅」へと到着です。あっという間の列車旅、復路「しあわせの郷紀行」は少し長めの約3時間の旅でした。

 

実際に乗ってみて感じた事:気になる運行日は?料金と予約方法は?

四国まんなか千年ものがたり「そらの郷紀行」・「しあわせの郷紀行」を利用してみて感じたのは、観光列車としては素晴らしい出来になっていると思いました!

香川・徳島の沿線各地の見どころが余すことなく紹介しており、香川県出身のYujiも魅力の再発見や知らない知識をを知れる事ばかりでした。

食事も往路の「そらの郷紀行」では香川の食材を、「しあわせの郷紀行」では徳島の食材をふんだんに使っている事で地元の味を楽しめる事もGood!

アテンダントのスタッフもまだまだ伸びしろはありますが、おもてなしをしようという気持ちが強く、とても楽しいひとときを過ごせる列車づくりになっています。

 

四国まんなか千年ものがたりは通常の列車同様切符売り場で購入できる列車になっています。

是非四国まんなか千年ものがたりに乗るツアーも様々催行されていますが、旅行代理店任せではなくぜひご自身で切符を購入してみてください。

運行日は毎週金土日と祝日に上下1本ずつ運行されています。

切符は多度津⇔大歩危間の乗車券・グリーン車特急券が必要で片道の乗車券が1280円、グリーン車特急券が2460円の合計3740円です。往復利用で7480円です。

特急券は乗車日の1か月前の午前10時より全国のJRの切符売り場で発売されます。

 

ご紹介した食事を頂くには別途食事券が必要で、往路「そらの郷紀行」は5500円、復路「しあわせの郷紀行」は4500円かかります。

食事券は、乗車券・特急券を持っている方に発売され1か月前から乗車日の4日前までに購入が必須です。

食事券はJR東海を除くJR各社と主な旅行代理店で購入が可能です。静岡名古屋エリアの方は旅行代理店での取扱いか、JR四国のお食事予約センターへ連絡するのが手っ取り早いですね。

 

「四国まんなか千年ものがたり」はかなりの人気列車で、1か月前の発売日でも売り切れがある場合もあります。(旅行会社が押さえている場合もあり)

もし1か月前で購入できなかったとしても旅行会社の持ち分が放流されやすい2週間前や10日前、5日前などに確認してみると購入できる場合もありますので、諦めずに根気よく窓口へと通ってみましょう!

4日前までに切符が手に入った場合は食事券の購入もお忘れなく!

 

四国まんなか千年ものがたりでは、乗車旅客へのサプライズプレゼントとして「花束&メッセージサービス」を頼むことも可能です。

記念日等で「四国まんなか千年ものがたり」のチケットをプレゼントした際、更に喜んでもらえる花束&メッセージサービスを申し込むことが出来ます。

乗車7日前までにJR四国千年ものがたり企画室あてに依頼をすれば、メッセージと共に花束を列車にてプレゼントしてくれるサービスです。

四国まんなか千年ものがたりの旅をプレゼント際には是非こちらも頼んでみてはいかがでしょうか?

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まとめ:

今回は、JR四国がお送りする観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の乗車体験をお送りました。

最近の観光列車ブームで快適な移動を楽しむために旅に出る機会が増えてきて旅好きのYujiには楽しみな所がある反面、予約が取りづらく全然乗車が出来ていません。

やっと「四国まんなか千年ものがたり」に乗車でき、楽しいひとときを楽しめましたので次回はもう一つのJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」も乗ってみたいですね♪

その時はこちらでもご紹介したいと思います。

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Yuji
普段は新幹線を通勤電車のように利用し、休みは飛行機で各地を飛び回る。 旅行記や旅行情報をお伝えするだけでなく、移動の苦を楽にするために様々なお得&便利情報をお伝えしていきます。⇒詳しいプロフィールはこちら
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